トップスターと「二番手」の関係

先日、『Thunderbolt Fantasy(サンダーボルト ファンタジー)東離劍遊紀(とうりけんゆうき)』『Killer Rouge/星秀☆煌紅』(アメイジングスター☆キラールージュ)の特別番組を観ました。

私はスカイステージで観ましたが、リアルタイムで観られる動画配信ならたぶん、この番組(*’▽’)

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当時の星組トップスター紅ゆずるさんと綺咲愛里さん、そして二番手には礼真琴さん!!こっちゃんです。私、この頃は、正直こっちゃんの本当の魅力に気づけていませんでした。

目次

柚希礼音さんの二番手時代

今この特番を観ても、「カッコイイ!!(≧▽≦)」というよりは「可愛い(*^^*)」と思ってしまう。もちろん、実力はこの頃からもう十分に備えているし、ユーモアのセンスも紅さんとはまた違うベクトルで抜群!でも、まだまだ可愛い下級生が抜けていないこっちゃんなのでした。

でもね、この特番で気づいたことがあるんです。それは、「こっちゃんの二番手としての伸び伸びとした姿」。それが、なぜだか今とてもグッとくるんです。

二番手と言えば、私は柚希礼音さんが安蘭けいさん時代の星組で二番手に抜擢された時、「当時は、その役割をしっかりと果たせていなかった」というようなことを、自戒の念をこめて話されていたのを思い出します。

並みいる星組の上級生スターたちを、実質的には追い抜かしたかたちで、一気に二番手に駆け上がった柚希さん。ブログを長く読んでくださっている方にはお馴染みかと思いますが、私は、ロミジュリ(初演)から熱烈な柚希さんファンになったので、当時のスカイステージの番組はもちろん、退団後もトーク番組や著書なども読ませてもらっていました。

それらを観たり読んだりしても、あの頃の柚希さんはまだ「レジェンド」と呼ばれるトップスターになるとは思えないほど、立場と「理想とする男役の姿」との隔たりにもがいておられたように感じます。

二番手時代の印象的な作品と言えば、ご本人もとても苦しんだと言われているスカーレットピンパーネルの「ショー・ブラン」本当に素晴らしかった。

でも、やはりこの時代の柚希さんはもがき苦しみながら前へ前へ進んでいたように思います。あれほどに広い心を持ちお人柄もよくて慕われ、実力十分の安蘭けいさんのもとでも…です。きっと伸び伸びとやれるよう安蘭さんもアドバイスされていたことでしょう。それでも当時はまだ若く未熟だと感じるご自分に、そしてさまざまなプレッシャーに押しつぶされそうだったのかもしれません。

なにせ、本当にストイックな方ですから…。それくらい、「二番手」ってとても重責なのでしょう。

でも、だからこそトップスターになってからの柚希さんは、就任当初からは別人かと思えるほど成長を遂げられ、宝塚の長い歴史のなかでも燦然と輝く実績、そして「記憶に残る舞台」を残してくれました。

二番手時代に学んだことをきっと全て生かして、トップ時代を過ごされていたんじゃないかな。そしてそんな柚希さんに憧れて、芸名を付ける後輩タカラジェンヌがたくさん現れるほどに今でも多大な影響を与えています。

私もその輝きに、どれほどのときめきと夢と元気、勇気をもらったことでしょう。

二番手時代のこっちゃんの伸び伸びとした姿よ(*^^*)

で、本題に戻ると「トップスターと二番手の関係」です。

台湾公演で紅さんとともに過ごすこっちゃんを観ていると、驚くほど伸び伸びとしていて、気負いがなくてとても生き生きしていたんです。今更ながら、そのことに驚き嬉しくなってしまって(*^^*)

最近では、美弥ちゃんにはじまり、愛月さん、鳳月さんなど「真ん中に立ってよいほどの輝きを放つ上級生二番手」がめずらしくなくなりました。それも新たなカタチとして、今では素敵だと思えます。

でも、この頃の星組ってすごくトライアングルが分かりやすくて、組のピラミッドもオーソドックスで、だからこそ何だかこちらも安心して観ていられるんです。

当時のトップスター紅ゆずるさんは、独自の路線で人気を博した稀有な方。持ち前の自己プロデュース力は素晴らしく、まさに楽しませる天才!そして極限まで努力を惜しまない姿勢…ご自分でもおっしゃっていたように、足りないところがたくさんあるからこそ、かっこつけずに下級生にもどんどん頼る!組の皆がしあわせであるように…そんな姿が多くの人に愛された所以かもしれません。

その一方で、首席入団で超実力者、早いうちからスター路線をまっしぐらで、誰もがそれを認めるスターが礼真琴さん。そんなこっちゃんも、どこまでもストイックで自分への評価は常にフラット。いつか下級生時代のこっちゃんが涼紫央さんのディナーショーに抜擢された時、とにかくできなくて泣いている姿を見た涼さんが、「こんなに何でもできる人なのに、そんなところもあるんやな」(→ニュアンス)と優しくおっしゃっていたのを思い出します。

紅さんにないものをこっちゃんが持っていた、こっちゃんにないものを紅さんは持っていた。

だからこそ、尊敬し合える素敵な関係だったのかもしれません。台湾の特番の映像から感じたのは、紅さんのおっきさでこっちゃんを包み、こっちゃんも紅さんを尊敬しながらものびのびと二番手時代を謳歌しているなということ。すごく観ていて心地よくて楽しくて、ハッピーな気持ちになりました。だって、こっちゃん紅さんの懐に心から嬉しそうに飛び込んでる感じだったんだもん( *´艸`)オフでも舞台でも、本当に楽しそうだった!

トップスターと二番手って、本当にその時代や組、そしてその人その人それぞれの性格や組の状況、その人の成長具合などによって千差万別なんですよね。

でも、ひとつだけ言えるのは、やっぱり二番手がトップスターに引けをとらないほど輝いていると、トップスターはもっともっと輝く!さらに言うと、組全体のパワーが抜群にアップするってこと。そして、やっぱり魅力が被っていないというのが共通しているのかなと思います。

これからも、各組で「トップスターと二番手」の相性がとってもいい、そんな素敵な関係が観られたらいいな~と切に思います。

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宝塚ファン歴20数年、福岡在住、このブログを運営しているnaomiです。

このブログは、アメブロで2011年に開設した「TAKARA座」を前身として、大好きな宝塚のこと、これまで観劇した作品について語っています。

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