星組全国ツアーの中止期間が延長され、さまざまな想いが渦巻きます。
でも愛する宝塚のことを応援する気持ちは1ミリも変わらないし、こんな時だからこそ、もっともっと応援したい!ここで宝塚への愛を語ることが、微力ながらでも宝塚にかかわる皆さんの、宝塚を愛する人たちへの応援になると信じて…!
なので、これからも今書きたいことを、ランダムに様々な視点から書いていきたいと思います。
現星組・花組トップスターの相手役を務めた宝塚OG「娘役」は…
今週の「ビバ・タカラジェンヌ!」を聴いていたら、城妃美伶さんが宝塚OGとしてゲスト出演されていました。城妃さんは97期生。同期も、今をときめく錚々たるメンバーです。
- 留依蒔世さん
- 永久輝せあさん
- 海乃美月さん
- 綺城ひか理さん
- 蓮つかささんなど
城妃さんも、同期の活躍に負けず劣らず、現役時代は大きな役をいくつも経て大きく成長されましたね。そしてラジオでお話を聴きながら、よく考えてみたら今の星組トップスター礼真琴さん、花組トップスターの柚香光さん、どちらの相手役も務めた経験のある稀有な娘役スターさんだったことにも気づいたんです!
これって、改めて考えると凄くないですか?(*’▽’)!!!
「礼さんは、ご存じのとおり天才的な方」
今回のお話のなかで話題にのぼったのは、星組時代に礼真琴さんと新人公演で組んだ「ロミオとジュリエット」のこと。
2013年の当時からこっちゃんは、城妃さんから見てもやっぱり超実力派スターさんだったようでこんな思い出を話してくれました。
礼さんにもすごくお世話になりましたし、礼さんご自身も皆さんもご存じのとおり天才的な方じゃないですか。なのでこの人についていくにはどうしたらいいんだろう?と思って、当時ふりしぼれる力を全部ふりしぼって、全てのエネルギーをそこに注いで、いたなって。
本当に自分のキャパ以上のことを与えていただいて、求められること、自分の実力以内ではできないことばかりだったので、あそこに必死にぶつかっていっていたなという記憶がありますね。
当時、城妃さんは天才的な礼さんの実力に全力でついていっていた、と。
この時もきっと、こっちゃんは相手役さんを大切にして一緒に高みを目指そうとしっかり相手役の手を握って頑張っていたんだろうな。
そして城妃さんもそれに全力でついていっていたんだって…。そんなお話を聴くと、その新人公演が俄然観たくなりました(*^^*)
礼さんがこの新人公演が決まった頃に「ビバ・タカラジェンヌ」に出演されていたそうですが、その時おふたりのデュエット「エメ」がラジオで流れたそうです。(こっちゃんのラジオ出演、聴きたかった!)城妃さんは当時研3、歌劇やグラフに掲載されることにも嬉しくてワクワクしていた頃なので、ラジオからご自分の声が流れてきて録音するほど感動されたんですって(*^^*)
花組時代には、本当に存在感を発揮されて印象的なお役をいくつも演じた城妃さん。特に私は、お芝居の印象が強く残っています。そんな城妃さんが、やっぱりこっちゃんのことを「天才的」と…。
2013年からもう天才と呼ばれていたこっちゃんの凄まじさを感じるとともに、そんな風に当時を語る城妃さんは、本当に謙虚な方だなと思ったし、真摯なお話しぶりにとても好感を持ちました。
花組トップスター柚香光さんとの代表作は…
花組TBS赤坂ACTシアター公演 TAKARAZUKA MUSICAL ROMANCE『花より男子』【Blu-ray】 [ 宝塚歌劇団 ]
そして花組時代の城妃さんと言えば、やっぱり代表作は「花より男子」でしょう(*’▽’)花男は、柚香さんにとっても代表作のひとつだと思います。
よく、タカラジェンヌの皆さんは「退団の鐘が鳴る」と言います。
城妃さんの場合は、「花より男子」が決まった頃だったそう。
「鐘はなりますね」「鐘がゴーーーンと鳴りました、つくしちゃんが決まったぐらいの時ですかね」(→ニュアンス)
私も映像で観ましたが、牧野つくしはまさにお芝居心溢れる城妃美伶さんのはまり役!当時、スカイステージのオリジナル番組(オフのジェンヌさんの番組)などで感じていたのは、城妃さんの魅力はいい意味で「宝塚の娘役の型にはまらない幅広い演技力」!
鳳月杏さんの番組にゲスト出演されていて、数人の花組生がアドリブでお芝居をするコーナーがあったのですが、その時「ぶっとばしていけば、間に合うわよ!」ってアドリブが…( *´艸`)腕組みして口をとがらせて言うそのしぐさも含めて笑ったな~(≧▽≦)
「ぶっとばして」って娘役さんが発するイメージがなくて、アドリブでそういうセリフが自然とでるなんて、なんて可愛いんだろうって思いました(*^^*)まさにつくし!
この回は、何度も観返すくらい大好き!本当に面白いんですよね~♪
「型にはまってない」そんなところが魅力だな~とその頃から注目していたので、つくしちゃんを観たとき、すごくぴったりだなと思ったし、他のキャストは考えられないくらいとっても魅力的な説得力のあるつくしちゃんだったなと思います(*^^*)
でももうこの時には、彼女は退団を決めていたんですね。
このラジオでも、宝塚は本当に楽しい思い出ばかり!やりきった!と満足して辞めることができたと爽やかにおっしゃっていました。それくらい全力投球して、自分らしく宝塚人生を歩めたということなのでしょう。
城妃さんのハキハキとして、でも礼儀正しいけれどそれだけではなく親しみやすい語り口はとっても楽しくて。何だか現役時代よりも、さらに今の城妃さんに注目したくなりました。きっと今も充実した日々を送られているから、声からお話の内容からもいきいきとした輝きを感じられたんだと思います。
こっちゃん、柚香さんと今をときめくトップスターたちを相手にヒロインを務め、さまざまな大きなお役を前に自身を奮い立たせながら成長を遂げ、清々しく退団していった城妃さん。
このラジオを聴いて、これからの彼女に注目するとともに、現役時代の活躍もたどってみようと思ったのでした(*^^*)
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