元月組トップ娘役、海乃美月さんが退団されてから約1ヵ月半。
うみちゃんはどうしているのかな~と思っていたところ、宝塚ファンには嬉しいこんな番組を見つけました!
AuDeeで放送されているマイ・タカラヅカ
今日は、この番組を聴いて感じた「海乃美月さん」の今を書いていきたいと思います。
ラストデーの最後の瞬間までプロフェッショナルな娘役!
この番組でゲストに登場したうみちゃん。退団後、初の公の場でのお仕事だったのではないでしょうか。(私が気づけなかっただけで、他にも何か活動されていたのかな?)
宝塚時代、ラストデーを振り返るうみちゃん、卒業する間際にはまだ実感がなく、退団後やっと少しずつ自身の宝塚人生14年間を思い返せるようになったのだと…。
月城かなとさんの卒業のお話を聞いて卒業を決心する前から、実はトップに就任する前から、何度も退団を考えていたのだそう。
まさに、ヒロイン街道まっしぐらだったので意外でした!
でも、「やっぱりこの舞台に立っていたい」という気持ちも行ったり来たりして、ここまでこられたと話されていました。
宝塚を続けていく意味を考えた、あの時
世界中がストップしたあの時。
(舞台は)不要不急と言われて、一番始めに中止になっていくものであったことが、自分の中でショックだったのだそう。
ですが、「止まっている期間にお客様から再開を望んでいます、DVDみています、宝塚観ないと元気出ません!というお声もたくさん届いた」そうです。
宝塚をエネルギー源として生活している方々が居る以上、私たちはこの舞台をやりつづけたい、そう強く思えたと話してくれていました。
そして「中止期間を経て再開した時にお客様のお顔をみて、やっぱり(自分たちのやっていることは)必要な事だったんだ」と確信できた。
そんな大切なものを気付かせてくれた期間。当たり前じゃないんだと、1回1回を大切に、という気持ちが強くなったとしみじみ語ってくれていました。
海乃美月ラストデー秘話
うみちゃんは、やっぱりプロ意識の塊のような娘役さんだな~と思ったエピソード。
だから、千秋楽のサヨナラショーが終わる瞬間まで実感がなく、袖では感極まるものの、舞台上では堪えていたうみちゃん。
でも、これまでずっと一緒に居た組子の皆さんと過ごせなくなるのは凄く寂しかったとも…。
卒業公演では、これまで以上に月組の皆さんとお話しすることができた、かかわりを持てて卒業できた、という自分の中の満足感を得られたと嬉しそうな声で話してくれました。
繊細なプリンセス、最後の最後に殻を破れた
インタビューなどを読んで、もしかして…と思っていましたが、堂々たる舞台姿とは裏腹に実はとても繊細なプリンセスだったうみちゃん。
下級生とゆっくり話すことができず、悔しいと思いながら公演を終えていたけれど、退団公演では、下級生とたくさん会話することができ、これまでできなかったことができた!ということが嬉しかった、とお話しされていました。
ラストデーはあたたかな空気感に包まれて…
卒業の日、大階段を降りてきた時の景色だけじゃなく流れている空気があたたかくて、言葉で表現できない「ピンクやオレンジ」みたいな暖色系の空気が流れているのを肌で感じたのだそうです。
卒業して今、改めて振り返ると、宝塚歌劇で過ごした時間は芸事に対しての学びも多かったが、人とのつながり、ご縁を一番学ばせていただいたと…。
今はもう宝塚に守られていない、自分だけで立っている状況だからかもしれないけれど、身近にいる月組の方、先生方、家族、そして陰で動いてくださって居る裏方の方々もいてくださってこそ、タカラジェンヌ海乃美月として活動してこれたし生きてこれたし、舞台に立てていた…そう話してくれました。
感謝を忘れずに今後の人生を生きていきたいと学ばせていただいた場所だと…。
人として、どう生きるべきか教えていただいた場所だったと…。
うみちゃんは今、次のステップに向けて準備期間なのでしょうか。
この番組、実は後半があって、それは有料コンテンツでした(^-^)
まだこのサブスクサービスは申し込んでいないので聞けていないのですが、もう少し踏み込んだお話が展開されるそうですよ。(大好きな舞空瞳さんも、いつか出演されることがあるのかなぁ…)
先日は、久しぶりに地元にも帰省されて、お世話になった方々に会うなどゆっくりとされたそう。これからもうみちゃんらしく健やかに、「心地よい道」を歩んでいかれることを願っています(*^-^*)
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