瀬央ゆりあさんの主演作品、「龍の宮物語」をスカイステージで観ました。好きな作品なので何度か観ているのですが、それでもスカイステージで流れてくると見入ってしまう…。
冒頭から龍の宮のシーンまで一気に異世界にトリップしてしまうんですよね。
指田先生の幻想的で「湿度」を感じる世界観
指田珠子先生の演出家デビュー作が「龍の宮物語」だったとは…つくづくそのクオリティの高さと独創性に唸りました。
言葉選びの秀逸さ、美しさ、時間と空間を浮遊する感じ、実際に舞台上で水を使っているわけではないのに、どの場面にも「湿度」を感じる…。
それは、瀬央ゆりあさんや有沙瞳さん、キャストの皆さん(なかでも、澄華 あまねさん演じる笹丸が素晴らし過ぎた…!)の圧倒的お芝居力の高さはもちろんなのですが、「演出の妙」だと思うのです。
そんな底知れぬ才能を感じさせる指田先生の、大劇場デビュー作が2024年星組公演!!!
レビュー・シンドローム『VIOLETOPIA(ヴィオレトピア)』
そう、110周年の宝塚の幕開けを飾る公演であり、長期休養を経た礼真琴さんの大劇場復帰一発目の公演です(≧▽≦)
『VIOLETOPIA(ヴィオレトピア)』ってどんなレビュー?
このレビュー作品と同時に上演される『RRR × TAKA”R”AZUKA ~√Bheem~(アールアールアール バイ タカラヅカ ~ルートビーム~)』の話題性が凄すぎて、次回の星組公演=RRRみたいなテンションになってしまいますが、同じくらいにこの『VIOLETOPIA(ヴィオレトピア)』が楽しみ過ぎて!!(*’▽’)
だって、あの龍の宮の妖しく美しく切なく激しく優しい世界観をつくった指田先生が、レビューってどんな感じ?もう全く予測がつきません( ;∀;)
でも、だからこそめちゃくちゃ楽しみで、これまでにないレビューの世界を魅せてくれそうな予感がします…!
龍の宮物語の瀬央ゆりあさん(せおっち)を観ていると、どこか消え入りそうで儚い美しさが印象的だった。作品紹介を観ても、その妖しさや幻想的な雰囲気が満ちていてすごく惹かれた…。
ユートピア、ディストピア・・・。「TOPIA(トピア)」は「場所・郷」を表す言葉。「Violette(スミレ)」が、110年咲き続ける劇場、Takarazuka。そこにはいつも何かに魅了された者たちが集う。喝采、憧憬、熱狂、孤独、そして希望・・・。
時代や国を超え、劇場の光と闇を描く豪奢なレビュー作品。異界「VIOLETOPIA(ヴィオレトピア)」に棲むもの達が、宝塚歌劇110周年の幕開きを盛大に祝います。
宝塚歌劇団オフィシャルホームページ
スミレが110年咲き続ける劇場を「菫の郷」として、異界「VIOLETOPIA(ヴィオレトピア)」を舞台上に創り上げるジャガービートや万華鏡百景色のように、世界観が繋がったストーリー性があるレビューになるのかなぁ?
そこに棲む(生息する)もの(者とは表現しないところを見ると、人ではない何か…)が「盛大に祝う」ということは、やっぱり華やかで宝塚らしい祝祭感はあるのかも(*’▽’)
私の解釈としては、タカラジェンヌ=フェアリーと呼ばれるその「人外感」を、「光と闇」の両方、またその中間で妖しく華やかに魅せていく感じなのかなぁと…。
テーマカラーはやっぱり菫色。やや、青みがかった紫色の美しくも妖しい色合いを舞台上のキーカラーにしていくのかなぁなんて予想しています(*^^*)
とにかく楽しみ過ぎます…!
…ということは、こっちゃんの新境地になるかも?
こっちゃんは、どちらかと言うと少年、青年っぽさや「リアル感」(めぐ会いのルーチェや、赤と黒のジュリアン、1789ロナンなどかな)が得意で持ち味だなと感じます(*^^*)
なので、消え入りそうな儚さ(ディミトリはこっち系かな?)や人ではないお役(ロミジュリの愛やジャガーとか?)は結構新鮮な気がする…!指田先生の世界観にばっちりハマるせおっちが、専科から出演してくれたら、さらに物凄く嬉しいんだけど…(/_;)
「VIOLETOPIA(ヴィオレトピア)」は、その中間くらいの感じなのか、それともどちらにもない新境地を開拓するのか…!
下級生時代から、こんなにも多彩なお役を(男役女役込みで)演じてきたこっちゃんですが、ここにきて新境地になるかも?と思うともう楽しみしかないです…!
指田先生の世界観はとても素敵だなぁと思うので、ぜひぜひことなこの魅力をさらに引き出して新境地を見せていただきたい…!と今から想いをはせています(*^^*)
そして何より、やっぱりこっちゃんばかりに物凄い負担がかかり過ぎないような、トップコンビ、そして星組生それぞれが活躍の場があって皆が輝く作品になれば…と願っています(*’▽’)
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