とんでもない逸材!美空真瑠に「礼真琴」を感じた…|花組新公を視聴して

大組替えの記事、たくさんの方に読んでいただき、有難うございます。

こちらのブログ、そしてアメーバ版、SNSなどにコメントを残してくださった方々も、有難うございました。さまざまな感じ方があるのだなぁ…と知ることができてよかったです。

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TAKARA座を訪れてくださっている方なら、今さら言わずもがなですが…

私は、礼真琴さん舞空瞳さんが大好きで、ことなこが大好きで、星組ファンで…この場所で溢れる想いを語らせてもらっています。

そんな私、何となく、今回の花組の新人公演が気になっていて…

私、なんだか、ファンタジー・ホラロマン『エンジェリックライ』の新公主演の男役さんが気になるなぁ…と思っていたんです。

今年の夏ごろでしょうか、タカラヅカニュースでこの話題が取り上げられていて…

この時に、溌剌とした様子でゲストとして挨拶をされていた、笑顔が可愛らしい男役さんのこと、何となく気になっていました。

それから数か月。

タカラヅカニュースで、その方が、新人公演初主演をされるとのこと。

宝塚大劇場での新公主演の舞台姿が流れ始めた時、それまで何かをしながら観ていた私ですが、ぴたっと動きを止めて画面に釘付けに…

この方は、もしかするとあの時のイベント出演されていた男役さん?

そこから、東京の新人公演ライブ配信観たいな、と思っていましたが、年末も押し迫った平日の、しかも18時半開演…うぅ、時間的に観れるかな?と怯みましたが、いや、もう何が何でも観るんだ!!!!!と根性で全てを終わらせ、昨日、何とか全編観ることができました( ;∀;)

星組ファンの私が、実はこんなにも観たいと思った他組の新人公演は初めて。

これを観ないと後悔する…!

その予感は当たってた…

出逢ってしまいました、とんでもない逸材に!!

目次

新公初主演 美空真瑠さん(105期)|アザゼル

主演は、105期の美空真瑠さん

何から語ればいいでしょうか…

とにかく、何というか…

とんでもない逸材が現れました。

すみません、私は星組ファンで他組の若手スターさんあまり詳しくは知らなかったのもあるのですが、こんなにも可能性を秘めた大器がいらっしゃるなんて。

いきなりですけど、「まるちゃん」と呼ばせてもらいますね。(まるって芸名、お似合いだし可愛すぎん?)

まるちゃん、とにかく全てが素晴らしかったです。

  • 伸びやかな歌声
  • キレのある俊敏な動き
  • 聞き取りやすく、感情がしっかりとのった台詞回し
  • ころころ変わる、表情の豊かさ

こういう舞台技術面はもちろんなのですが、それよりも何よりも、私がぐっとまるちゃんの舞台姿に惹きこまれたのはこんなところでした。

  • 観ているだけで一挙手一投足に「ワクワクさせてくれる!!」
  • 圧倒的な瞳の輝き
  • とにかく「華」がある
  • お芝居に、ときめきがある
  • 笑顔がいい!!
  • 容姿は可愛い、でも表情の端々がとてもカッコよくて、「中身は凄く男前」
  • 実は、緊張してるのかもしれないけれど、とんでもなく、舞台度胸がある

あれ?これって、もしかして…

何だか、持ち味や雰囲気、どこか大好きな礼真琴さんを感じさせるかも…

しかも、まるちゃんの芸名、私が大好きなお2人の漢字が融合してることにも気付いてしまった…(;_;)

空真

琴 舞

とにかく、全てを包括して「タイプなんだ…」(記憶/礼真琴さんの黒田啓介風に)でした…( *´艸`)

冒頭でのロックテイストの「まるアザゼル」のソロ、とても緊張されていたと思うのですが、思いきりが良くて物凄くワクワクしたなぁ!なんか、冒頭ですでに感動した(;_;)

「Cry of the heart」では、その切なく、でも力強い歌声に涙が滲みました。

アクションのシーンでも、切れが良くて、動きにメリハリがあってとてもカッコいい!(そういうところも、こっちゃんぽさを感じた)

ヒロイン初音夢さんを見つめる眼差しがとても優しくて、ラストのキスシーンは、自分でもびっくりするくらい物凄くキュンとして、お2人がお似合いで、醸し出す空気感がとても素敵で涙が溢れました(;_;)

そして、最後の挨拶。

まるちゃんが良いなと思うのは、あのイベント出演の時から思っていましたが、ご自分の気持ちを的確な言葉で、はきはきと伝えられるところ。しかもそこに謙虚さや配慮、愛嬌が見え隠れしていて、とても魅力的です。(あれ?こういうところも、こっちゃんぽい(*^^*))

ご自分のことを語るだけでなく、最後にきちんと、「新人公演を卒業される、大好きな1コ上さん」と104期の新公卒業への感謝をお話しされていて、それに涙ぐむ104期生の方々の姿も印象的でした。

私、美空真瑠さん、好きになってしまったかも…!

これから、声色や細部がさらに磨かれていくことで、とんでもなく素敵な舞台人になられるだろうな、とワクワクしたなぁ。

105期は、期待の若手スターさんが、わんさかいらっしゃいますが、これほどのポテンシャルを秘めた方が、なぜ今まで新人公演主演を務めていなかったのか…それが不思議になるほど、とんでもない逸材だと感じました!

