礼真琴、宝塚と「別の世界」の懸け橋に

礼真琴さんのカヴァーアルバムの発売が迫ってきましたね。

こっちゃんが全曲セレクトしたJ-POPの名曲をカバーしたという、1枚。もちろん、予約済みです！

定期購読している宝塚GRAPH9月号には、必ずその月のTCAPRESSが付いているので有難いです(*^^*)

で、今月の表紙は礼真琴さん！しかも舞台姿ではなく、「REACH」のジャケット写真です。

この、ちょっとゆるっとした感じいいな～と思うし、秋口にぴったりな色合いとファッションでそこもお気に入り。

TCAPRESSには巻頭2ページで、こっちゃんのコメントをふまえて書かれたテキストが掲載されています。

これを読んで、「あぁ、そうか」とすごく思って…。

こっちゃんがAERAで宝塚を世界に広めたい、そう話されたことを思い出して、それとこの作品のリリースが何だか繋がった気がしました。

「全ての世代と世界へ」と銘打って発売される、「REACH」。

宝塚になじみが薄い方にも聴きやすいよう、わりと幅広い世代にターゲットを広げ、こっちゃんが等身大で好きな曲を集めたんだろうなぁというセトリに、本気を感じました。

宝塚屈指の歌唱力と評されるこっちゃんですが、その歌声を宝塚歌劇の世界だけで閉じ込めておくのはもったいないということでしょうか。

VERDADの時に、YOASOBIの「夜に駆ける」Adoさんの「ギラギラ」を初めて聴いた時の（ライブ配信ですが）衝撃はいまでも鮮明に覚えています。

あの後、Googleで「礼真琴」を検索したら、サジェストに「礼真琴　ギラギラ」「礼真琴　夜に駆ける」がしばらく出続けてたんですよね。これって凄いこと！！

実はじわじわと、「宝塚の外の世界」にこっちゃんの歌声は広まっていたのかもしれません。

今回は、それを「公式に」どなたでも聴いてもらいやすい形でパッケージ化してリリース。街のCDショップにも並べやすいカジュアルなカヴァーアルバム、世界中の人に届きやすい人気のJ-POPを礼真琴さんの歌声で…とても素敵な企画だと思います！

TCAPRESSを読んで、こっちゃんは、ご自身がいつも感謝を伝え続けている「宝塚」への想いを胸に、「宝塚歌劇と別の世界の懸け橋になれたら…」とこの企画を引き受けられたのかもしれないな、と感じました。

外部出演でLDHのファンの方々と宝塚ファンの懸け橋になった、瀬央ゆりあさんや水美舞斗さんのよう。

大好きなこっちゃんの歌声、新たな側面からフォーカスした音源を手元に置いておけることが嬉しい！

発売日が、より楽しみになりました。