
柚希礼音さん×『ちえちゃん』で涙:2013年博多座公演『REONⅡ!!』感想パート2

柚希礼音 「REON!! II」 (DVD)
柚希礼音さん、渾身のライブ!!:2013年博多座公演『REONⅡ!!』感想パート1に引き続き、パート2書きたいと思います!
博多座公演『REONⅡ!!』は 、レオンの魂が少女に導かれる…といったストーリー性のあるショーで、綺咲愛里さんが扮する少女が要所要所で現れ、レオン様を導いていきました。
大盛り上がりのスタートから一変、しっとりとしたダンスや紅さんの歌、ひんやりと一気に空気が冬になったようなシーンが続きます。
今回すごく驚いたのは、紅さんの歌。とてもとても伸びやかで心に響く歌声でした。きっととてもとても努力されて、たくさんの経験を積まれてこられたのだな、と感動(/_;)歌声により心が沁みこみ、深く響く素敵な歌声。紅さんの歌をもっといろいろ聴きたいと思ったくらい、印象的だったんですよね。
楽しみだったシーンのひとつが、バーレスク。
白華れみさんがとっても素敵だった印象的なシーンです。今回もやはり迫力満点!夢妃杏瑠さんは、小柄ながらパワフルな歌声で、文句なしの歌唱力。1回目の観劇で観た時よりも、2回目の方がよりキレもあり、余裕もあり、セクシーなバーレスクでした♪
柚希さんは、どんなシーンでも、どんな表情も片時も気を抜くことなく、何時でもかっこ良くて、どこまでも男役のかっこ良さを追求されている姿にキュンキュン(*^^*)バーレスクで次々と誘う女性達を上手にあしらう様子は、大人の円熟した魅力たっぷりのレオン様でございました(*゚ー゚*)

そして、2回ともやっぱり泣いてしまった「ちえちゃん」
バックには、本当に小さい頃の「ちえちゃん」そして「ご家族」の映像が流れ、より柚希さんのパーソナルな部分に触れられた気がして嬉しかったな~。
壱城さんが演じるちえちゃんも、お兄ちゃん役の如月さんも、お父さん役の紅さんも、お母さん役の十輝さんも、皆さん温かい雰囲気に溢れていて、とっても面白いんだけど、きちんとそれぞれの役を真面目に演じていらっしゃるのが伝わってきて、温かい気持ちになりました(*^^*)
ナウオンで、壱城さんが、自分が演じてきた役の中で3本の指に入るくらい、ちえちゃん役が好きと仰っていたとおり、大切に演じていらっしゃるのが嬉しかった~。
そして、心を込めて歌うレオン様。この時ばかりは、レオン様がちえちゃんに戻って、素顔を見せてくださった気がしました。この歌本当に素直で大好きです・°・(ノД`)・°・
そうそう、客席でのちょっとじ~んときた出来事。
私のお隣に座られていた随分年配のおじいさん。きっと柚希さんのことをあまりご存じなくて、今回の公演が宝塚なのにライブであることも?な雰囲気…博多座で宝塚があるから見に来られた、といった雰囲気の方でした。
博多座はこういったお客様も多いんです。宝塚が毎年1回来てくれるから、誰のファン、とかではなくでも足を運んでみようというお客様。だから、「今の宝塚」に詳しくない方もたくさんいらっしゃると思うのです。
でもこうして、色々な方が観劇されることはとても良いことだと思います。若いファンもご年配の方も、ここから新しいファンが広がっていくんだと思うから。
前置きが長くなりましたが、このおじいさんもそういった方だったのだと思います。公演が始まったばかりの時には腕組みされていて、普段の宝塚と違ったテイストだからちょっと雰囲気についていけない感じなのかな…と私勝手に心配でした。
でもバーレスクの時から徐々に拍手をされるようになり、ちえちゃん歌の時には、鼻をすすられていたんですよね(;_;)きっと感極まっての涙だったのでしょう。やっぱり、心に響くシーンは伝わるんですよね(/_;)
私まで何だか嬉しく、じ~んときてしまいました。やっぱり宝塚って最高!!
長くなってきましたので、続きは次回に…よろしければ、お付き合いいただけたら嬉しいです(*^-^*)
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私は、スカパーでタカラヅカスカイステージを観ています(*^^*)スカステは、いまやなくてはならない大切なチャンネルに♡
naomi
宝塚ファン歴20年、福岡在住、このブログを運営しているnaomiです。 このブログは、アメブロで2011年に開設した「TAKARA座」を前身として、大好きな宝塚のこと、これまで観劇した作品について語っています。 筆者の詳しい自己紹介はこちら→https://takaraza.com/profile
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