礼真琴さんの感想に続いて、今回は舞空瞳さんの感想を書きたいと思います!
トップ娘役就任時からずっと大好きな舞空瞳さん。
なこちゃんは、博多座の『ミー&マイガール』で2回生観劇していましたが、やはり礼真琴さんと並ぶところをずーーーーーーーーっと観たいと思っていた私にとっては、なこちゃんも生で初観劇!くらいの気持ち。こっちゃんと同じくらい、なこちゃんも大好きなのでもう幸せ過ぎる観劇でした( ;∀;)
舞空瞳さん、もう本当に、トップ娘役として神々しいまでの美しさ。そして圧倒的な実力、オーラでした。
これは、大ファンだから…という贔屓目を抜きにしても、とにかく舞台姿に華やかなオーラがあって圧倒的だった。本当に充実期なんだなぁ、と心から感じさせてくれました。
ここからは、「RRR」のネタバレを含みますので「何も知らずに観劇したい!」という方は、観劇後にご覧いただけたら嬉しいです(*^^*)
優しく、美しい…だけじゃない舞空瞳のジェニファー(ジェニー)
なこちゃんのジェニーには、常に「慈愛」が満ちていました。インド人が痛めつけられているのを助けるシーンでも、マッリを想ってお土産を探すシーンでも、そしてアクタル(礼真琴さん演じるビーム)に対しても…。
人への平等な目と尊敬が根底にあり、視野が広くて聡明。
そんな女性を無理なく、自然体で演じているなこちゃんがとっても素敵でした…!
特に印象的で、私が大好きだったシーンは…
こっちゃんビームがパーティに招かれて、例のかっこ可愛いサスペンダー姿でお屋敷にやってきて、それをなこちゃんジェニーが嬉しそうに出迎えるシーン。
暁千星さん演じるラーマが「あなたのために、準備を…」(映画では、「おめかしだ!!」とラーマがビームに自分のシャツやパンツなどを見立てるシーンが、とっても微笑ましくて大好きでした(*^^*))とナイスアシストした時に、満面の笑みで「嬉しい!!」と喜ぶなこちゃんジェニー。
からの「緊張しているのね」と、まるでビームを包み込むように優しく言う、そのなこちゃんの台詞回しがたまらなく素敵なんですよねっ(/_;)
たとえは少し異なるかもしれませんが、私のなかで、なこちゃんジェニーはまるで「先生」のような「親善大使」のような雰囲気もあって…。聡明で凛としていて、それでいてなこちゃんのジェニーは人を労わる姿勢が常にあり「包容力」に溢れていました。
お衣装の着こなしも、抜群!!
それが特に感じられたのが、やはりあの「サリー」の生地でつくられているというパーティのドレスです。
なこちゃんがリアルバービー体型であるだけでなく、物腰に品格があって「イギリス側を担当させていただく」とナウオンで話してくれていたことをふと思い出しました。
そう、イギリス貴族の誇りとどうしたって身についてしまっている淑女の振る舞い。それが無理なく溢れ出ていて、本当に大人の素敵な女性でした。
ナートゥでは、堂々とセンターでダンス!!
ナートゥが始まると、雑踏のような状況のなかでも礼真琴さんが、舞空瞳さんにナートゥを教えているような仕草もあって、「これでいい?」って感じでなこちゃんが踊ってみせると、こっちゃんがgoodって感じで親指を立ててるような仕草が見えたような気がするっ( ;∀;)
よく見てたら、気づいていなかったことなこの絡みがちょいちょいあって、いちいちキュンとしました( *´艸`)
2階席から観劇していたので、ナートゥが始まって娘役さんが一斉に登場するシーンが終始よく見えました!
こっちゃんとありちゃんがナートゥダンスを爆踊りしている間、なこちゃんたちはどうしているのかライブ配信ではよくわからなかったのですが…
おそらく正面からは舞台上に人が多くて見えづらいかもしれないのですが、それでも舞台奥で変わらずジェニーとして、娘役さんたちのリーダーシップをとって自然なお芝居をしているなこちゃんにもキュンとときました(*”▽”)
それからの、サリーの生地でつくられたという色とりどりのドレスを身にまとった娘役さんのナートゥが、もう美しいのなんのっ!!
