彩みちる、小桜ほのか、野々花ひまり。宝塚が誇る99期の「女優たち」

最近、お芝居が本当に素晴らしいなぁと思う娘役さんたちがいます。

月組の彩みちるさん

星組の小桜ほのかさん

そして雪組の野々花ひまりさん

その共通点は、99期生であること、各組の2番手格の娘役さんである…ということ。

そして、私の中で最もしっくりくるのは「宝塚が誇る女優さん」だということです。

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【彩みちる】今っぽい女の子から、高貴な貴婦人まで

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彩 みちる(Michiru Irodori) | 宝塚歌劇公式ホームページ 月組 彩 みちるのプロフィール、出演予定、バイオグラフィーをご紹介しています。

みちるちゃんのお芝居を直近で観たのは、鳳月杏さん主演の『ELPIDIO(エルピディイオ)』~希望という名の男~

のヒロイン「パトリシア」でした。

先日、スカイステージで「マイスターの教え」にも出演されていましたが、本当に素敵な女優さん。司会の夏美ようさんもめちゃくちゃ褒めていらっしゃって、それがうなずける程のお芝居力と気品でした。

実は、みちるちゃんのこと、私は「今っぽい若い女の子が似合う」イメージがあったんですよね。

現代的な風貌やメイク、ファッションがとても似合うし、お化粧の研究は誰よりも凄い!ってくらいおしゃれなイメージが勝手にありました。舞台メイクがとても素敵だと思うのです。

で、そういうみちるちゃんが大人になったんだなぁと初めて感じたのが、「シティハンター」の野上冴子。

色気があって、男役さんをリードするほどの迫力!さらりとした黒髪もすらりとしたタイトミニスカート姿もとても似合っていました。ご自身も好きなお役として挙げられていますね。

でも、それ以上にパワーアップを感じたのが、この「パトリシア」でした。

華やかで気品に溢れていて、落ち着いた佇まい。そこに、色気と勇敢さと現代性が合わさったような本当に素敵なヒロインでした。

『ELPIDIO(エルピディイオ)』~希望という名の男~この作品、みちるちゃんファンならずとも、きっとグッとくること間違いなし。私も、何の予備知識もなく映像で観ましたが今も好きな作品のひとつになりました。

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役作りの深掘りの仕方や、それを体現するまでの努力、そしてセンスがとても素晴らしい方なのだと思います。もっともっと、ヒロインで活躍する姿を観たい方です。

これからの月組では、どのような立ち位置で活躍されるのでしょうか。

みちるちゃんのこのセンスを生かせる素敵なお役に出会えることを心から願っています。ちなつさんとも、本当にお似合いでしたしね(*^^*)

【小桜ほのか】すでに大女優の風格

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小桜 ほのか(Honoka Kozakura) | 宝塚歌劇公式ホームページ 星組 小桜 ほのかのプロフィール、出演予定、バイオグラフィーをご紹介しています。

星組ファンの私にとって、礼真琴さん舞空瞳さんトップ時代に、ずっと重要なポジションで活躍し続けている歌姫です。

もちろん、お芝居でもショーでも歌の素晴らしさは言わずもがなですが、私がほのかちゃんに唸るのはやっぱり「お芝居力」です。

感性が豊かで役に陶酔できるタイプの方なのでしょう。すでに、大女優の風格。

以前、やはり「マイスターの教え」で英真なおきさんが司会を務められていた時、極美慎さん主演「ベアタ・ベアトリクス」が紹介されていました。

この時、ヒロイン「リジー」を演じた小桜ほのかさんのことを英真さんは、「本当に素晴らしい女優さん」とほめていらっしゃいましたね。そうそう!って本当にうなずいた。

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こういうスケールの大きな優しさやたおやかさのある女性を演じたと思えば、『Le Rouge et le Noir〜赤と黒〜』ヴァルノ夫人、『RRR×TAKA”R”AZUKA〜√Bheem〜(アールアールアール バイ タカラヅカ〜ルートビーム〜)』 キャサリンみたいな強烈な悪女を演じることもできる。

しかも、どちらも似合うのよ。

で、まだ観れていませんが「BIGFISH」のヒロイン、サンドラも大きな愛で礼真琴さん演じるエドワードを包み込むようなお役でほのかちゃんの本領発揮だと思っています。(生観劇した、ミーマイのマリア公爵夫人も、気品、壮大な歌声、素晴らしい以外の言葉が出てこなかった…!)

