礼真琴さんの退団発表があり、ずっと心の中にしまっていたことですが書くことに決めました。
直接、阪急電鉄株式会社の担当者様へメールをする方法もあると思います。
ですが、あえて人の目に触れるこの場所に書きたいと思いました。
このようなことを書くのは初めてですが、ずっと心に引っ掛かっていたことなので…届くことを信じて。
阪急電鉄株式会社運営、宝塚友の会。
「宝塚歌劇を愛してくださるお客様のための会員組織」と銘打ち、立ち上げられたものです。
私も入会している一人ですが、今、この組織が全く機能していないように感じています。
遠い遠い昔は、確かに機能していました。
でも、ある時を境に、チケット販売方法が複雑になったと記憶しています。
改めて入会してこれまで、星組公演を申し込みしてきましたが、1度も当選したことはありません。
でも、「星組公演は特にチケットが取れないと聞くし、仕方ないのかな…」とあきらめていました。
以前、別件で友の会に問い合わせた際に、チケットが取りづらい要因は「会員数が多く、それに対してチケット枚数が足りていない」といった主旨の説明を受けたと記憶しています。ステイタス制度はあるものの、「入会直後の方でも当選する可能性はある」と話されていました。
ですが…。
1人が申し込める上限いっぱいに申し込んだ場合も含め、これまで1度も全く当選しない。
当選しなければ、ステイタスを上げようがない。(厳密には抽選申し込みだけ、定期購読などでもステイタスは溜まりますが、僅かです)
地方から遠征したくても、宝塚歌劇団から魅力的なお知らせがあっても、肝心のチケットが取れなければ遠征のしようがないです。
今回の星組公演で、初めてSSに座ることができたと書きましたが、これも友の会のチケットではありません。もっと言うと、今年に入り観劇できた「RRR」も「BIGFISH」も全部友の会ではなく、他のチケット販売(正規ルート)を探しに探して申し込みしてようやく1枚です。友の会は一次、二次、先着も全て落選でした。
地方から観劇する場合、スケジュールの関係上観られる日程は限られますし、だからこそ、全日程(貸切公演以外)を網羅して申し込み可能な先行抽選に申し込んでいるわけです。
星組のチケットを「1枚」購入するために、それこそ、ここには書ききれないほどの莫大な時間と気力を費やしています…。
これまで宝塚歌劇以外の舞台も数多く観てきましたが、こんなにもチケット販売方法が複雑で、手に入りづらいのは少し見直しが必要なのでは…と一ファンとして思います。
礼真琴さんの退団発表に際し、礼真琴さんファンの自分も含めですが、多くの方々が「1度でもいいから、こっちゃんの最後の舞台を、この目で観たい」と思われるでしょう。
そして、その日を目標に、日々のさまざまなことを頑張ろう!!と励みにする方もたくさんいらっしゃると思います。私も、その一人です。
そんな時、正規ルートである「宝塚友の会」が全く機能していなければ、何のために入会しているのだろう…と悲しくなります。
他の演劇の「友の会」に近しい組織にも入会していますが、どんなにチケット難な公演でも、申し込むことで1枚は手に入ります。
それは、「会員枠」がきちんと機能しているからです。会員人数とチケット枚数をきちんと把握し、行き渡るよう調整されているからだと思います。
宝塚友の会は入会は募り、ですがチケット枠はごくわずかなままなのでしょう。
このちぐはぐな状態が、多くの会員を落胆させているのではないでしょうか…。
私は礼真琴さん舞空瞳さんのファンで、星組を中心に申し込むためチケットが手に入りづらいと感じているのかもしれませんが、それでも、多くの公演が即時×になっているのを見るに友の会のチケット枠が小さすぎると言わざるを得ません。
公演中たった1度でも、大切な大好きなタカラジェンヌさんをこの目で観たいのです。
そのために、遠方からでも足を運びます。(どんな気持ちで遠征しているかは、このブログでも「観劇旅」として綴っています)
どうか、宝塚友の会を機能させてください。
そして、どうしても何らかのやむを得ない事情で観劇が叶わなくなった時に、事前に(できれば当日でも)正規ルートできちんと譲渡できる仕組みを作っていただきたいです。遠征の場合、誰かに譲ることもできないシステムでは、万一観劇ができない場合に席を空けてしまう恐怖が本当に凄いです。観たい誰かにその席に座ってほしい。
どうか1人でも多くの方が、礼真琴さんのタカラジェンヌとしての最後の姿に立ち会えますように…。
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