究極の男役「真風涼帆」涙の千秋楽!!万感の思いを込めて

やりきった!!

その言葉が最もふさわしいかもしれない、そう感じた真風涼帆さんのラストデイ、宙組千秋楽でした!

ライブ配信でその姿を見届けた私も、何度も涙が流れたし予想していた以上に作品の内容もよかった!公演の全てが終了した後は集中して観た心地よい疲れとともに清々しさでいっぱいでした!!

今日、「真風涼帆」と検索し宝塚の公式ホームページにアクセスしてみたのですが、当たり前だけれどこうだった。

宝塚オフィシャルウェブサイトより

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男役真風涼帆の17年の幕が、本当に閉じたことを実感したのでした。

目次

「今」の真風さんにぴったりの「ジェームズ・ボンド」

宙組公演アクション・ロマネスク『カジノ・ロワイヤル ~我が名はボンド~』さすが、小池修一郎先生!しっかりとエンターテイメント性を持たせながらも、真風さんや潤花さんをはじめ、退団者に愛のある役を用意されていて、その台詞や歌の歌詞にぐっときっぱなしでした(/_;)楽曲もおしゃれで、スマートで、どこかノスタルジックで温かみがあって、素敵だったな(*^^*)

宝塚歌劇公式ホームページ
宙組公演 『カジノ・ロワイヤル ~我が名はボンド~』 | 宝塚歌劇公式ホームページ 宙組公演 『カジノ・ロワイヤル ~我が名はボンド~』の情報をご紹介します。

スーツの着こなし、メイク、言葉の発し方、声色、仕草、すべてにこれまで培ってきた真風さんの大人の魅力がぎっしりと詰まっていたし、どんな困難にも冷静沈着に対応するジェームズ・ボンドの姿が真風さん自身に重なっていましたね。

キレがありながらも優雅なダンス、重低音を響かせるようになった歌、無駄なくスキのないカッコイイ、色気ある立ち居振る舞い!これを「究極の男役芸」と言わずしてなんと言おうか!長く宝塚を観てきてさまざまなスターさんの魅力を感じてきましたが、「まごうことなき男役の模範」と思わせるだけの完璧な男役の舞台姿だった!

また改めて触れますが、真風さんの感想のほかにも幸せに満ち溢れていた潤花さんのこと、宙組生の層の厚さ、そのなかでもやっぱり目を惹いた天彩峰里さんの舞台姿!いろいろ書きたいことがあります!(≧▽≦)それはまた、他の機会に!

真風涼帆の歴史とともにすっしーさんの歴史も詰まったサヨナラショー

11曲もの歌を歌い繋いだサヨナラショー。大劇場お披露目公演めちゃくちゃにカッコ良かったカイル王子「天(そら)は赤い河のほとり」からスタートし、「NEVER SAY GOODBYE」から「ONE HEART」で締めくくられました。

「ONE HEART」こんな素敵なプロジェクトもありましたよね( ;∀;)

宙組の楽曲で構成されていたので、それはイコール組長寿つかささん(すっしーさん)の歴史でもありました。すっしーさんが退団者男役さんと一緒に「シトラスの風」をセンターで歌い上げた時、涙が止まりませんでした。宙組発足時から、長きにわたり宝塚を、そして宙組を引っ張り続けてきたすっしーさん。

真風さんもおっしゃっていましたが、こんなに責任のある立場を長く続けていながら、そしてこれほどカッコ良くて素晴らしい男役さんながら「誰よりも謙虚」なすっしーさん。いつも控えめで下級生に対してもとても気を遣われていて、皆に慕われ愛されているのがひしひし伝わってきます。

そのすっしーさんが、シトラスの風を3名のメインで歌っているお姿に、この時ばかりは「主役、寿つかさ」で(;_;)

あの場面にもう涙涙でした(/_;)感動しすぎた!

