ことなこ愛に号泣「舞空瞳サヨナラショー」

先ほど、『記憶にございません!』-トップ・シークレット-『Tiara Azul -Destino-(ティアラ・アスール ディスティーノ)』宝塚大劇場千秋楽が終了しました…。

大好きな舞空瞳さんのサヨナラショー、そして退団者挨拶、そしてことなこの緞帳前まで…。

万全の体制でLIVE配信にのぞみ、もう泣きすぎて、胸がいっぱいで、今放心状態です…。

でも、心は「ことなこ愛」でいっぱいに満たされて、今本当に心から幸せです。

お芝居もショーも、千秋楽バージョンで本当に最高過ぎましたが、記憶が薄れないうちに書いておきたいのが、ことなこ愛に溢れに溢れた、最高の「舞空瞳サヨナラショー」(;_;)

大好きな礼真琴さん舞空瞳さん「ことなこトップコンビ」の集大成として、もうこれ以上にないくらいに素敵で愛に溢れていて心が満たされる素晴らしいサヨナラショーでした!!!

こんなにも素敵な構成ある?というくらいに、選曲そしてその歌詞が、今のことなこを表していて、ことなこのストーリーを全て表していて涙が止まりませんでした…。

ずっとずっと、お2人の仲を微塵も疑うことなく、「ことなこ愛」を真っ直ぐ信じ続けてきてよかった…(;_;)

心からそう思えた瞬間が、全編とおして何度も何度も訪れました…。

目次

舞空瞳サヨナラショー・セットリスト

ロミオとジュリエット(2021年):いつか

なこちゃんの転機となったお役として、何度も語ってくれたジュリエット。この時、立ちはだかる大きな壁、歌の難しさと奥深さにきっと立ちすくんだことでしょう。

でも、この時、心を動かして歌を届ける真髄をきっと、こっちゃんと一緒に分かち合われたのだと思います。

「いつか、出逢った時必ずわかる」「あなたこそが、永久の愛を誓う」

ロミオとジュリエットが何をも恐れず、運命の人と共に歩いていこうと強く心に誓う曲。

ことなこの紡ぐストーリーの「はじまり」を感じさせました。

なこちゃんを初めて知った時から、大好きだったピンクのデコルテが綺麗に見えるあのドレス、いつかまた、あのドレスを着てほしいな…密かにずっと願っていたあのドレスを着て幕開き登場してくれた瞬間、思わず声を出して泣いてしました…

そして、こっちゃんは大好きだった「アナシヨ」のグラデーションが美しい品格を感じるあのブルーのお衣装で…。

もう、泣くしかありませんでした。

愛月ひかるさんの退団公演だった『モアー・ダンディズム!』

ことなこと愛月さんが創ってくれたあの素敵な場面はずっとずっと宝物です。その時の、特別な気持ちがこもったお衣装を、なこちゃんのサヨナラショーで着てくれるなんて…(;_;)

なこちゃんがピンクでこっちゃんがブルー。

ロミジュリカラーともマッチしていて、何だかもうこの時点で胸がいっぱい…

「Ray -星の光線-」(2020年):swinging on a star

そして、2曲目はなこちゃんがトップ娘役としてお披露目公演となった「Ray -星の光線-」のソロナンバー。

この時の、この曲と先ほどのピンクのドレスがベストマッチ過ぎて!

なこちゃんと言えば!な場面として、トップ娘役としてキャリアを重ねた今でも思い出深いシーンです。

あの時は、トップ娘役になったばかりで、フレッシュさと可憐さが溢れていて、この曲の溌剌とした雰囲気にとてもぴったりでした!

そしてトップ娘役として円熟した今、またこの歌をあの振りであのお衣装で歌ってくれたこと、勝手に感慨深くて、また泣いた…(;_;)

なこちゃん、あの頃はアップテンポ&振り数も多くて、ぎりぎりのところで頑張っている(そこがまた可愛かった!)感じだったけれど、サヨナラショーではもう自分のものとして余裕すら感じて…その娘役として、舞台人としての魅せかたの進化にも大感動しました!

