先日、宝塚の下級生たちが活躍する作品がたくさんあって嬉しい、しかもそこに大好きな礼真琴さんの話題が…!(*’▽’)というブログに、たくさんの方に反響をいただきました。SNSなどでも温かいコメント有難うございます。
今日書きたいのは、あの時ご紹介しきれなかったのが名作 ことばの泉~第二章~です。
予想を何倍も越えてきた、月組若手スターの圧倒的お芝居力!!
こちらは、礼真琴さんの話題が直接出てくるわけではありませんが、こっちゃんも出演した作品(永輝の黒髪ヘアスタイルも軍服も、めっちゃくちゃカッコよかった…!!)、2016年星組公演『桜華に舞え』が取り上げられました。
この番組では、3人の若手スターたちが集い、素化粧のまま手には台本を持ち、朗読劇のようにストーリーが展開します。屋外での撮影もあり、とても新鮮!
…で、今回集まったのは、芝居巧者が多いことで知られる月組の期待のスターたちです!
- 彩海せらさん(あみちゃん):102期
- 白河りりさん(りりちゃん):103期
- 月乃だい亜さん(だいあさん):104期
もうね、このお三方がめっちゃくちゃお芝居が素晴らしすぎるし、構成もとても工夫されていて面白くて、お衣装や舞台装置がなくても舞台が観えるような充実感なんですよ…!
私、もともとこの作品が好きだったし、すごく泣いたので今回も期待していました。
いきなり本編に入るかと思いきや、何だかコント風の楽しい場面が( *´艸`)
昭和を思わせる(森田健作さんとか台詞に出てくるし)、レトロで可愛い場面がちょいちょい挟まっていて、最後まで全く飽きることなく楽しく観ることができました。
どなたでしょう?「ことばの泉」バージョンの脚本を書いた方は(*’▽’)
視聴者を楽しませようっていう遊び心と、そして作品をしっかり届けようっていう愛があったなぁ…!
まず何がすごいって、あみちゃん(102期)、りりちゃん(103期)、だいあさん(104期)のかごんま弁と圧倒的お芝居力です!!
私は福岡の人間ですが、九州のなかでも特に鹿児島は大好きな場所。何度も訪れ、地元の方ともたくさん交流してきたので、かごんま弁にもとても愛着があります。
でも、ちょっと外国語かなってくらい難しいところがあってイントネーションとか言い回しがとても独特なんです。
それなのに、お三方とももう本当に巧すぎる…!
素朴なかごんま弁が、とても美しくて感動してしまいました(;_;)
それもそのはず、あみちゃんは鹿児島県出身。
絶賛応援中の、星組天飛華音さんと同郷です。
私、あみちゃんとかのんちゃんが好きで、これからの活躍が楽しみな若手スター筆頭なんですよね(*^^*)このお2人の時代がきっとくる…!と今から大注目しています。
地元鹿児島の作品を、朗読劇とはいえあみちゃん主演で企画するなんて、なんて粋なのでしょう…!
煌めきと地に足の着いたお芝居で、月組にぴったりな彩海せら
あみちゃんって、本当に真ん中が似合う人。
大きな瞳の輝きはかつて月組トップスターとして活躍した龍真咲さん、2番手スターとして大活躍だった美弥るりかさんを思わせます。
ふだんは可愛いのにお芝居になると異次元にカッコよく変化するところは、明日海りおさんや礼真琴さんのようでもあるなぁと思いました。
そして、人への気遣いがいつも感じられて、謙虚でふんわり柔らかい、そんな優しい人柄もあみちゃんの魅力。
あみちゃんが、地元を舞台にしたこの作品を演じたことは、私にとってとてもエモーショナルで、本当に舞台でやってほしいなぁ…!と切望してしまうほどでした。
彩海せらさん、優しくて精悍な桐野利秋(本役:北翔海莉さん)が似合いすぎてた!!
途中で少しだけ、礼真琴さんが本役だった「永輝」も演じていてこっちもエモーショナル(≧▽≦)
あみちゃんが、こっちゃんのお役を演じてるっていう新鮮さが、もうたまらんかった( ;∀;)
お芝居に入った時の逞しさや舞台度胸のようなものが圧倒的で、あみちゃんのお芝居好きだなぁと改めて思いました。
あまりの実力に、圧倒された!白河りり
私の中で、新人公演でエマ・カーターを演じた期待の若手娘役さんというイメージで止まっていたりりちゃん。
すっきりとした涼し気な美しさのある可愛らしい娘役さんですが、今まであまり月組の舞台を観てきていないこともあり、その魅力に気付けていませんでした。
でも、この番組で本当に驚いた…!
男役も難なくこなし、位の高い役から凄味の必要なお役まで何でもカッコいい!娘役パートはもちろん、素朴なヒサ(本役:綺咲愛里さん)、凛とした吹優(本役:妃海風さん)、妖艶な会津のお姫様、愛奈姫(本役:真彩希帆さん)、老け役まで全てをきちんと演じ分け、魅力ある女性に仕上げていました。
他のことをしていた(特に宝塚ファンではない)家族が、いきなり「この人、うまいねぇ」と思わず言ってしまうくらい(*^^*)
本当に、りりちゃんのお芝居に感動してしまって、これから注目したいと思いました!
大健闘!!これからが楽しみな月乃だい亜
だいあさんは、104期の下級生とは思えない程どっしりとしたお芝居をされる方だなぁと、月組男役の底力を観た思いでした。
こういう若手の方がいるから、月組は「芝居の月組」をずっと守っていけているのかもしれません。
凄味のある西郷さん(本役:美城れんさん)や衣波隼太郎(本役:紅ゆずるさん)、あみちゃんを誘惑する女役まで、ありとあらゆるお役を演じ分け、だいあさんも大活躍でした!
圧倒的お芝居力のあるりりちゃん、そしてキラキラの真ん中オーラが素敵なあみちゃんと対峙して、大健闘!!これからがとても楽しみな芝居巧者の若手スターさんだと思いました。
ラストには、思わず涙…
緊迫したシーンが続いていても、ちょいちょいさっきお話ししたコント的な場を繋ぐ親しみやすいシーンが挟まれているもんだから、笑えたりほっこりしたり…。
でも、やはりあの「桜華に舞え」のラスト、パルファンの香りのところ…もう、私大泣きです(;_;)
朗読劇なのに、まるでそこに舞台があるかのようにドラマティックで本当に素晴らしかったです。
今回の、名作 ことばの泉~第二章~#17『桜華に舞え』は、お三方がさらに上級生になり、組の中心で輝くようになったころ、絶対に貴重な番組になる!!と確信したので、私の中で保存版にしました。
それくらい、楽しめたし感動したし、星組ファンであまりなじみのなかった月組若手スターの圧倒的芝居力!!に触れられた、とてもよい機会でした。
もし、観ることができる環境の方は、ご覧になってみてはいかがでしょうか。
きっと何にも考えず、心豊かな時間を過ごせるはずです(*^^*)
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