なこちゃんはピンク、他にもグリーンやブルーなど本当に舞台上に一気に花が咲いたように、ナートゥダンスに合わせてスカートが花開いてその迫力と美しさに圧倒されました!!!!
こっちゃんが、ナウオンで「こんなに私たちが頑張ったのに、全部持ってっちゃう(笑)」(→ニュアンス)って話してくれてたの思い出したよね(≧▽≦)
もちろん、こっちゃん、ありちゃん、男役さんたちのナートゥも、アグレッシブで熱くてめちゃくちゃカッコよかったです(*”▽”)
「アクタル」に影響されて、「自分の進む道」を自分で決めるなこちゃんジェニー
礼真琴さん演じる「アクタル」の姿に影響されて、ジェニーが自分の道を決めて屋敷を出ていく、心を解き放つシーン。この時、なこちゃんが渾身の力を込めて歌うこの曲…、本当に涙が止まりませんでした。
歌詞があまりにも「舞空瞳」にリンクするような気がして、その力強さと「いつか迎えるその日」を思わせるような歌に涙が止まらなくて…。
ラストのラストまでのびやかに歌い上げて、声を最大限に響かせる舞空瞳さん。本当に素晴らしい歌声で、心から感動しました。
今でも、口ずさんでしまうくらい素敵な歌。
舞空瞳さんの代表曲に、きっとなる。そう思いました。
そしていつか…考えたくないけれど、いつかこの場所をなこちゃんが旅立つ時がきたら、きっと大切な場所で歌われるような気がします。それくらい、心に残る歌唱でした。
頼もしさ、貫禄が半端じゃなかった舞空瞳さん
なこちゃんの出番は、ストーリーの性質上、やはりこっちゃん、ありちゃんほど多くはありませんでした。でも、なこちゃんがイギリス側の重要な人物として大きく存在してくれていたからこそ、この作品に深みが増し奥行きが生まれ、人間同士の「愛」が深く描かれたと思います。
そんなお芝居心が素晴らしく、そして頼もしさ、貫禄が半端じゃなかった。
礼真琴×舞空瞳×暁千星のトリデンテの立ち位置が、この作品のなかでいい意味で対等で敬愛し合っていて、それぞれのパートを最大限に輝かせているからこそ、強固な土台があることを感じたんですよね。
そしてその土台の上に、星組生たちがそれぞれ、これまた誰とも被ることなく魅力を最大限開花させている!
舞空瞳さんは、トップ娘役になって着実に心も技も磨き上げて、今ここに立っているんだなぁ、だからこそこんなに神々しいくらいに輝いているんだなぁ…。
そうひしひしと感じながら、なこちゃんの所作、台詞回し、佇まいの完成度の高さに終始心のなかで唸っていました。
…と、色々書きましたが、結局何が言いたいかっていうと
ってことなんですよね( ;∀;)
なこちゃんのジェニーを生で観ることができて、本当に幸せ(/_;)そう思わせてくれたとても素敵なジェニーでした!
新人公演の振替日が、ついに発表…!!
今日、新人公演の振替公演が発表されましたね。
星組 東京宝塚劇場公演
『RRR × TAKA”R”AZUKA ~√Bheem~(アールアールアール バイ タカラヅカ ~ルートビーム~)』新人公演
3月20日(水・祝)18時30分公演(新人公演 振替)を実施いたします。※3月7日(木)18時30分公演(新人公演)は中止させていただきました。
宝塚歌劇団公式HPより
祝日ということもあり、振替になっても観ることができる方が多いのでは?と予想しています。もちろん、元の日時でしか観ることができなかった方もいらっしゃると思うので、そう思うと辛くなりますが…。
私も遠征して観劇したので、もしこの公演が休演になったら…と、たった1回の機会が失われる怖さと直前まで常に戦っていました。
ですが、演じる方々が無理をすることは良くない…。
振替が決まったことは、代替え案としては良かったのではないかなと思います。これほどの作品を新人公演メンバーだけで成し遂げることは、本当に大変なことだと思います。
それでも若手メンバーの情熱が客席に、そして画面の前の私たちにも届くことを信じています!(配信、あるよね…?)
頑張れ、星組!心からエールを送ります!!
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