このお芝居の幅と、どの作品でもきちんとその役割を果たし、言い方はちょっと強烈ですが「しっかりと作品のなかに、観る者の印象に爪痕を残す」方だといつも思っていました。

小桜ほのかさん、別格娘役に路線に走っていきそうな役回りが多かったですが、もしかすると「サンドラ」を観た後は印象が大きく変わるかもしれない、そう予感しています。

【野々花ひまり】可憐に咲きつつ、スパイスにも

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野々花 ひまり(Himari Nonoka) | 宝塚歌劇公式ホームページ 雪組 野々花 ひまりのプロフィール、出演予定、バイオグラフィーをご紹介しています。

野々花ひまりさん、福岡県出身ジェンヌさんということもあり、勝手に親近感がわいている方です。ひまりちゃんを知ったのは、朝美絢さんのオリジナル番組に出演された頃。

自分自分!と前に出て目立つというよりも、一歩下がって控えめに、でも可憐に咲くまさに「野々花」のイメージでした。そして、おとぎ話に出てくる少女のようなファンタジーな世界観もとても似合っている女優さんです。

でも、最近では作品のスパイスになるような強い女性のお役も演じられていますね。学年が上がるごとに、重要な立ち位置でヒロインと対峙することもありました。

私のなかで野々花ひまりさんって、ディズニープリンセス、というよりは「不思議の国のアリスのアリス」「オズの魔法使いのドロシー」「サウンドオブミュージックのマリア」そういうヒロイン像がとても似合う方だと思っていて…。

先日、カチャさんの主演作『39 Steps』でも、ヒロインを務められましたね。作品はまだ観れていませんが(スカステ放送が楽しみ!)この時のひまりちゃんが(タカニュで観て)とっても素敵で…!

ヒマワリのような明るい笑顔、大人の魅力を感じる落ち着いた佇まい、短めのブロンドも本当に似合っていた。これからがさらに楽しみ!と思っていたのに…。

次回作「ベルサイユのばら」で退団を発表されました。本当に残念…。

でもひまりちゃんのこのヒロイン力、お芝居力を持ってすれば、外部でも大活躍されるのではないかな、と感じています。

99期の素敵な「女優たち」

娘役さんの宝塚で活躍される時間は、男役に比べてやはり短いです。

男役が10年以上をかけて熟成されるのに対し、娘役は早くに抜擢されるケースが多いこともひとつの要因なのでしょう。でも、やっぱり娘役も「10年」の含蓄はあると思うのです。

早くに抜擢され、トップ娘役に上りつめ、10年を迎えずに退団されるケースはこれまで多々あります。

早くに抜擢されたことで濃密なヒロイン街道を歩む方は、本当に一握り…。その若さと輝きにしか出せない魅力があることも、私自身一宝塚ファンとして、とても理解できるし魅了されています。

一方で、やはり10年という年月を経たからこそ醸し出せる、娘役の魅力があることも、最近ひしひし感じるのです。

それを、近年特に感じるのが、このお三方でした。

長い期間をトップ娘役として過ごすことは、難しい学年かもしれない。

でも既に成熟したトップスターには、成熟した娘役を相手役として「大人のトップコンビ」も観てみたい。そんな気持ちが私の中に、ずっとあります。

こうして長い期間を娘役として熟成し輝く、宝塚が誇る「女優たち」が、作品を豊かにしてくれていることに、改めて想いをはせ感謝したいなぁと思います。

宝塚の舞台を彩り豊かに、ほのかに香り、野の花や陽だまりのようにぬくもりを与えてくれる。

そんな99期の素敵な「女優たち」が、これからもそれぞれの場所で輝き咲き誇ることを願っています。

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宝塚ファン歴20数年、福岡在住、このブログを運営しているnaomiです。

このブログは、アメブロで2011年に開設した「TAKARA座」を前身として、大好きな宝塚のこと、これまで観劇した作品について語っています。

筆者の詳しい自己紹介はこちら→https://takaraza.com/profile

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