昨日の、宙組公演再開のお知らせは、宝塚歌劇に関心を寄せる人たち、宝塚ファンに激震を走らせました。
私も、いただいたコメントを含め、さまざまな意見に触れました。
そして、自分自身はどうしたいのか、改めて考えていました。
遠くない将来に宙組を現行のまま再開する意思は、劇団側の会見で明らかになっていたものの、いざ発表になると「やはり、そうなのか…」と何とも言えない複雑な気持ちになったのは事実です。
ただ、想像の域ではありますが、宙組のなかにも、自身では環境改善に対して発言・行動することに限界がある人たち、またこの一連の事柄に苦しみ続けてきた人たちはいたでしょう。
また、「宙組に配属」されていることで自身の進退も含め、「身動きが取れない」と感じていた人たちもいたかもしれません。
これから公演に向けたお稽古、そして公演期間を通して、宙組生それぞれが自身が「本当はどうしたいのか」に改めて向き合い、道を決めていくのだろうと想像しています。
私は、このブログでずっと書き続けてきたように、宝塚歌劇団の真の再生を願い、また「厳しく見守る」姿勢でいたいと思っています。
これまでと同じ「夢見る気持ちを抱いて、舞台を観ること」ができなくなった宙組。
そのような自分の感情がわかっているからこそ、この一連の出来事に向き合っている間「宙組公演を観たいという気持ちは、もう湧き上がってこないだろう」と何度も思いました。
でも、だからこそ…。
もし宙組公演がライブ配信され、急な予定などが入らず観ることができる状況が整っていたら、映像ではありますが私は、見届けようという気持ちに変わりました。
それは興味本位や、再開が嬉しいといった感情ではなく…。
「宝塚歌劇の行く末を厳しく見守る」という自身の想いに従って、「観なければならない」という感情で…。
それは、私にとってとても勇気のいることです。
スカイステージで宙組関連の番組や公演を全く観れなくなっていたくらい、衝撃的な出来事でしたから…。
それでも、自身の目で耳で、心で宙組の「今」を確かめたいと思っています。
そして、挨拶でどのようなことが語られるかを、しっかりと聞きたいと思います。
それだけで真実が分かるとは到底思っていませんが、それでも何かを「感じる」ことはできると思います。
さまざまな事柄が明るみになり、そのうえで「今」の宙組の舞台を観て、どのような気持ちになるのか。宝塚ファンとして、それを知っておきたい。
【追記】上記を書いてから、その後も私の気持ちが変遷していきました。やはり、「宙組のライブ配信を(あるならば)観たいと気持ちが動いたら観る、そうでないなら観ない(もしくは、予定が合わないのに無理に観ようとしない)」、そういうシンプルな気持ちに任せたいと思います。
これまでも何度もこの場所に書いてきたように、「観る」「観ない」は個人の自由であり、それを批判することはできないと思っています。
宝塚歌劇を愛していればいるほど、さまざまな意見が交錯するのは当然のこと。
それほどに、宝塚の歴史に激震が走った重大な出来事であるし、決して忘れてはならない出来事…そして宝塚歌劇が多くの人たちの想いにどれほど支えられてきたか…ということが改めて顕在化した出来事でもありました。
私自身も、宝塚歌劇を愛している者として、ずっと苦しい気持ちを抱えています。
でも、その宝塚歌劇に幸せな気持ちをもらってきたひとりでもあります。
時間がかかっても、「宝塚我が心の故郷」と胸をはって言える場所になることを心から願い、今後の宝塚歌劇の動向を見守ります。
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コメント
コメント一覧 (4件)
うーん、どちらを、応援してるか、わからないコメントですね、、激震が、走り複雑なのに、見るの?私は、さくらさんとかは、好きですか、挨拶にしても、セリカサンは、本音言わないて、思いますわ。ファンの、皆さんお待たせくらいしか。
どちらを応援する、というだけが答えではないのが、宝塚ファンの複雑な感情かもしれません。
激震が走り複雑だからこそ、「観る」という選択もあるのでは…と思います。
実際に舞台上で話されることだけでは、何も真実はわからないでしょう。
それでも、今の宙組の舞台から感じることを、自身が知っておきたいと思っています。
まあね、私も、若翔りつさんとかは、好きですし、まあさま時代も、よかったから。本音は、もうちょっと年期の、入った、組長さんを、作ってほしい。タカショウさんや、五峰さんとか。私は、セリカサントップは、アレルギー在ります。
これからの宙組がどのような形になっていくのか、誰にもわかりませんね。
今はただ、見守るしかありません。