瀬央ゆりあ、「第二章」はじまる：「巴里祭」を視聴して

瀬央ゆりあさんの「巴里祭」、千秋楽の夜の回をライブ配信で視聴しました。

素敵だったなぁ、せおっちの巴里祭。

こんなにも、花組が似合って、クラシカルなお衣装が似合って、それでも内に星組パッションを秘めていて…。

あまりにも素敵だったので、キャー(≧▽≦)じゃなくて、しみじみ観てしまいました。

巴里祭らしいオーソドックスな選曲にも、しっかりとせおっちの味わいをのせて、歌い舞う姿。

立派、本当に立派だったよぅ…！

星組ファンとして、どの立場か分かりませんが、せおっちの存在がとても誇らしい気持ちになりました(;_;)

客席降りでの余裕のある「ザ・スター」な姿！！

MCでも気遣いと楽しさのエッセンスをたくさん感じさせてくれて、本当に「タカラジェンヌ」の素敵なところを凝縮して具現化した姿でした。

瀬央ゆりあさんと、一之瀬 航季さんの「愛の讃歌」に感動して涙が滲んだかと思えば、「せおっちコーナー」にさらに泣かされる！心友である礼真琴さんが歌っていたパートを、せおっちが歌っている奇跡！

そして、客席に突如として現れた羽立光来さんが、「1789」の「サイラモナームール」礼真琴さんのパートを堂々とクールに歌われていたことにもグッときてしまった！

ロミジュリもスカーレットピンパーネルも、星組に縁のある大作ばかり。せおっちの思い出と憧れがつまったセトリに、本当に感動しました(/_;)せおっちが、真ん中で歌ってくれていること、そしてそれを花組生が全力で歌い踊ってくれていることに…。

三木先生、本当に有難うございます(;_;)

せおっちを中心とした巴里祭は、トークは軽妙だけれどタカラジェンヌの品格は残していて、ステージに重厚感が溢れていました。

MCでは、花組生の皆さんのクレバーで気の利いたトークに唸り、せおっちがそれを愉しくそして気遣いに溢れたトークで受けて、このキャッチボールのテンポや雰囲気もとても楽しく新鮮でした(*^^*)

どのお衣装でもシーンでもせおっちのリーゼントが一糸乱れず、瞳の輝きが宝石のようだったことも印象的です。

まるであの頃の巴里祭の愛月ひかるさんみたいに、男役の美学がひしひしと伝わってきた…(/_;)

せおっちって、こんなにもクラシカルで宝塚らしい曲やシーンが似合うんだなぁと、改めて実感して新鮮でした。

そして、どの組でもなじみながら光り輝ける華と実力、人に温かな気持ちを残してくれるお人柄で、これからの宝塚歌劇で誰とも違う、魅力を放っていかれるんだろうなぁと感じています。

本編ももちろん素晴らしかったですが、何よりも心に残ったのは、ラストに巴里祭メンバーが1人ずつ挨拶をしてくれたシーンです。

巴里祭が終わってしまうのが本当に寂しい。

なおみさんから、たくさんの事を学ばせていただいた。

これまでの人生で、一番幸せ…。

最上級の言葉がたくさん溢れていて、せおっちのお人柄とタカラジェンヌとしての素晴らしさ、そして花組生の方々の真っ直ぐさや豊かな心を感じました(;_;)

最後に、花組ポーズをバシッと決めたせおっちに、思わず画面の前で「キャー！！」と叫んでしまいました( *´艸｀)こういうところよ、せおっちの素敵なところ！！

そして、最後の最後には、右に左に手を振りながら客席に向かって挨拶をし、「あ、パンが残ってますね^^」ってちっさく言ったせおっちに、ほっこりしました( *´艸｀)

最初から最後まで、なんて完成度が高く、気持ちの良い公演だったんだろう。

逆風吹き荒れる宝塚歌劇団に、こんなにも清廉な空気感があることを感じられて、色んな意味で心満たされた巴里祭でした。

※今日のタカラヅカニュースで巴里祭のダイジェストが流れましたが、編集が素晴らしすぎた！！ここ！ってところをちゃんと放映してくださって有難うございます！せおっちの貴重な花組ポーズが観られます！！

星組のパッションと華やかさと現代性を秘め、各組の色に調和しながら異彩を放てる稀有な存在。

さぁ、ここから瀬央ゆりあの「第二章」がはじまる！

これからのせおっちが、宝塚歌劇団で思いきり魅力を開花させてくれるのが楽しみです！

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