星組『三井住友VISAカード シアター スペクタクル・ミュージカル 1789 -バスティーユの恋人たちー』。大千秋楽が終わって、何だか気が抜けたというか、さまざまな感情の余韻が残って抜け出せないというか、とても不思議な感情を味わっています。
それくらい凄い作品だったし、生観劇が叶わなかったにもかかわらず20数年のファン歴のなかでもずっと忘れられない凄い公演だった…。
『1789 -バスティーユの恋人たちー』の余韻が凄い…。
こっちゃんに、そして星組の1789に触れるために今できることと言ったら「1789のBlu-rayを観ること」くらいなのに、届いて何となく開封できずに飾ってしまっている私。
大切過ぎる、思い入れのある作品ほど、気軽に「開封の儀」ができないめんどくさいヤツですね…(;_;)
1789の作品ももちろんですが、舞台上だけでなく礼真琴さん、そして星組、宝塚歌劇団そのものの今回の公演にまつわるさまざまなドラマに心揺さぶられた…。だから、これまでの公演を終えた後とはまた違った余韻が凄いんです。
Blu-rayが開封できない理由として、映像を流してしまうともうそこから動けなくなるという状態を分かっているから…。しかも1本物は1幕目が終わったからと言って「続きは、また時間ができてから…」ってのがなかなか難しいんよね(;’∀’)
結局、我慢できずに最後まで観ちゃうんだなぁ(;’∀’)時間がない時にそういうことしてしまうと、日々のあれこれが滞ってしまう…。でも観たい!!ってなるのがわかってる!!
ってことで、やっぱり本当に作品の音楽が好き!!となった場合は「CD」に限る!と思っています(*’▽’)
あれ…?Blu-rayもCDも売り切れ?
やっぱり、すごい…。楽天、Amazonは軒並み1789のBlu-rayもCDも「入荷日未定」「メーカー取り寄せ」「入荷次第発送」「次回予約分」など、Blu-rayもCDも売り切ればかり…!!
もちろん、星組渾身の熱演、作品の完成度や背景のドラマ、そしてやっぱり来年までこっちゃんの大劇場公演がないことも影響しているのかな(/_;)
発売日から約1週間程度でこの人気は凄いですよね(*’▽’)
キャトルレーヴオンラインも、Blu-rayは9月4日入荷だそう…!※9月5日時点で、また売り切れになってる(‘Д’)!!!!!!人気が凄い!!
CDは、まだ現時点ではありそう…!※9月5日時点で、こちらも売り切れになってる(‘Д’)!!!!!!CDまでも売り切れとは、星組1789凄すぎる( ;∀;)
プログラムは、宝塚大劇場、東京宝塚劇場公演ともに売り切れ!!私は宝塚バージョンしか持っていないので、東京バージョンも見てたかった…と残念(;_;)
私的『1789』の名曲①「全てを賭けて」
CDは、やっぱり注文してしまいました…(*’▽’)だって、やっぱり日々のあれこれをしながらも流しておきたいのです!!
どの曲も素敵だしすごく好きなのですが、無条件に「1789が動き出したーーーーー!!!!」ワクワクしてしまうのは有沙瞳さんが歌う「全てを賭けて」かな(*^^*)
1音1音がジュエリーのように煌めいている、みほちゃんの美しく少しコケティッシュな歌声。みほちゃんの高笑い、王宮に集う面々の心情も台詞でちょいちょい入ってて、ぐるんぐるん回るスカートのルーレットさながら、さまざまな人の思惑が入り乱れカオス状態になったあのシーン、何度観ても圧倒される…!
