男役・礼真琴の「その先」へ…|「REACH」が残すもの

大好きな礼真琴さんのJPOPカヴァーアルバム「REACH」CD&Blu-rayが届きました…!

真夜中に、じっくりCDを聴く。結果、放心。

そして明るい陽射しが差し込む部屋で、Blu-rayを視聴。結果、心が温かいもので包まれているような感覚…。

超絶歌唱力と、豊かすぎるほどの表現力がある大好きなこっちゃんのアルバム、絶対に素敵に決まってる…!とかなりのハードルを自然に設けてしまっていましたが…

そんなの、軽々と飛び越えていった。

全曲、選曲も何もかも、センスがよすぎる。

発売日は9月9日、これから視聴される方々もいらっしゃると思いますので、詳しく感想を書くことはできませんが、これだけは言わせてください!(発売日後、また1曲1曲熱く語ると思います)

礼真琴さん、あなたはどこまで「限界突破」していくのでしょう。

そして、優しさと勇気に満ちているのでしょう。

プロフェッショナルなスタッフとのコラボレーション、力強さ、色気、シルキーさ、抜け感など歌声の多彩さに、新たなテクニック、リズム感、表現力が次々に出てきて、でも根底には宝塚で培った男役礼真琴のベースが活きている。

桜木みなとさんとのデュエットも、言葉にならなくらい素敵でした…。

こっちゃんの極上の歌声に、シルキーなずんちゃんの歌声が重なって、ただの美しいデュエットじゃなくて、こっちゃんのずんちゃんへの気持ち・エールが滲んでいる気がして…。

ずんちゃんとのコラボレーションで、私もずんちゃんの新たな魅力に気づくことができた。

目を瞑って聴いていたら、お2人の声の重なりに自然に涙が滲みました。

こっちゃんがずんちゃんを包んでいるような、ずんちゃんがこっちゃんを包んでいるような…。

そんな歌声だった。

そして、タマシイレボリューションでは、あまりにも正確に、かつ表現力豊かにリズムにバチっと全てハマるこっちゃんの歌声に、巧すぎて思わず笑いが出てしまって。巧すぎて笑うって初めてかも…。

とにかく、どの曲もこっちゃんの思い入れやストーリーがあって(Blu-rayは必見!)撮影風景も、レコーディング風景も、全部が初めてのこっちゃんばかりで、胸がいっぱいになりました。こっちゃんが「ストイック」「努力家」だと言われる所以がリアルに感じられるエピソードばかりでした。

日常のそばに、こっちゃんの歌声をずっとずっと置いておきたい。

心が包まれるような、勇気をもらえるような作品。

何度でも何度でも聴き返したい、観返したい、そんな宝物のような作品が生まれました。

こっちゃんは、この作品を通して「礼真琴」をさらに進化させ、宝塚歌劇へのファンへの「感謝」を込めて、さらには未来の「誰か」の心に寄り添う歌声を今、男役の今、全力で残してくれたんだ、と思いました。

こっちゃんが、この場所から旅立つ前に…。

広く多くの人たちが宝塚歌劇に興味を持ってくれるよう、「男役・礼真琴」の今だからこそ、「懸け橋」に…そんな想いもあったんじゃないかな、そう感じました。

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この作品制作の過程で、男役・礼真琴のその先へ…確実に飛躍したこっちゃん。

歌を心から愛するこっちゃんにとってJPOPのカヴァーアルバムは、自身の夢でもあったかもしれません、でもきっと「宝塚歌劇の未来ために」夢を可能性を残してくれた気がします。

可愛くて、ナチュラルで飾らない、でもカッコいい、そんな「素に近い」こっちゃんを感じられて。

心から、礼真琴さんそして本名の彼女のことを改めて尊敬し、さらに大好きになりました。

素敵な作品を残してくれて、本当に本当に有難う。

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宝塚ファン歴20数年、福岡在住、このブログを運営しているnaomiです。

このブログは、アメブロで2011年に開設した「TAKARA座」を前身として、大好きな宝塚のこと、これまで観劇した作品について語っています。

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