宝塚友の会「リニューアル」に改めて思うこと

昨年9月発表されたように。宝塚友の会が2025年4月に、リニューアルしますね。

9月時点での案内だけではわからなかった部分を、もう少し詳細に知りたいと思っていたところ、追って案内がありました。

特に注目したいのが、「先行販売方法」についての変更です。

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先行販売方式|1人でも多くの会員がチケットを手にできるように

熟読が必要かと思うのですが、前回のリニューアルの内容含め、ざっと読んだ中で注目したのは下記の部分でした。

  • 第1抽選では、SS席のみ販売|1公演につき、1枚まで(最大4公演まで申し込み可能)
  • 第2抽選では、S・A・B席を販売|1公演につき、同一席種で2枚まで(最大4公演申し込み可能)
  • 先着順方式廃止→第3抽選方式では、第2抽選方式で予定枚数に達しなかった席種を販売|1公演につき同一席種2枚まで(最大6公演申し込み可能)

いいなと思ったのは、「第2抽選方式」以降は、1公演期間のなかで「未当選者(まだその公演で当選していない方)を優先する」と明記されていたこと…(;_;)

同劇場、同演目で1人でも多くの会員が観劇できる機会を確保すると、太文字赤文字で…!!

この方式はとても有難いと感じました。(友の会で全然チケットが取れない、と多くの方が言われていましたね。私もそのひとり)

とはいえ、もともとの友の会のチケット確保枠が小さければ、リニューアルの意味を為さず「結局、変わらないね…」ということにもなりかねません。

この方式が活かされるために、友の会がチケットをどれだけ確保できるのかが重要ですね…。

バウや別箱公演なども、抽選方式で先行発売はあるそうです。また、電話申し込みはやはり終了、WEB申し込みに一本化されることは変更なしでした。WEBが苦手な方は、注意が必要ですね。

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公式リセールに伴う変更点

チケット販売方式の変更に伴って、入場は「入場認証のみ」となるそうです。

…ということは、あの紫の「会員証カード」がこれまで以上に重要に。忘れてしまうと、入場できないので(自動発券機は使えなくなる)カード忘れは厳禁ですね。

公式リセールの対象公演は、花組の宝塚大劇場公演から。

大好きな礼真琴さんの退団公演となる次作は、東京宝塚劇場公演から公式リセールの対象になります。やむを得ず行けなくなった場合、空席にしなくて済むのはよかった…。

宝塚友の会の特典も追加

会員特典も追加されていました(*‘∀‘)

  • 動画配信サービス「タカスク」で、会員限定のトークイベントを無料配信
  • アプリ「宝塚pocket」で、劇場内等で使えるクーポンの配信

これまでの会員特典に加えて、これらが追加されるのだそうです。

ただ、無料配信とはいえトークイベントを観るには、タカスクに登録しないといけない。

宝塚スカイステージ、タカラヅカオンデマンドプレミアムプランに登録していますが、タカスクも…

もう観きれないくらいの動画、映像の洪水になりそう…(゚д゚)!

クーポンは、キャトルレーヴや劇場内の飲食店でアイテムやメニューを限定しない、実用的なものがいいなぁ。

カスタマープログラムについては…

カスタマープログラムの要点は、友の会会員だけのサービスだけではなく、「宝塚歌劇共通ID」を持っている全ての方が対象になること。

友の会には入っていないけれど、キャトルレーヴオンラインやタカスク等を利用していてIDを持ってる!という方も対象になる点ですね。

  • 友の会に入会する、継続する、チケットを買う
  • キャトル(店舗・オンライン)で買い物する
  • タカスクを利用する
  • 定期購読する(歌劇やGRAPHなど)

こういうことで、タカラットが加算されて、それに応じてステージが上がっていく仕組み。

タカラットがたまる対象に、スカステやライブ配信の視聴、LIVEビューイングなども入ると嬉しいです…

ホワイトからゴールドまで4段階あるようです。

ホワイト→ブロンズ→シルバー→ゴールド

この中で、どのステージでも「先行販売方式」に申し込みはできる。

が!下記の公演は、ブロンズ以上にならないと申し込めないのだそう。(これ、前回の案内にも書いてありましたね)

  • 宝塚大劇場/東京宝塚劇場公演の初日
  • 宝塚大劇場/東京宝塚劇場公演の新人公演
  • 宝塚大劇場/東京宝塚劇場公演の千秋楽
  • 宝塚大劇場/東京宝塚劇場公演のサヨナラショー実施公演
  • タカラヅカスペシャル等の特別イベント

なので、上記の公演を何としてもSS席で観たい!という場合は、ゴールドになる必要がありますね。(ただし、友の会に入会すると自動的にブロンズステージに上がれる仕組みになっている)

でも、通常公演なら初日、新公、千秋楽以外公演を除けば、友の会会員であれば全ての公演、全ての席種にに申し込めるので、スケジュールが立てやすいのは助かります。

このタカラット、たまったら何かに使えるのではなく、「ステージの決定のみに使われる」そうです。

ポイントのように、使うことはできないのですね。

ちなみに、これまでのステイタスポイントはリセットされるのではなく、こんな風に移行されるよう。

  • 0~2499ポイント→ブロンズ
  • 2,500~4,999ポイント→シルバー
  • 5,000ポイント~→ゴールド

昨年の12月末までに集計が終わっているポイントは、新制度のステージに反映されるということですね。

新たな宝塚友の会に期待!

リニューアルに伴って、友の会会員は特に手続きの必要なく、移行されるとのことなので、あとは新たなリニューアルを待つばかりとなりました。

今回の変更で、さまざまな賛否両論があるでしょうね。

またこの変更を受けて、入会する方も退会する方もいらっしゃると思います。

でも、新規開拓も視野に、宝塚歌劇が未来に向けて、新たな1歩を踏み出されたことをとても感じました。

このリニューアルで多くの方が、友の会に入会している意味を感じられるよう、そして宝塚を生観劇できる機会が増えるよう期待したいです。

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宝塚ファン歴20数年、福岡在住、このブログを運営しているnaomiです。

このブログは、アメブロで2011年に開設した「TAKARA座」を前身として、大好きな宝塚のこと、これまで観劇した作品について語っています。

筆者の詳しい自己紹介はこちら→https://takaraza.com/profile

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