「1789」のイメージが変わる?:礼×舞空×瀬央×輝月ほか主要キャスト歌劇「星組」座談会

歌劇6月号の星組公演『1789 -バスティーユの恋人たち-』座談会を読みました。この座談会読んでよかったー!!ライブ配信を観る前に読んでおいてよかったな~と思う、充実の内容でした(*’▽’)

目次

本当に「ことなこ」中心の作品

月組(映像)や東宝版(観劇)を観てきて、私の中で何となく「ザ・主役」が定めきれない印象があった「1789」。

それぞれ素晴らしい舞台ではありましたが、「主軸はどこにあるのか」見る人によって変わるのかな、という印象を持っていたんです。月組はトップスターとトップ娘役が組まないスタイルだったこともあったのでしょう。

でも、今回の星組バージョンは確かに「ロナンとオランプの物語」という印象を座談会の内容からひしひし感じました!

まさに「ことなこ中心の作品」トップコンビを主軸にしたストーリーになっていそう(*’▽’)

宝塚の作品なのだから、トップコンビ中心は当たり前!というのはありますが、これだけ「ことなこ」が離れた状態が続いていて(続くことがわかっていて)、この方向性は本当に嬉し過ぎる(;_;)ことなこファンとしては、やっぱり2人が愛し合う作品が観たいんだよぅ(/_;)

それが叶いそうで、本当に嬉しいです(*’▽’)

小池先生が「解釈」を褒めたのは…

小池先生は、この座談会のなかでふたりの役への「解釈」を褒めています。

そのひとりが、やはりこっちゃん。

1789へのロナンへの並々ならぬ想いがあるからこそ、その解釈もとても明確で的確!そしてそれを小池先生も絶賛!ロミジュリといい、1789といい、小池先生がつくりたいと思う作品の方向性を多くを語らずともキャッチし、体現できるのがこっちゃんなのかもしれません。

もう一人が、輝月ゆうまさん。

やっぱり芝居の人なんやなぁと感じました、読んでいて。専科・輝月さんはロナンの前に立ちはだかる貴族「ペイロール」を演じます。初日映像をちらりと観ただけでも、体格のよさに加えて存在感が大きく圧倒的。役の解釈も深く、専科として星組へ貢献したいという真摯な姿勢がうかがえました。

小池先生もその解釈を認めつつ、更によくなるようアドバイスされています。こっちゃんとも14年ぶりの共演なのだとか!どんな感じなんやろう?14年も離れていて、一緒に舞台に立つ感覚って(*^^*)お互いに「大きくなったなぁ…!」って刺激になるんやろうか(^^♪

座談会を読んでいて、より楽しみになった役は…?

そして、小池先生がより期待を寄せているのでは?と感じたのが瀬央ゆりあさん。

せおっちの解釈もとても丁寧で、実に深く「アルトワ伯」を考察しているなと感じました。せおっちの温かさや面白さ、人柄の素敵さを知っているからこそ、悪役をした時のギャップがまたすごい!モンテクリスト伯の時とか「せおっち、めちゃくちゃ悪いな~」って思ったもん( *´艸`)そんな、舞台上に登場するだけでガッと空気感を変えられるまでに成長したせおっちに、きっと小池先生も期待してるんじゃないかな。

天華えまさん演じる「ダントン」も座談会を読んでいて楽しみになったひとり。

先生の求める役の深め方がとてもリアリティがあって、「あぁ、そういう役作りってあるのかぁ…!」と唸ってしまいました。天華さんは、スカイステージの特集番組でもすごく真摯に舞台に向き合っていて、謙虚でその姿がとても素敵…!先日の『Stella Voice』の模様をタカラヅカニュースを観た時、あまりの輝きに短い映像だけで感動したもん(/_;)そんな天華さんが、ある意味人間臭いダントンをどう演じるか、とても楽しみです!

真風さんのサヨナラ特集ですが、しっかりと1789の座談会も掲載されていて嬉しい(*’▽’)

小池先生の人柄を感じた座談会

1789の座談会を読んでいて思ったのは、小池先生が本当に生徒ひとりひとりをしっかりと見ていらっしゃるんだなということ。ずっと一緒にいるわけではないのでしょうけれど、役だけではなく生徒ひとりひとりの「今」の状況を把握しながら、今に必要なアドバイスをきちんとされている。極美さんへのアドバイスとかそんな感じしたな 、やっぱり巨匠ですね。

そして、巨匠なのに全然上から目線ではなく、「一緒に創っている」「役者を信じている」のが感じられるんです。それぞれの生徒の考えを尊重しながら、もっとよくなるよう「こうしてみてもいいかもしれないね」とさりげなくアドバイスする。

よく小池先生のモノマネをする生徒さんがいらっしゃって、とても面白いのですが( *´艸`)そういう一面もありつつ、ストイックな一面もありつつなのかもしれませんが、やはり「高みに導く巨匠」小池先生の温かさや聡明なお人柄が感じられました。

そして、星組バージョンにブラッシュアップされて、これまでの1789のイメージがまたさらに大きく塗り替えられ「作品のイメージが変わるかもしれない…!」と感じました!

星組再開まであと少し。

再開の幕が開く瞬間を静かに、そして心から楽しみに待ちたいと思います。

・宝塚大劇場公演 初日ダイジェスト(役替わり公演/オランプ:海乃美月)・東京宝塚劇場新人公演ダイジェスト(ロナン:暁千星 / マリー・アントワネット:美園さくら / デムーラン:夢奈瑠音 / アルトワ伯:朝美絢 / ロベスピエール:蓮つかさ)・東京宝塚劇場公演稽古場ダイジェスト・ NOW ON STAGE・ 突撃レポートがはいっているのだそう!ダイジェストで復習してから星組バージョンを観るのも楽しいかもしれない(*’▽’)

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宝塚ファン歴20数年、福岡在住、このブログを運営しているnaomiです。

このブログは、アメブロで2011年に開設した「TAKARA座」を前身として、大好きな宝塚のこと、これまで観劇した作品について語っています。

筆者の詳しい自己紹介はこちら→https://takaraza.com/profile

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