【宝塚観劇旅3.】星組「ティアラ・アスール ディスティーノ」感想

ついに、明日、2024年9月22日(日)、大好きな舞空瞳さんが宝塚大劇場を卒業されます。

宝塚歌劇に恋した一人の少女が、歌劇の街で成長し、美しく逞しくそして神々しいくらいに素敵なプリンセスになった。

今日は、そんなプリンセス「舞空瞳さん」が最高に輝いていた、念願のSS席から観た宝塚大劇場(約十数年ぶりのムラ遠征)公演、ショーの感想を書かせてください。

まだライブ配信が行われていないので、何も知らずに観劇したい(ライブ配信を視聴したい!)という方は、ここまでで…よろしければ、また後日読んでいただけたら嬉しいです(*^^*)

「ティアラ・アスール ディスティーノ」初めてタイトルと公演紹介を読んだ時、とにかく熱いショーなんだろうけれど、想像がつかないな、と思っていました。

でも、全編とおして観劇することができて感じたのは、「王道であり、新しさもある舞空瞳を極限まで輝かせるショー」だということです。

もちろん、大好きな礼真琴さんと舞空瞳さん、そして星組生が物凄く輝いていたけれど、やっぱりこのショーは特になこちゃんの魅力を最大限発揮できる構成だったように思います。

そして、それをこっちゃんも心から望んだんじゃないかな…。

なこちゃんのフォトブックを観てから改めてショーのことを思い出すと、こっちゃんがなこちゃんを大切に想い、どれほどの想いで送り出すかを余計に感じてしまって…。

今でも思い出すだけで泣けます(;_;)

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目次

暗闇に現れた、プリンセスの影!!

ショーの幕開けは、舞空瞳さんと男役さんが銀橋にズラリと並ぶ場面から。

至近距離に、暗闇の中ずらずらとタカラジェンヌたちが居並ぶ様に、いきなり興奮!

まだライトが当たっていないから、シルエットだけですがQueenななこちゃんが降臨!!隣の男役さんと「ふふっ」って顔を見合わせて笑顔なんだろうなという様子が伝わってくる…!

からの、大音量の音楽と共に眩しい光に包まれた、なこちゃん&男役さんたち!!

ひゃーーーーーーーー!!!!!( ;∀;)

なこちゃん、か・か・カッコいい!!!!

スレンダーだけれど、決して華奢じゃなくて「ザ・ダンサー」な理想的な体型のなこちゃん、肩を揺らす振りが男役さんに負けないくらいクール!表情も凄くクール!

トップ娘役の集大成として、これ以上ないくらいにカッコよくて、いきなり大感動です(/_;)この幕開け、竹田先生がこの構成にしてくださったの本当にグッジョブです( ;∀;)

からの、眩いほどに煌めく羽根を背負ったこっちゃん、そして主題歌を華やかに歌い踊る星組生たち!!この主題歌、本当に耳に残るし宝塚らしくて、自然に心が躍りました!!

客席に降りて、こっちゃんとなこちゃんが並ぶシーンももう胸がいっぱいになって!!

すぐ近くにことなこが居て、同じ空間に居ることを感じられ、もう興奮なんて言葉では言い表せない…(;_;)すでに、放心です。

明日がライブ配信なので、詳細に書くことは控えますが、心に残ったシーンをいくつかご紹介させてください。

特に心に残ったシーンは…

なこちゃんのホットパンツが似合いすぎている場面、こっちゃんがラフなヘアスタイルなのも素敵!

2人が、めぐ会いみたいにデートしているのもキュンとくるし、なこちゃんが等身大の女の子って感じでいい!

こっちゃんとなこちゃんが、腕絡ませてお酒飲んでるのも可愛い( *´艸`)

この場面、やっぱりニック先生の振付って意識してみるからからもしれないけれど、やっぱり程よく新鮮味があってストーリー性があり可愛いし楽しい!