万感の思いに涙!素晴らしい千秋楽挨拶、そしてカーテンコール

真風さんをはじめ、退団者のみなさんの挨拶は、それぞれに万感の思いがこめられていて感動的なものでした。真風さんの挨拶の言葉には、これまでのさまざまなな経験への思い、そしてそれを消化、昇華した先の想いが感じられて素晴らしかったです。

シンプルな黒燕尾姿でラストデイを飾った真風さん。このシンプルな黒燕尾が誰よりもゴージャスで美しく見えたのは彼女自身が放つ光の強さがMAXだったからでしょう。

飾らずとも、間違いなく発光してた。弟キャラで可愛らしかったゆりかちゃんは、誰もがたどり着けない稀有なトップスターのオーラを確かにまとっていました。

そして、黒燕尾で挨拶を終えた瞬間、顔を上げた表情を見た時…

「どさああああああああああ!!!!!!」と音が聞こえてこんばかりに、彼女の双肩にかかっていた重責の荷が降りていったのを確かに感じました。

カーテンコールでは、次期トップスターの芹香斗亜さんを呼んで、きちんと「バトンタッチ式」です。何度みても、この光景はとてもいいよね。決まっているわけではないのだけれど、これがあることで宝塚ファンとしてはとても心が温かく、ほっとします。普段は楽しいことが大好き!でもクールな面も持ち合わせている芹香さんも、この時ばかりは「素」のせりかちんになってたね(*^^*)

真風さんの言葉に、せりかちん号泣(/_;)真風さんも話しながら号泣(/_;)

私は、このお二人を見ると、いつも真風さんが星組時代に初めて主演した「ランスロット」を思い出します。あの時に、あんなふうに役で対峙した真風さんと芹香さんが、長い時を経てこうしてバトンタッチしていることに改めて泣けてきました(/_;)

弱ってるときほど、強がる

そんなせりかちんの性格をあんなにさらりとあの場で語ってしまう…やっぱり、真風さんよ(/_;)

何だか、あの広い大劇場が急に「ゆりかさんの部屋」みたいなアットホームな雰囲気になってさ。もうたまらんかったよね( ;∀;)あのバトンタッチ式で新たな宙組をあったかく応援しよう!と思った方がたくさんいたんじゃないかな。ああいう姿を観るたび、ゆりかさんは「先生」が向いとるな~と思う(*^-^*)

これからの「真風涼帆」さんは…

これからの真風さんは、どうするのでしょう。

私は、昨日の舞台を配信で観ていて、「しばらくゆっくりされるのかな」と感じました。カジノロワイヤルのなかのボンドの台詞にもあったしね。それを本人だけでなく、周りも望んでいるのかもしれない。ずっと極限の状態で走り続けてきた真風さんにゆっくり休んでほしいって…。歌劇のサヨナラ特集でも、そう書いていた方がいらっしゃったと思います。

こちらも読みたいなぁ(*^-^*)

真風さんの故郷である熊本は、九州でも有数の自然豊かな地。真風さんが大好きな温泉もたくさんあり、食べ物もおいしく本当にいいところです。熊本は福岡からも比較的近く、何度もドライブなどで足を運んでいますが、やっぱり広大な阿蘇の自然に触れるととっても気持ちよくって非日常を感じます。

そんな素晴らしいふるさともあるのだし、真風さんが心から「次へ進もう!」と思えるまで心も身体も癒されてほしいなぁ…なんて(*^^*)そう思っていたら、会見でこんなことを話されていたよう。

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うんうん!それがいいよね(*^-^*)真風さんのこれからは、まだまだ可能性に満ちていると思うもん。私も真風涼帆さんの、いやゆりかさんのこれからに心からエールを送ります!!

究極の男役、真風涼帆さん、これまで宝塚歌劇団で輝きつづけてくれて、宝塚をよりよくしていこうと尽力してくれて本当に有難う!

星組時代からたくさんのときめきと温かさ(そして笑い( *´艸`))愛と夢を本当に有難う!!

本当に本当にお疲れさまでした!!

これからの、ゆりかさんにも幸せがたくさん訪れますように!!!(*’▽’)

おまけ(*^-^*)楽天TVの粋な演出に、配信の最後の最後まで感動をもらいました(*’▽’)

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宝塚ファン歴20数年、福岡在住、このブログを運営しているnaomiです。

このブログは、アメブロで2011年に開設した「TAKARA座」を前身として、大好きな宝塚のこと、これまで観劇した作品について語っています。

筆者の詳しい自己紹介はこちら→https://takaraza.com/profile

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