ちょ、ちょっと、びっくりしました…(゚д゚)!
阪急電鉄が今日発表したのは、2029年度、JR東京駅前に“新たな劇場”を開業するというもの。
その規模、なんと約1300席。
運営を担うのは、梅田芸術劇場。宝塚歌劇にもつながるグループ会社ですね。
記事には、こう書かれていました。
東京宝塚劇場に次ぐ拠点として、宝塚歌劇団などの公演を充実させる。
東京駅前に「宝塚も上演可能な劇場」ができる
劇場が新設される場所は、現在再開発が進められている「八重洲2丁目中地区」内。
地上43階建ての複合ビルの3〜6階部分に、2層式の約1300席の劇場が設けられるとのことです。
この規模、東京宝塚劇場(2079席)よりは少しコンパクトですが、 梅田芸術劇場(約1900席)よりも一回り小さいくらいのサイズ感。
ちなみに、宝塚に縁の深い劇場の規模感はこんな感じですよね。
劇場名 | 席数(目安) |
---|---|
宝塚大劇場 | 約2,500席 |
東京宝塚劇場 | 約2,100席 |
梅田芸術劇場メインホール | 約1,900席 |
新設予定劇場(東京駅前) | 約1,300席 |
梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ | 約900席 |
日本青年館ホール | 約1,200席 |
文京シビックホール | 約1,800席 |
宝塚バウホール | 約500席 |
宝塚歌劇のみの専用劇場ではありませんが、公式に“宝塚歌劇団の拠点”と発表されたということは……
ファンとしては、期待せずにはいられません!!
これは、とてもいいニュースなのでは…?
まず何より、「劇場が増える」ことは純粋に嬉しいです。
今は、東京宝塚劇場が常にフル稼働状態。
もう少し“余白”があれば、トップスターのプレお披露目公演や、若手中心の作品も東京でじっくり上演できるのでは…と思っていました。
一方で、やっぱり気になるのは“稼働率”ですよね。
タカラジェンヌの皆さんが「大劇場→東宝→新人公演→バウ→別箱→全ツ」などの過密スケジュールを抱えているなか、 拠点が増えることで「出演機会が増える=負担も増える」可能性は否めません。
だからこそ、“負担を増やす”のではなく、“活躍の場を増やす”方向に…。
無理なく、でもチャンスを広げていける場として運用されるなら、とても素敵だなと思います。
もうひとつの可能性
もうひとつ、可能性として浮かんだのは、「6組目の創設」ではないものの…OG公演の本格始動です。
かつてのトップスターやトップ娘役たちが、組を越えて、世代を越えて共演する“夢の舞台”。
そんな特別な公演も、宝塚歌劇団が自社で持つ新たな劇場であれば、より自由に、継続的に可能になるのかも…。
宝塚歌劇の人気を未来へとつなぐために、現役生だけでなくOGの存在も欠かせない時代。
そして何より、OGの皆さんにとっても、こうした舞台はセカンドキャリアの選択肢として魅力的なはずですね。
そんな未来も、きっとすぐそこまで来ている気がしています。
いつか、大好きな礼真琴さんや舞空瞳さんも、この舞台に立たれるのかも…と想像するだけで泣ける(;_;)

宝塚が、もっと外へ。もっと自由に。
発表を見た瞬間、「これって、宝塚の可能性をもっと外へ広げる第一歩かも」と思いました。
東京駅前という日本屈指の交通の要所に、宝塚を含むエンタメの“新しい扉”が開かれる。
これは、関東の方だけでなく、遠征して観劇する方たちにも嬉しいですよね。(私もそのひとり)
未来の観客層への、新たなアプローチにもなりそうです。
劇場が増えるということは、単に場所が増えるのではなく、「選択肢」が広がるということ。
そう思うと、2029年がすごく楽しみになってきました…!
もちろん、まだ詳細はこれから…。
でも、こうして“新しい風”が吹く未来があることは、やっぱり嬉しいです。
2029年の115周年に向けて、宝塚歌劇が良い方向に変わっていきますように…と願っています。
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