約10年の時を経て、宝塚熱が再燃した私。(詳しくはプロフィールに(*^^*))そのきっかけとなった作品は、先日の連載記事にも書きました、2010年8月博多座公演「ロミオとジュリエット」でした。そして、その時一瞬で心を鷲掴みにされた方。
柚希礼音さん、そしてもうひとりが涼紫央さん
舞台に登場された瞬間から、ベリーショートに金髪という宝塚では珍しいモードな風貌に釘付け!そして、ダンスや細かな仕草、衣装のさばき方細部にわたって、男役としてのこだわり、かっこよさを追求した舞台姿。
涼さんってこんなにカッコイイ男役さんだったんだ!!
と気が付いた瞬間でした。
もちろん、それまでも涼さんのことは知っていましたし、過去に舞台で拝見したこともありました。でも、どちらかというと、2枚目男役さん、という本当に正統派なイメージ。だから、「ロミオとジュリエット」の舞台では別人のように見え、ギャップだったのかもしれません。
それから、柚希さんと共に注目する男役さんとなり、色々な番組などで、今の星組を支える、重要な男役さんだということもはっきり認識しました。
そう思って観ていると…
涼さんの舞台上で役柄、立場から察すると柚希さんのお兄さん的存在。(勝手にそんな気がしていました)そして、それは舞台を降りてもそうなのかな、と感じるあるインタビューをスカイステージで観ました。
「スターロングインタビュー 涼紫央」
その中で語られていたお話で印象的だったこと。
ちえ(柚希礼音さん)に抜かれて悔しい、と思ったこともあった。
でも、今は、ちえを一番支えられられるのは自分だと思う。
今思い出しても、胸が熱くなる。だってこんなデリケートなことを素直に語れる方、宝塚にどれだけいらっしゃるでしょうか。本当は公にしたくない、自分の中の深い深い感情ではないかと思います。
でも、それを乗り越え、ありのままに語れる。
人としての強さ。
本当に宝塚を愛し、このとき心から充実していらっしゃるのがそのキラキラした表情からうかがえました。
「愛」という言葉を何度も使って表現されていた、涼紫央さんの宝塚への思い。
宝塚の伝統を守りながらも、モードで、おしゃれで、現代的!これまでにない男役を作り上げていかれる姿は、本当に刺激的でワクワクした気持ちをもたらしてくれました。
【連載2】以降でも、まだまだ涼紫央さんの魅力を語らせてください(#^^#)
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