こんなにも大好きになれる娘役さんに出会えて幸せ。そう思える、私の宝塚ファン歴のなかで特別な娘役。
舞空瞳さん。
退団が近づき、ついにサヨナラ特番が放映されましたね。
宝物のような「舞空瞳サヨナラ特番」
ファーストランを絶対にオンタイムで観る!と決めて、いざ時間前にテレビの前に待機。じっくり一瞬一瞬を瞬きするのも忘れて、どの言葉ひとつも聞き逃したくない、とばかりに視聴しました。
結果…
もう、心の底から舞空瞳さんが、そしてことなこが改めて大好きだと思いました(/_;)
もう永久保存版!言葉にならない程、胸がいっぱいになりました…
なこちゃんのお話はもちろん、娘役さんたち、そして構成も内容も映像も、全てが最高によかった…そして、なこちゃんの特番のお衣装、ヘアメイク(白のワンピース、ビッグカラーが付いた黒のワンピース)が全て洗練されていて、品が良くて、センスが溢れていて大好きだった。
視聴後すぐに、抑えきれなくてXでつぶやきましたが…
もう、これに尽きる…
なこちゃんの宝塚や娘役、そして礼真琴さんに対する真っすぐで、澄み渡る想いがひしひし伝わってきて…
観終わった後、自然と涙が溢れていました(;_;)
なこちゃん、娘役さんたちが語ってくれた、たくさんのエピソード
これから視聴される方も多いと思いますので、詳細のネタバレは避けますが、特に特に印象的で心にグッときた内容をご紹介させてください。
- なこちゃんと華ちゃんの絆
- 「ハンナ」というお役が、今に至るまでずっとなこちゃんに「頑張れ!」とエールを送ってくれている
- 仙名彩世さんの大きさ、優しさ、そこからなこちゃんが学んだこと…
- 星組に組替えして、大きく受け止めてくれた、綺咲愛里さんの存在
- 星組の熱さ、明るさがずっと変わらないこと
- 「娘役だけの場面をつくりたい」など、サヨナラショーはなこちゃんが考えに考え抜いた拘りがつまってる
- 新人公演でなこちゃんのお役(ヒロイン)を演じた瑠璃花夏さん、綾音美蘭さん、詩ちづるさん、乙華菜乃さん、藍羽ひよりさんとの、超貴重なエピソード全部!(なこちゃんが、こっちゃんのように彼女たち一人ひとりと向き合い「決して手を離さずに、包み込んでいた」のが分かって涙(/_;)わかっていたけど、やっぱり凄く慕われているのが感じられた)
想像を遥かにこえた、ことなこの絆
そして、なこちゃんがこっちゃんのことをお話しされるシーンも多くて、ことなこファンとしてもう涙ものです(;_;)
- 『Ray -星の光線-』初日のデュエットダンスで、差し出された礼真琴さんの手を取る時、「私は何があってもこの方についていく!!」と強く強く思った(というエピソードは文面では見たことがあったのだけれど、なこちゃんの口からそれを聞けて涙(/_;)そして、その「この方についていく」の話し方が、恋する乙女な感じじゃなくて、想像以上に「体育会系で男前でカッコ良かった!」ことも新鮮( ;∀;))
- サヨナラショーの「たった一人の王子様」となこちゃんが歌って、こっちゃんが階段上から登場する構成は、なこちゃん自身が考えた(TAKARA座でも何度も書き続けてきた、なこちゃんにとってこっちゃんはたった一人の王子様だったんじゃないかって、それをなこちゃんの口から聞けた嬉しさよ…(;_;))

- 千秋楽の日、ティアラでこっちゃんの手を取るシーンで、思わず想いが溢れてなこちゃんがギュッと握ったら、こっちゃんがもっと強く温かくなこちゃんの手をギュッと握り返してくれたというエピソード(/_;)
- こっちゃんがなこちゃんにお花渡しの時の言葉「よく、頑張りました」ここに込められた、なこちゃんを包み込むこっちゃんの、計り知れない想いが伝わってきて泣いた(;_;)ルスダンが、ディミトリにラストシーンで語り掛けた、あの台詞とリンクする…(;_;)

ラストのナレーションに、泣かされた…(;_;)
そしてね、最後の最後のナレーションで、涙腺崩壊しました…。これ以上の賛辞はあろうか…
タカラジェンヌとして、娘役として、真っ直ぐにそしてどんな時も輝きながら駆け抜けた、舞空瞳という娘役に対して、最大の賛辞だと思いました…。
舞空瞳さんのサヨナラ特番…もう胸がいっぱい以外に言葉が見つからない程…花組、星組、下級生、娘役、同期、そして礼真琴さん…ずっと聞きたかった素敵お話ばかり。
特に、礼真琴さんへの想いを語るなこちゃんは、瞳を潤ませて本当に心の底からの言葉を丁寧に紡がれていて、その想いの大きさ、深さを感じました。そして、礼真琴さんが舞空瞳さんに対して、どんな風に接してきたのかも、ひしひし伝わってきた。
この特番を観て、間違いなく言えるのは、私が「きっと、ことなこはこんな感じなんだろうな」とお2人の絆の深さを想像していた以上に、ことなこは、ことなこ愛に溢れていた、そして2人でひとつの意識で走ってきてくれた、いうことでした。
お2人の歩んだ約5年そして8作、どれだけの時間を共有し、どれだけの試練を共に乗り越えてきたのだろう。その一つ一つのエピソードから、私が想像していた以上に、なこちゃんはこっちゃんと時間を共有し、想いを共有してきたのだなと…。
どんな自分も一番知ってくださって居る方(ニュアンスです)と、こっちゃんのことを表現するなこちゃん。
そうやって、委縮することなく自分自身をさらけ出せたなこちゃんの勇気、そして、それを引き出し大きな懐で受け止め続けたこっちゃん。
いつも隣で煌めく笑顔と真っ直ぐな瞳で走り続けたなこちゃんに、きっと力をもらっていたであろうこっちゃん。
この番組から伝わるお2人の絆は、想像をこえていました。
礼真琴さんのサヨナラ特番で、「アンサー」が分かるかも
この舞空瞳さんのサヨナラ特番は、近い将来、放映される礼真琴さんのサヨナラ特番と対で観ることで、真のことなこが見えてくるのだろうと思います。
まるで、なこちゃん特番の「アンサー」のように…いつか、こっちゃんがなこちゃんのことを真っ直ぐに語ってくれることでしょう。
そしてその時、私はまた、ことなこがますます大好きになり、そして幸せな涙を流すのだろうと思います。
宝塚を娘役を心から愛し、宝塚に愛された娘役。
宝塚への一途な愛を貫き、計り知れない努力で天性の華と技術を開花させたタカラジェンヌ。
濃く、美しい娘役人生を送った、舞空瞳。
こんなにも内から輝く人を大好きになれて、こんな気持ちをもらえて幸せだなぁと、改めて感じた宝物のようなサヨナラ特番でした。
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