王家に捧ぐ歌(2022年):アフリカは凄くて素敵

ここで、ちょっと意外性のあるナンバーを投入!!なこちゃんの、あの凄く似合っていた黒髪とエキゾチックなお衣装を思い出しながら、さらに星娘たちの「強」な部分も観られた変化球!!

『Gran Cantante(グラン カンタンテ)!!』(2022年):Gran Cantante(グラン カンタンテ)!!

煌えりせさん、紅咲梨乃さん、そして水乃ゆりさんの場面。退団者のお三方が、思い出深い作品だったのでしょう。私もグランカンタンテが大好き!この華やかで難しい曲を、銀橋を渡りながら歌えたこと、きっと皆さんの素敵な思い出になったのではないでしょうか(;_;)

『めぐり会いは再び next generation-真夜中の依頼人(ミッドナイト・ガールフレンド)-』(2022年):ミッド・ナイトガールフレンド

ここで、なこちゃんのソロに戻ります。

なこちゃんは、胸元にV字にあしらわれた襟が素敵な、シンプルで品格のあるドレスを着用されました(;_;)

すごく、なこちゃんっぽい。

フリフリ、リボン、お花…女の子の夢が詰まったような可愛いドレスもめちゃくちゃ似合うけれど、じつはなこちゃんは、こういうシンプルで品のあるドレスが好みなんだろうな、とっても素敵だった。

この歌のラストに、「たった一人の王子様」という歌詞があります。

TAKARA座で何度も書いてしまいますが、なこちゃんにとって、こっちゃんは「たった一人の王子様」だったんじゃないかって…。

それを、なこちゃんがこの歌を通して伝えてくれた気がして…(;_;)

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そして、歌い終わったところで、大階段からこっちゃんが登場する…舞踏会の王子様のようなクラシカルな黒燕尾で…

もう、たまらなくなって、さらに泣きました(;_;)

『ディミトリ~曙光に散る、紫の花~』(2022年~2023年):運命に結ばれて

ことなこの作品のなかでも特に大好きだった「ディミトリ」。

そのなかでも、なこちゃんがお稽古場でこの曲をこっちゃんと歌っていた時に、こっちゃんの歌声のあまりの優しさに感情が溢れて思わず泣いてしまった、と話してくれていましたね。

きっと、この曲はなこちゃんにとって、大切な大切な1曲なのだろうと思います。

そして、その歌詞が…

今のことなこを、そのまま映しているようで、もうたまらなくなって号泣でした…。

「今こそ君に明かそう、言葉にする事許されず…」から始まるこの曲。

「心の奥に秘めてきた思いを伝えよう」

愛しているを何度も繰り返す曲。愛しているを重ねる度に、その愛の深さを感じさせる曲…

「今幸せが怖い、この幸せを失いたくない」

そして、私の涙腺が完全に崩壊したのは、なこちゃんに優しく語り掛けるようにこっちゃんが歌うこの部分…

こっちゃんの歌声に、一層力がこもったこの部分…

「どうか覚えていてほしい…何があろうとも、僕だけは君の味方で居ると…」

ディミトリからルスダンじゃなくて…

今日、今この時は、礼真琴さんが舞空瞳さんに伝えたい言葉だったんじゃないかって…。

こっちゃんの歌い方や表情からきっとそうなんだ、と確信できて…

この曲全体の歌詞が、ことなこの「今」を表し過ぎて、もう号泣してたまらなかったです…。

そして、この曲のラストに本編ではなかった(それが悲しかったけど)、こっちゃんの渾身の特大の、これまでの全ての時間で一番熱く激しいキスシーンをここでなこちゃんに贈りました(;_;)

もう、声が出るくらい泣いたよね…(;_;)感動し過ぎて。

ずっと同志みたいな関係性を演じることが多かったことなこ。

そして、舞台をおりてからもずっと「ある一定の距離感」を保っていたように感じていたことなこ。

でもそれは、なこちゃんを「あらゆるものから、守るためだったんだ…」、本当のことなこの心はきっと「とても傍に」そう感じたことを、以前の記事でも書きました。

この歌を歌うこっちゃんの姿、表情、声、そして、この特大のキスシーンを見たら、それを本当に確信してしまった。

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こっちゃんは、ずっとなこちゃんのことを、大切に大切にしてきたんだね…。

『めぐり会いは再び next generation-真夜中の依頼人(ミッドナイト・ガールフレンド)-』(2022年):The Next Generation!(Ending)

そして、曲調ががらりと変わって、私がことなこ愛に真に目覚めた大好きでたまらないこの作品「めぐり会いは再び next generation-真夜中の依頼人(ミッドナイト・ガールフレンド)-」の、「The Next Generation!」に!!!

