雪組公演宝塚グランドロマン『ベルサイユのばら』-フェルゼン編-が、2024年7月6日(土)から始まりますね。
雪組トップスター彩風咲奈さんの退団公演であり、さきちゃんが宝塚を志したきっかけだという、ベルばら。先日のタカラヅカニュースでは、さきちゃんがベルばらで宝塚を目指し、さらにブルーの軍服を纏った「オスカル」に憧れたと話してくれていました。
退団公演となった今回のベルばらでは、フェルゼンが中心となりストーリーが展開します。
さきちゃんがお稽古場の様子を語ってくれていたのですが、そのお話がとても余裕に満ちていて、頼もしかったので印象に残りました。
現代的なアントワネット|夢白あやさん
マリー・アントワネットという、宝塚娘役としてこれ以上ないくらいの大役!
103期のあやちゃんが、挑むことになりました。
直近のアントワネットを演じたのは、星組の元娘役スター有沙瞳さんでしたね。1789のアントワネットは、より人間味を感じたしコケティッシュな雰囲気がとてもみほちゃんに合っていて圧巻でした。
あやちゃんは、どんなアントワネット像を見せてくれるのでしょう。
あやちゃんは、宙組から雪組へと組替えし、その現代的なキャラクターと物怖じしない堂々たる舞台姿が印象的だなぁと思っていました。
普段のオフトークも、かなりサバサバしていて、新しいタイプの娘役さんだなぁと思います。
今回のお話でも、ニュアンスですが、さきちゃんはあやちゃんのことこう話されていました。
「とても現代的な(持ち味の)あやちゃんだから、今とても戦っている、もがいている。でも、それがまた可愛い」
さきちゃんは93期、あやちゃんは103期。
並ぶと、10期も離れたトップコンビとは思えないしっくり感があるけれど、あやちゃんはこれまで「クラシカルな位の高いお役」の経験値を十分に積んでこれたわけではないでしょう。
なので、あやちゃんは今「アントワネット」というお役に自身を近づけていくのに、全力で挑んでいるんだなぁと感じました。
アントワネットは、宝塚の代名詞のような娘役のお役なので、ヴィジュアルはとても大切。そこにまず説得力がある方が演じなければならず、なかなかハードルが高いお役なんだなぁと改めて思いました。
あやちゃんらしい現代性を加わることで、ベルばらがこの時代でもより見やすくなるのでは…と期待しています
あの度肝を抜かれた、ピンクのポスター場面も冒頭のところで再現されるのだそう(*’▽’)華やかで斬新なポスターだったので、とても楽しみです。
劇画から抜け出たようなオスカル|朝美絢さん
さきちゃんの稽古場情報コーナーで、朝美絢さんのことも話されていました。
そのお話からはあーさも、オスカルというお役と戦っているよう。
ヴィジュアルがあまりにもハマり過ぎていて、もう劇画から飛び出してきたのかと思うほどの美しさでしたね…!
でもオスカルって、「女性だけど男装して、近衛兵を率いる勇ましさがあって、でもアンドレを一途に想う深い愛情を秘めた女性」ってなんとも複雑な設定がある。
あーさは、オスカルのどの部分に共感して、どの部分と格闘しているのだろうか…。
包容力のあるフェルゼン|彩風咲奈さん
で、主演であるさきちゃんは、フェルゼンが王妃様を包み込めるように…ということをすごく意識して話されていたように思います。
恋愛対象であるだけでなく、アントワネットの心の拠り所として、大きく包み込むような愛。そういうのを表現したいのかなぁと。
色んなお話を聞いて、今のさきちゃんなら芸名の「彩風咲奈」そのものが透けるような、「大きなフェルゼン」が演じられるんじゃないかなぁと感じて、「令和のベルばら」に期待が膨らみました(*^-^*)
そうそう…!ananのスペシャル版でも、さきちゃん、あやちゃん、あーさがたっぷりベルばらのことを語ってくれているみたいですね(*’▽’)
雪組を代表するような方々が、多く退団するタイミングでもあります。
私もライブ配信ではありますが、ぜひ観たいなぁと今から楽しみにしています!
読んだよのクリック↓↓してくださったら嬉しいです!
コメント