今日は、ついに月組トップコンビ、月城かなとさんと海乃美月さんのラストデイですね。
7月7日の七夕まで…
そう、退団会見でお話しされていた時には「あぁ、まだずっと先のこと」と思っていましたが、本当にあっという間にこの時がやってきました。
れいこさんとうみちゃんのサヨナラ特集が掲載された「歌劇7月号」を、昨晩はじっくり読んでいました。
月城かなとさんに贈られた、数々の言葉たちを読んでいると、れいこさんのお人柄や佇まい、普段の様子から舞台上の姿まで鮮やかに造形でき、まるで私もれいこさんのそばに、ずっと居たような錯覚を覚えました。
それくらい、先生方や組子のみなさん、そして組を越えた上級生や同期、下級生たちの言葉はリアリティに溢れていて、解像度が高いものでした。
温かい、優しい、芯がある、分け隔てなく人の心に寄り添う…
月城かなとさんに関わった方たちが口を揃えてそう語る、そのお人柄はまぎれもなく本物の姿なのでしょう。多くを語らなくてもその背中で見せてきた舞台人として、人としての在り方。
トップスターという立場であっても、どんな時も相手に目線を合わせた言動で真摯に向き合ってきたからこそ、こんなにも多くの人たちの心に残り、そして慕われているのだなと感じた「贈る言葉」でした。
大好きな礼真琴さんからも、「うっしーへ」と…。
こっちゃんの声で再生される、その贈る言葉。
特に最後の「3行」はこっちゃんの中で最大の賛辞なのだなぁと胸が熱くなりました。
月組副組長、白雪さち花さんの贈る言葉にも、思わず涙が溢れました。
そして先生方お一人おひとりの、歴史と想いの深さを感じる贈る言葉に、本当に感動しました。
こんなにもお人柄にも舞台姿にも、多くの方たちが共鳴したトップスター月城かなとさん。
その隠された数多く努力と苦労のその先に…こんなにも温かく包まれるような世界が広がっていた。
れいこさん、本当に今の宝塚歌劇に静かな凛とした光を放ってくださって有難うございます…と言いたいです。
月組で育ち、月組のトップ娘役となった海乃美月さん。
私にとっては、何でもできる安心感と安定感のある娘役さんでしたが、贈る言葉から、不器用さや辛い時期と戦い乗り越えて、今の穏やかな笑顔があることを知りました。
凛とした武士のような心を持つカッコいい娘役さん、可愛い笑顔、スケールの大きな娘役…さまざまな皆さんの言葉から、うみちゃんの多面的な魅力を今また知ることができて嬉しいです。
本当にたくさんの努力と経験を経て、月城かなとさんの隣で大輪の花を咲かせたうみちゃん。
贈る言葉や数々のインタビューを読んでいると、うみちゃんは自分を認め自信を持つことがずっとできなかったのかもしれないし、きっと彼女にしか分からないしんどさもあったでしょう。
でも、いつも夢のように美しく、スケールの大きさを感じさせてくれた娘役さんでした。
れいこさんとうみちゃん、この運命的でとてもお似合いのお2人が、七夕の今日、宝塚歌劇という「美しき虚構の世界」から旅立っていきます。
どうか、今日という日がお2人にとって、そして退団者の皆さんにとって素晴らしい1日となりますように。
月城かなとさん、海乃美月さん、ご卒業おめでとうございます!
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コメント
コメント一覧 (2件)
はい、その通り。ちなつサンも、好きだから、一作目は、みたい。、家の、用事で、関東千秋楽は、見れない。、ムラは、見ました、また、違う月になるでしょうね。ちなつサン、は、ひとがらが、好いから、また、月グミは、まとまるかも。
ちなつさんのトップスター時代にも期待が高まりますね。ほがらかで、柔らか、そして大人の魅力溢れるちなつさんの持ち味が開花する作品に恵まれることを願っています!