ありちゃんのキャッキャした振りや雰囲気も可愛いし、何しても振られてしまうのも「fight!」って応援したくなる( *´艸`)

でも、やっぱりことなこが揃った時、出会って惹かれ合っていく時、自分でもびっくりするくらい新鮮にキュンとしました(*”▽”)

中詰めが凄すぎた…

もともと、初日映像で少しだけ中詰めの様子は観ていましたが、映像で観るのと生は、当たり前ですがもう本当に全く違った印象で驚きと興奮でいっぱい…!

ことなこが山車のようなセットにのって、ずんずん音楽に合わせてステージの前方へ進んでくる

そして暁千星さんが、舞空瞳さんが客席にずんずん歩いてくるーーーーーーー!!!そして、こっちゃんが銀橋(興奮しすぎて記憶曖昧)に…!!!

「ことなこあり」がこっちに迫ってくる、迫ってくるーーーーーーーーーー!!!!!!

う、うわーーーーーー!!!

ってなって、結果、私泣きました(;_;)

凄く近くに、銀橋に礼真琴さん、舞空瞳さん、暁千星さん、極美慎さん、天飛華音さん、小桜ほのかさん、ほかにももう目が忙しすぎるくらいに、ずらーーーーーーーーっとスパンコールと原色に彩られた星組の輝くスターたちが居並んだ時、周りは手拍子と熱狂の嵐!!!!

でも私、熱狂の中詰めなのに、ハンカチで涙拭いてるという…(;_;)

そんな姿の時、ありちゃんやほのかちゃん、カノンくん、何人かの方の目線を感じたような…(きっと、夢)銀橋からことなこも、ちょっと見つめてくれたような気がして(あれは幻…?)

もう、とにかくことなこと星組生と今共にこの場所に居る、この空間に居られることが幸せ過ぎて、涙が止まりませんでした。

裸足デュエットダンス、そして戴冠式デュエットダンス

実は私、この中詰めであまりにも圧倒されて感動して、泣いていたので、それから後がもう平静で観られなくなってしまって、記憶が断片的に…(;_;)

でも、ひとつも見逃したくない!!と涙を堪えながら舞台を見つめました。

裸足デュエットダンス、ことなこの幸せそうな笑顔、柔らかく空気を大きく動かす風のようなダンス。

お2人の動きがシンクロしてシンプルなお衣装だからこそ、その動きの美しさが際立って…。

こっちゃんがなこちゃんにバックハグする場面、舞台写真を手にした時、心がもうきゅっとなるくらい切なくて美しいなと思った。

キャトルレーヴオンライン
礼・舞空 舞台写真/星組大劇場公演『記憶にございません!』『Tiara Azul ―Destino―』(舞台写真): ブロマ... 礼・舞空 舞台写真/星組大劇場公演『記憶にございません!』『Tiara Azul ―Destino―』(舞台写真)

その場面がやってきた時…もうたまらなかったです。

私、写真を観ていただけの時は「がばっ!!」とこっちゃんがなこちゃんにバックハグするんだと思っていたんですよね。

でも、違った。

とってもゆっくり、とっても丁寧にそして名残惜しそうに…ゆっくりと顔をなこちゃんの肩に沈めていくこっちゃん。

以前、私はこのシーンを「行かないで」と「有難う」が聞こえてきそうだった。と書きました。

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でも、生で近くで観劇できて、ゆっくりゆっくりなこちゃんの肩に、悲しそうに切なそうに顔を沈めていくこっちゃん抱きしめられるなこちゃんの表情を観て…(;_;)