きゃーーーーーーーー!!!!!

もう最高過ぎる!!なんて幸せなの!!!

こっちゃんがなこちゃんの手を引いて銀橋を渡る時の、こっちゃんの穏やかで優しい表情、そして、なこちゃんの涙を浮かべた幸せ溢れる笑顔(;_;)

「大切な自分だけの夢、守るために…走りだせ!」のところで、こっちゃんが優しくなこちゃんの背中を押して、星組生たちが待つステージへ…!(;_;)

星組生たちとタッチをするなこちゃん!

嬉しそうに、ちょっぴり恥ずかしそうに、でも星組のプリンセスとして堂々と!!

そして、ハイタッチのラストに待っていたのは、星組の同期たち。

まるでガーデンウェディングみたいに同期たちが手でアーチを作ってなこちゃんを迎えます(;_;)

なこちゃんがそのアーチを嬉しそうにくぐったところで、今度は優しく同期が、なこちゃんの背中をポンと押して、こっちゃんの元へ促すんです(;_;)

そしたら、こっちゃんは優しい表情で大きく手を広げてなこちゃんを受け止めてくれて(;_;)

何?この素敵すぎる構成は…(;_;)

完全に、ことなこのウェディングだよ(;_;)

それから、こっちゃんに促され、センターで挨拶をするなこちゃん、こっちゃんも手を上げて紳士な佇まいで、なこちゃんを讃えるような拍手をしてる(/_;)

そして、ラストのラストに…

なこちゃんがあの時のアンジェリークみたいに、こっちゃんにばっと勢いよく抱きついたんです!!(;_;)

こっちゃんもちょっと一瞬驚いたみたいになって、でもすぐに笑顔になって、もう一回、今度は「舞空瞳」いや本名のなこちゃんになって、そして「礼真琴」じゃなくて本名のこっちゃんのような表情になって…

ラスト等身大のなこちゃんでこっちゃんに抱きついて、素のこっちゃんが「よしよし」って感じでなこちゃんの腰をぽんぽんしているところで、さらに号泣です(/_;)

最後の最後に「本当のことなこの姿」を見られた気がして、もう感無量でした…(;_;)

生涯忘れられないサヨナラショー

私は20数年前から、宝塚を観てきました。その中で、何度も印象的で感動的なサヨナラショーを観てきたんですよね。(映像ですが)

そして、その全てが退団する真ん中の方を輝かせるもので、特大の感動をいただいてきました。

でも、この舞空瞳サヨナラショーは私にとって、この先もずっとずっと忘れることのない、特別な宝物になった。

私が描いてきたトップコンビの「夢」であり「理想」が、全て此処に在った…。

ずっと泣きっぱなしで、感動しっぱなしで、これまでの「ことなこの歩み」が全てこの約15分に集約されていました。

本当に、礼真琴さん舞空瞳さんが大好きです。

ことなこトップコンビは、宝物。

こんなにも素敵な時間をくれて、素敵な姿を魅せてくれて本当に本当に有難う…。

今もまだ、あの余韻の中に居ます。

東京公演までしばし時間がありますが、先のことを考えて寂しくなる気持ちをぐっと堪えて、今日はことなこと星組生、そしてまゆぽんがくれた夢の中で過ごしたいです。

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宝塚ファン歴20数年、福岡在住、このブログを運営しているnaomiです。

このブログは、アメブロで2011年に開設した「TAKARA座」を前身として、大好きな宝塚のこと、これまで観劇した作品について語っています。

筆者の詳しい自己紹介はこちら→https://takaraza.com/profile

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