博多座客席降りでの迷惑行為|パーソナルスペースの大切さ

博多座の客席降りで、迷惑行為があったとのアナウンスがありました。

私、実はこの公演を観劇していました。

昨日、客席降りの感想を書いたばかりでしたので、本当にショックです…。

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ただ、観劇中はその行為に私自身は全く気が付いていなく、昨日の記事を書いた後、SNSで初めてこのことを知った状況。

その時「騒然となった」とか「ショーが一瞬止まった」ということはなかったため、気付かなかったのだと思います。

なぜそのような状況になったのか、SNSで多くの方が書かれていたことが一連の事柄が事実だとすれば、もう本当に言葉になりません。

そして何より、その後もタカラジェンヌの皆さんは、全力だったし最後の最後まで笑顔が曇ることもなかった。

改めて、舞台人としてのプロ意識の高さを感じます。

でもどんなに、不安と不快感でいっぱいだっただろうと…。

私の目でその行為を見たわけではないですし、博多座からのアナウンスでも当然のことながら「どなたが被害を受けた」という固有名詞は出ていません。そのため、タカラジェンヌさんのお名前を挙げることは、その方のためにも控えたいです。でも、今どんな想いで舞台に立っているのだろうと思うと、心がきゅっとなります。あんなに素敵な舞台を全力で届けてくれているのに…。

ショー「ジュビリー」で永久輝せあさんと星空美咲さんの客席降りの時、中詰めもトップコンビだけではなく舞台上の花組生たちも全体を色々な視点で観ていたので、その行為に気が付かなかったのだと思います。

ですが、ほんの一瞬だけその方の表情が違って見えたのと、客席降りのルートが変わった?と思った瞬間があって、気にはなっていました。

客席降りは、とても楽しくて夢の時間です。

ですが、ごく一部の観客であろうと博多座でこういう迷惑行為があると、被害を受けた方はもちろん皆が不安な気持ちになる。

きちんと観劇マナーを守っている地元の宝塚ファンが大部分なので、とても悲しい気持ちにもなります。

そして、客席降りの是非までに話が及ぶ可能性も。

先日、星空美咲さんがNOWONSTAGEで、ご自身のお役について「パーソナルスペース」という言葉を使っていらっしゃいました。私は、美咲ちゃんのこういう言葉選びが(歌劇やキャストボイスなども含め)とても好きなのですが、まさに「パーソナルスペース」を十分に意識することが大切だと感じます。

客席降りも、性別を問わず、最低限の観劇マナーと、双方のそういった感覚があって成り立つものだと思うから。

SNSに書かれている博多座客席降りでの迷惑行為とは、また別のお話ですが…

実は私、やっぱり客席降りでタカラジェンヌが観客の「頭を触る」というのはちょっとやりすぎなのでは…と感じたのが正直なところです…。これは演出からの指示?それとも個人個人に委ねられたサービス精神だったのかな…(これを楽しみにされている方には、申し訳ないですが…)

昨日の記事にも書かせてもらいましたが、「頭ポン」に本当にびっくりしてしまって。

サービス精神や楽しませたい!喜ばせたい!という想いが溢れた結果だと思いますが、私は嬉しいというよりも、とても驚いた!という感じです。これも、パーソナルスペースの問題なのでしょう。

ずっと前から、宝塚歌劇では「近くにタカラジェンヌさんが来てくれる」「ハイタッチ」「手がほんのちょっと触れる」「握手」くらいのコミュニケーションは楽しくとても嬉しいものでした。これだけでも、十分感動します。

だから、客席降り自体が無くなるとしたら、それはとても寂しいです。

でも、やっぱ何よりも、心身の安全第一です。

今回の迷惑行為については、博多座がしっかりとアナウンスをされ、対策も強化されるとのこと。

なぜ、このような迷惑行為が起こったのか…

これからも、タカラジェンヌの皆さんが安心して舞台に立てるよう、彼女たちのプロ意識の高さに甘えることのないように、観客側のマナーはもちろんですが宝塚歌劇団、そして多方面からの対策強化と配慮を願っています。

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宝塚ファン歴20数年、福岡在住、このブログを運営しているnaomiです。

このブログは、アメブロで2011年に開設した「TAKARA座」を前身として、大好きな宝塚のこと、これまで観劇した作品について語っています。

筆者の詳しい自己紹介はこちら→https://takaraza.com/profile

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