「行かないで」「私も、切ないよ」

そう聞こえてくるようで、すごく切なかったです。

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そして、ラストの戴冠式デュエットダンス。

本物のプリンセスがそこに居ました。

そして、そんなプリンセスのたった一人の王子様がそこに居ました。

大切に大切に、この時間を愛しむように輝きながら踊ることなこ。

全部が夢だった。

幼いころに思い描いた「お姫様と王子様」が目の前に居た。心の宝箱に、ずっとずっとしまっておきたくなるような煌めくお2人の姿にもう、胸がいっぱいに…。

そして、しんと静まり返った客席。

自分も含めて皆さんが、じっと息をひそめて、ただただこっちゃんとなこちゃんだけを見つめている厳かな雰囲気を感じました。

優しい音楽だけが流れて…こっちゃんとなこちゃんがゆっくりと銀橋へ。

銀橋の真ん中で跪くなこちゃん、優しくそっとティアラを授けるこっちゃん。

その時のなこちゃんの幸せそうな笑顔、なこちゃんを慈しむようなこっちゃんの表情…。忘れられません。

2人が抱き合って眩しいライトを浴びた時、その眩しすぎる表情を観て…

「あぁ、本当に私は、礼真琴さん舞空瞳さんに出逢えてよかった…」心の底から幸せな気持ちに満たされました。

華やかで圧巻のパレード!!

のびやかな詩花ずずさんのエトワール、とても素晴らしかったです。

劇場全体に響き渡る美声、明るく華やかな主題歌が歌い継がれて、大きな羽根を背負ったありちゃん、なこちゃん、そしてこっちゃん!!

こっちゃんがありちゃんと挨拶、なこちゃんと挨拶、観れた…(;_;)この、大羽根の挨拶が、宝塚を好きになった10代のころからずっと大好きで…。これを近くで、大好きなことなこで観られたことに感動…。

華やかで圧巻のパレード、鳴りやまない拍手!!

皆本当に美しくて、パワフルで、最後の最後まで全力!!本当に此処はパワースポットでした。

本拠地「宝塚大劇場」に包まれて

この日は、アンコールはなくすぐに客電がついたんですよね。夜公演・ソワレがあるので客席のお掃除がすぐに始まって、余韻に浸りつつできるだけ早く客席を出ましたが、ロビーに出るともう放心状態…。

すごい。すごかった…。これが「本拠地ムラ」の威力か…。

ロビーに出てからも、スカイステージで見慣れた中央階段やシャンデリア、卵型の星組スターさんたちのスチール、キャトルレーヴにフェリエ、宝塚の殿堂、フルールなど…。

どれも映像の中だけで観ていた場所に居るんだな~と改めて実感しながら、少しずつ心が落ち着いてきました。

ついさっきまで、あの熱狂の渦の中に居たんだ。

でも幕が下りた瞬間もう、客席は人がさっと引いて、何もなかったように現実味のあるロビーの風景。

本当に、宝塚歌劇って一瞬の夢ですよね。

その夢の世界を創るのに、どれだけの人たちの力が集結しているのだろう。どんな努力と汗と涙と絆と夢がつまっているんだろう。本拠地に来たからこそ、改めてそんな目に見えない何かを感じられたし、同時に歴史の重みや想いの強さも感じました。

これまで博多座や全国ツアーでは、20数年前から何度も観てきた宝塚。

でもやっぱり、久しぶりの宝塚大劇場(ムラ)は、言葉にならないくらいのパワーが本当に凄くて、圧倒されました。

でもそれと同時に、心の故郷と言われるのも頷けるような、包まれるような優しさも感じて。

礼真琴さんが大好きで、舞空瞳さんが大好きで、それと同じくらい「ことなこ」が大好き。

そんな気持ちが溢れて、こうして遠く離れた場所からはるばるこの場所にやってきて、今このタイミングで此処に来られて、よかった…。

「ことなこ」が並ぶ輝く姿を、近くでこの目で観られたことは、私にとってずっとずっと忘れられない宝物になりました。

冒頭でも書きましたが、明日は舞空瞳さんの宝塚大劇場ラストデー。

そして、その後のことも…。

考えるだけで、心がもう様々な想いでいっぱいになりますが…。

ひとつずつ大切に心に刻みながら、涙ばかりではなく、今この瞬間お2人のファンで居られる幸せな気持ちを噛みしめながら、真っすぐにことなこを見つめていきたいです。

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宝塚ファン歴20数年、福岡在住、このブログを運営しているnaomiです。

このブログは、アメブロで2011年に開設した「TAKARA座」を前身として、大好きな宝塚のこと、これまで観劇した作品について語っています。

筆者の詳しい自己紹介はこちら→https://takaraza.com/profile

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