「退団後」のトップコンビの形もいいな

青春の全てを懸けて過ごす宝塚歌劇団に所属している間の、トップコンビの絆も尊いものだな、と思うけれど…。

SNSの時代になってから、退団後のトップコンビの姿を頻繁に見れるようになってから、あぁ、退団後のトップコンビの形もすごくいいものだなぁと感じるようになりました。

今、私がパッと思い浮かぶだけでも、宝塚OGのトップコンビが今でも素敵な関係を築いているのを感じます。

  • 柚希礼音さん×夢咲ねねさん(現役時代より、生きざまに「同志」を感じる)
  • 朝夏まなとさん×実咲凛音さん(共演もあり、舞台上でも邂逅)
  • 望海風斗さん×真彩希帆さん(きーちゃんご結婚の時の、だいもんさんの温かさが印象的)
  • 壮一帆さん×愛加あゆさん(Instagramや壮さんのラジオでも、師弟&仲良しな様子が…!)
  • 北翔海莉さん×妃海風さん(お互い深いところでつながっている感じがする)
  • 紅ゆずるさん×綺咲愛里さん(現役時代、退団後も紅さんあーちゃんと宝塚で結婚しました!ってよく語られてる。紅さんとあーちゃんの相思相愛ぶりがとにかく凄い!)
  • 柚香光さん×星風まどかさん(現役中から、プライベートでも仲良しエピソードが豊富) など

皆さまは、どの元トップコンビの姿が思い浮かぶでしょうか。

元トップコンビの皆さんが共通しているのは、とっても柔らかく穏やかな表情で肩を並べておられることですね。

もっともっと時代を遡ると、OG公演などで共演されるケースも多く、お誕生日会などの様子からも今や同志、そしてよい友人関係を感じる投稿をよく見かけます。

ずっと以前から思っていたことですが、やっぱりタカラジェンヌ時代ってとても特殊でとても特別な時間だからこそ、トップコンビは「夢を売るフェアリー」としての役割を全うするために、「素の自分」を内包しつつも、本来の自分が持つ相手への感情だけでは成立しないのではないかなと…。

やっぱり、どんなに信頼関係があったとしても、良い意味で「ほどよい距離感」「緊張感」があり、それらがあるからこそ、あの異次元で美しい舞台が創られていたのではないかと…。

さまざまな事柄から守るために、そして良い舞台を作るために、あえて良い緊張感を保つ。

性格や人柄にもよると思いますが、あまりに距離を縮めすぎるとよい舞台を創るために厳しいことが言いづらくなる、そんな側面もあるかもしれません。あるいは、逆もあるのかも…。

そんな世界から旅立ち、「トップコンビ」ではなく、1人の舞台人、そして人同士でもう一度出逢った「元トップコンビ」は、あの時代を共に戦い走ったからこそ、他の誰も入り込めない程の強い絆で結ばれているのかもしれません。

大好きな舞空瞳さん、そして礼真琴さんが退団発表をして…

こっちゃんが、どんどん鎧を脱いでいくように、なこちゃんを大切に思う気持ちや「たった1人の相手役への気持ち」をリミッターを外して自由に表現しているように見えます。

あぁ、こっちゃんはなこちゃんにそんな表情するんだ…っていう瞬間が沢山訪れるのが、記憶とティアラ。

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なこちゃんのフォトブックのアルバムページで見せてくれた、あのことなこの姿を思い出すと、本当はきっとこれまでもずっとこっちゃんにとってなこちゃんは可愛く大切な相手役だったんだなぁ、と感じられてなんか涙が出ました…

裸足のデュエットダンスで思いきり体を大きく逸らしたなこちゃんの細い腰を、ふわっと大切そうに抱くこっちゃん、切なく愛おしさが溢れていることなこの表情、そして礼真琴さんから舞空瞳さんへ「頑張ったね、有難う…」そんな言葉が伝わる、ティアラの戴冠式…。

宝石箱の中に入れておきたくなるような、トップコンビの最高な輝きの先には…

いつかまた礼真琴さんと舞空瞳さんが並んで、自然体で楽しそうに過ごす姿が見られるのかも…、なんて宝塚OGの元トップコンビの姿から感じています(*^-^*)

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宝塚ファン歴20数年、福岡在住、このブログを運営しているnaomiです。

このブログは、アメブロで2011年に開設した「TAKARA座」を前身として、大好きな宝塚のこと、これまで観劇した作品について語っています。

筆者の詳しい自己紹介はこちら→https://takaraza.com/profile

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