小柄で可愛らしいお顔立ちですが、動きや内面から男役らしさが滲み出ているので、真ん中に立っていて、男役としてとても絵になる。

これからが、本当に楽しみな男役さんに出逢えて、とても嬉しいです(/_;)

今回の新公は、本当にどのキャストの方もお役にぴったりで、しかもそれを増幅させて魅力的に演じられていて、全員がキラキラしていたし、ハイクオリティで、本当にこれはたった2回しかない新人公演なのか?と目を疑うほど完成度の高い舞台でした。

私が本公演を観ていないというのもあると思うのですが、この作品は、今回の新公メンバーにものすごく合っているように思えて、まるでもう一つの本公演のようだな、と感じたんですよね。

ここからは、花組新公で印象に残った方々を書かせてください。

初ヒロイン 初音夢さん(105期)|エレナ

初音夢さん、今回初めてしっかりとお芝居を観せてもらったのですが、本当にお芝居が巧くて唸りました…!舞台姿も華やかで、しかもカジュアルなお衣装でも、どこかに重厚感がある。

小柄ながら、パワーもある。

同期のまるちゃんとはお顔立ちが異なるタイプですが、瞳の輝きは共通するなと思いました。

歌声も美しいし、まるちゃんに寄り添った時のヒロイン力も素敵で、まるちゃんがよりカッコよく男役らしく見えたのも、夢ちゃんがお隣に居たからだなぁと感じました。

105期、どれだけスター性のある方が揃ってるんだろう。夢ちゃんも、これからの活躍がとても楽しみで娘役さんです。

夏希真斗さん(105期)|フェデリコ

凪七瑠海さんにとって、卒業公演で最後のお役となったフェデリコを演じられたのは、105期の夏希さん。長身でスマート、シャープな大人の魅力をしっかりと表現して、説得力のあるフェデリコでした!

存在感の大きな人物として、しっかりと舞台上に根を下ろしていて、凄味もある。でも、回想で愛を知るシーンでは、物凄く真に迫ったお芝居をされていて、私泣きました…(;_;)

まるちゃんの新公インタビューで、夏希さんが、まるちゃんと夢ちゃんのキスシーンで泣いてくれていた、と話してくれていたけれど、主演コンビを大きく見守っているような、そんな包容力を感じる素敵なフェデリコでした。

鏡星珠さん(106期)|ラウロ/フラウロス

お芝居もメイクも、佇まいも全てが怖くて、存在感抜群でした!

思い切りよく、悪役を演じられていたと思います。

主演コンビとの対比がくっきりとしていたからこそ、この作品の奥行きが生まれたのだと思うし、舞台に映える容姿でとても印象に残りました。

美羽愛さん(104期)アズラエル

美羽さん、流石の貫禄でした!

彼女が登場するだけで、場が締まります。美風組長が演じられているアズラエル、その任を受け止められるだけの重厚感がありました。

特によかったのは、回想シーンを語るところ…

過去の自分たちの姿を、慈しむような、でも切なくて泣き出しそうな、達観したような…そんな複雑な感情を、柔らかな表情で表現されていて、とても素敵でした。

天城れいんさん(104期)|天帝

紫門ゆりあさんが演じられているお役、天城さんの雰囲気にとても合っていて、安心感が半端なかったです!

大きなお衣装、白髪(銀髪?)に白い髭、はじめはどなたが演じられているかわからないほど、創り込まれていました。

なんでもお見通しな全能感は流石でしたが、温かみも感じる佇まいは、天城れいんさんの素顔にも重なる気がした。

下級生たちを見守る眼差しが、とても大きく見えたなぁ。最後の挨拶も、心がこもっていて素敵でした。

遼美来さん(106期)|大天使ラファエル

我らが元星組のお兄さん、綺城ひか理さんが演じられている、大天使ラファエルには遼さんがキャスティングされましたね。

いや~、驚いた!舞台姿が、愛音羽麗さんや一之瀬航季さんのようで、麗しくロイヤル感あふれる舞台姿が素敵でした。

まるちゃんのアザゼルとの、ケンカしながらもめっちゃ仲いいでしょ?っていう( *´艸`)あの感じが可愛いし、友情をひしひし感じてジーンとしました。

舞台に映える男役さんなので、コスチューム物や時代物の作品でも活躍されそう…!

全員が、輝いていた花組新人公演「エンジェリック・ライ」

ほかにも、ミケーレ神父役の青騎司さんがとても渋くてクールだったこと、回想シーンで登場されたヴィータ役の花海凛さんが、結愛かれんさんのように華やかで目を惹いたことも印象的です。

どのキャストもご自身のお役を全力で演じられていて、気迫を感じたし、それが作品に昇華されて輝きに満ちた舞台でした。

本当に、心からこの新公を観られてよかった…(;_;)

花組にもこれからが楽しみなスターさんが、こんなにもひしめいているんだなぁと心躍りました!

宝塚らしい夢のあるストーリー、そこにリアルなキャストの皆さんの本気がつまっていて、心が温かくなったなぁ。

とても、いいものを観せてもらいました。

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宝塚ファン歴20数年、福岡在住、このブログを運営しているnaomiです。

このブログは、アメブロで2011年に開設した「TAKARA座」を前身として、大好きな宝塚のこと、これまで観劇した作品について語っています。

筆者の詳しい自己紹介はこちら→https://takaraza.com/profile

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