特にサビ部分はカッコイイよね~!この時のアントワネットの無敵感がすごく表現されていて、享楽的快楽的なアントワネットの「今」が凝縮しているようなシーンです。
せおっち(アルトワ伯)が革命から逃れて、自分が助かる&望みを叶えるための道をカチャカチャっと計算して瞬時に歌詞にのせてる感じの「全て賭ける」の歌い方もカッコいい…!(→マニアックですみませんっ( *´艸`))
私的『1789』の名曲②「肌に刻み込まれたもの」
私、1789の名曲の数々のなかでもこの曲が特に好きで…。いや、本当に選びきれないんだけれど、つい口ずさんでしまうのは「肌に刻み込まれたもの」なんです。
1幕の冒頭に、ロナンの父親が銃に倒れその後にロナンが歌うこの曲。
こっちゃんの悲しみと怒りと切なさに満ちた歌声と、「ただ一つ残ったのは、この身体の肌一枚」という印象的な歌詞、そう歌いながら捲った袖から覗く汚れた片腕をグッと出すあの仕草で、一気にどばーーーーっと感情が流れ出して、何度でも何度でも1789の世界に惹きこまれて涙が滲んでくる(;_;)。
この曲は、おそらく舞空瞳さん演じるオランプに向けてラスト近くにも歌われていたと思うけれど、この曲が流れる度に、体の中に何とも言えない感情が渦巻き感動が押し寄せてくる。
こっちゃんロナンへの愛おしさが溢れかえってくる感じになるんですよね。短い曲なんだけれど、その曲調で切なく強く愛に溢れた歌詞が沁みわたる…。
ロナンを始めとする、民衆たちの心の叫びが歌詞に込められていて、サビに一気に盛り上がるあの曲調も切ないながら、めちゃくちゃにカッコよくて…!ものすごく、好きな曲です。
「拷問のシーン」も、やっぱり秀逸
カッコいいと言えば、シーンとしてはツラすぎるし、輝月ゆうまさん(まゆぽん)が鞭を振るったりして過激なんだけど、曲調とシーン自体の完成度がずば抜けてるのは「拷問のシーン」(;_;)
あのアップテンポな曲に、拷問の振りが自然に溶け込み、こっちゃんのやられっぷりもダンスさながら動きがキレキレでカッコいいってどういうこと?( ;∀;)リアルすぎて涙出る、でも曲も振りもカッコいいからシーンとして何度も観たくなります。
台詞のように歌い、歌うように台詞を言う…。
もう、1789、こっちゃん最高!!!!ってなります(;_;)
こっちゃん、何してるかなぁ…。
こうして、こっちゃんの歌声を聴いたりスカイステージで大千秋楽の映像を観たりしていると、こっちゃんがすぐそばにいるような感じがして、不思議やなぁ。やっぱりBlu-rayやCDって有難い(;_;)
こうして作品のなかで会うことができるこっちゃんですが、やっぱり「今こっちゃんは何してるかなぁ」「元気に過ごしてるかなぁ」「ちゃんと、ゆっくりできてるかなぁ」とか、めちゃくちゃ考えます。
何やろうね、これまで以上にそういう感情が湧いてくるんですよね。
それは、こっちゃんが今宝塚歌劇団の生徒として、星組のトップスターとしてという立場のなかで、ギリギリの線で決してテンプレートではない「パーソナリティ」を見せてくれたからだと思います。
とても遠い遠い人なのに、とても近い近い人のように感じられた、あの大千秋楽のこっちゃんの「真実の言葉」を伝えてくれたから…。そんな取り繕うことのない真っ直ぐな瞳と言葉に感動したんです。
きっと前日の夜は何を話そうかと反芻しながら、心が落ち着かなかったでしょう。
それでも、あれほどの千秋楽の舞台を見せてくれた。
挨拶の時の冒頭の話し方は、これまでのこっちゃんの挨拶のどれとも違っていて、緊張感が漂いつつも「礼真琴」そのもので、変な表現かもしれないんだけれどエンターテイナーのフィルターが入った礼真琴ではなくて、「一社会人としての、礼真琴」という感じで、その声、話し方、佇まい全てに「全てを受け止める覚悟」を感じて物凄く感情に迫ってきて涙腺が崩壊した…。
まさに、こっちゃんが演じたディミトリの「勇気とは何か」、そしてロナンが掲げた「自由とは」の言葉に通づる礼真琴さんの姿であり言葉でした。
休養に入る前にこの時に可能な限りの全ての事柄に触れて、できる限り宝塚を、星組を、そしてこっちゃんを愛する人たちの不安や心配を取り除こうと尽力してくれたことに、今思い出しても「礼真琴」という人の真っ直ぐさと愛を感じるんですよね。
こっちゃんがまた、舞台に立ってくれるその日まで、Blu-rayやCD、過去の作品やスカイステージの番組などを観ながら宝塚愛、ことなこ愛、こっちゃんへの想いを満たしながら、星組の次回作へも想いをはせたいと思います(*^-^*)
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