瀬央ゆりあさんが、劇団に、舞台に愛される理由|雪組で羽ばたく現在地

星組から専科異動を経て、瀬央ゆりあさんは雪組に配属され、2番手という“大きな羽根”を背負う立場として新たなスタートを切りましたね。

約2年前、私はせおっちへの心からのエールを込めて、この記事を書きました。

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これまで私が書いてきた数多くのブログ記事の中で、実はこの記事が「第2位」の総アクセス数となっているんです。

これは、せおっちのファンの方のみならず、宝塚ファンの方々の「瀬央ゆりあ」さんへの関心の高さを物語っていると感じています。

目次

雪組で羽根を背負う今、瀬央ゆりあさんが歩むこれから

専科異動から改めて組配属になると発表されたとき、多くの宝塚ファンの方々がそのニュースに驚き、喜び、さまざまな思いを抱かれたことと思います。


昨日今日と、せおっちがタカラヅカニュースのトークコーナーにゲスト出演されていましたね。

この中で私が一番心に残っているのは、「せおっちの組替えが発表された瞬間、雪組生から歓声が上がった」というエピソード

それを聞いたとき、ふっと胸が温かくなると同時に、ほんの少しの「ジェラシー」。

だって、せおっちは礼真琴さんの名言「もはや自分」であり、「星組の大切なせおっち」だったから(*’▽’)

最近では、タカラヅカニュースのトークコーナーや「雪組NOW ON STAGE」でも、せおっちの明るさや親しみやすさが存分に発揮されていて、同期の朝美絢さんや組子との自然な掛け合いに「ほんとに、空気を柔らかくしてくれるなぁ…」と画面越しに何度も和んでいました。

やっぱりせおっちは、どこにいても愛される人なんだなぁと嬉しくなりました…(*^-^*)

雪組で担う、いまの「せおっちの場所」

今のせおっちは、舞台の上でも、の背中にある羽根の大きさからも、まさに「作品を支える中心人物」として、明確な存在感を放っています。

雪組という、芝居巧者が揃い繊細な作品づくりを得意とする組においても、星組仕込みの“陽”のエネルギーと、抜群のバランス感覚がいい意味で異彩を放っていますよね。
そんなせおっちの存在感は、雪組に新しい空気をもたらしたのではないでしょうか。

芝居、歌、ダンス、立ち姿――
どれもすでに安定感がありつつ、今なお“進化の途中”という言葉がぴったり。
まだまだ、せおっちはこれからが本当の“役者としての面白さの本番”なのではと感じています。

そんなせおっちの進化が観ていて楽しいし、未来に希望を抱かせてくれます。

せおっちがこれから辿る、「未来を考察」

雪組の正2番手になった、せおっち。

せおっちには、ご自身の未来はきっと見えているのだろうと感じます。

でもこれからのせおっちには、いくつもの可能性が広がっているようにも感じられるのです(*’▽’)

1.舞台上の重責を背負いつつ、さらなる進化を遂げる

これからは、2番手としてだけでなく、「舞台の中核を担う」ポジションで作品の要となる役割を託される存在であり続けることでしょう。

雪組生や専科生との、せおっちならではの関係性や、持ち前の役柄の幅広さは、頼もしさにあふれています。
「瀬央さんがいることで、作品が格段に締まる」そう思わせてくれるような、劇団にとって欠かせない存在

今後、別箱公演などで物語の軸を担うような機会が増えていくことも、自然な流れですね。

2.組の枠を越えた存在感

せおっちの強みのひとつに、「どこへ行っても、その組に自然となじむ」柔らかさがあります。
それでいて、必ず“せおっちらしい色”を舞台ににじませる。そこが、本当にせおっちが稀有だなぁと思うところです。

だからきっと、これから先も

  • 東上公演・全国ツアーなどでの主演級の配役
  • 演出家サイドからの「この役は瀬央さんで」と名指しされるような配役

といったチャンスに、数多く恵まれるのではないかと思うのです(*^^*)

そして、せおっちのように柔らかくも芯のある人が中心にいることで、作品全体の空気が優しく、強く、しなやかになっていく。

どの作品にも「品格が滲む」そんなふうに感じています。

3.舞台外でも輝く、「劇団の顔」となるような存在に

舞台人としての華やかさだけでなく、せおっちは“話す人”としても本当に魅力的ですよね…!

  • スカイステージでの番組司会
  • トークイベント
  • 外部とのコラボレーションや取材対応
  • 民放やWeb番組へのゲスト出演

…どこに登場しても、場を和ませ、魅力を伝える言葉が自然に出てくると思うんです。

“またこの人に話してほしい”“この人と話したい”そんなふうに思わせる包容力は、まさに唯一無二。

さらに忘れてはならないのが、2023年の外部公演『HiGH&LOW THE 戦国』での経験です。

宝塚の枠を超えた世界で、豪華な俳優陣とともに一つの舞台をつくり上げたせおっち。
新しいジャンル、新しい環境のなかでも、彼女らしさを失わず、むしろ“そこに瀬央ゆりあがいる意味”をしっかり刻み込んでいました。

舞台挨拶や取材で語られた堂々とした言葉からも、タカラジェンヌとしての誇りと責任感が感じられて…
「ああ、せおっちは本当に“タカラジェンヌであり舞台人”なんだなぁ」と改めて実感させられた瞬間でした。

ようやく宝塚歌劇の舞台に戻ってきてくれたせおっち。

タカニュで語られたのせおっちの言葉から、外部出演を経て、「同じ音楽学校を出て、一緒に舞台に立ってきた仲間」との絆を改めて感じておられるのが伝わってきたのも印象的でした。

「タカラジェンヌ」としての存在感を放ちつつも、外部とのコラボレーションにこれほど向いた方は他にいない、とすら感じます。
これからは、バランスよく内外で活躍してくださるのではないでしょうか。

だからこそ、「今」を目に焼きつけていたい

せおっちがこれから、どう進んでいくのか。
それは誰にもわからないことだけれど、ただひとつだけ確かなのは…

その歩みはきっと、私たちをワクワクさせてくれそうだということ…!!

星組で育ち、専科を経て、雪組でまた大きく花開いている今。
そのひとつひとつが、すべてつながって、今のせおっちを形作っているんですよね。

せおっちの歩みには、「これから何かが始まりそう」という“予感”が、いつも宿っている気がします。
それが、観る人を惹きつけてやまない理由なのかもしれません。

これからの舞台で、どんな役と出会い、どんなせおっちを見せてくれるのか。
その可能性に胸を膨らませながら、“今、この瞬間のせおっち”の輝きを、見届けていきたいです。
雪組で始まったせおっちの新たな1ページ、これからの舞台が、ますます美しく光り輝きますように…!

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宝塚ファン歴20数年、福岡在住、このブログを運営しているnaomiです。

このブログは、アメブロで2011年に開設した「TAKARA座」を前身として、大好きな宝塚のこと、これまで観劇した作品について語っています。

筆者の詳しい自己紹介はこちら→https://takaraza.com/profile

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