初の東京宝塚劇場遠征記、まだ本編には入れていませんが、先にこちらを書かせてください。
本来なら、今頃上演されていたはずの、幻の新人公演のことを…。
元気な舞台姿を観たばかりだったのに…
3月5日に休演が発表された、大希颯さん。
そう、新人公演初主演を控えた、期待の若手スターさんです。
私が観劇した日はまだ、元気に舞台に立たれていました。まさか、こんなことになるなんて思ってもみませんでした。
精悍な顔立ちと男役として恵まれた体格。ぱっと目を惹くクールな雰囲気の男役さん。
ですが、タカラヅカニュースで相手役ジェニー役の乙華菜乃さんとの対談では、とても柔らかく優しい口調で、娘役さんを大きく包み込むような包容力を感じました。
新人公演主演のおふたりの対談からも、礼真琴さんや舞空瞳さんから学べるこの機会がどれほどに貴重か、そして自分たちのためになっているかが伝わってきたなぁ。
ですが、さまざまな見直しから宝塚大劇場での新人公演がなくなり、東京宝塚劇場だけに。そしてそのただ1回だけのチャンスさえも、失われてしまいました…。
新人公演の振替は初?
宝塚歌劇団の公式発表では、「振替公演の実施可否について、現在検討をしている」とのことですので、きっと振替が濃厚なのでしょう。私が記憶している限りでは、初の試みであるような気がします。
振替公演を検討、率直によかったな…と思います。
このたった1度のチャンスを大切にしたかった新人公演メンバーにとっても、振替は望ましいことではないでしょうか。無理は禁物だし、いろいろとスケジュールが変更になり大変かもしれませんが、大切な大切なチャンスが失われないことを願います。
公演が続いていることは奇跡
私が観劇した日も、実は幕が上がるまで気が気ではありませんでした。花組さんが休演になったことを知り、やはり今でも、宝塚歌劇の休演が起こり得る状況なのだとひしひし感じていたからです。
観劇してみて思いました。あれほどの2作品を1日に2回も上演する日があることが、どれほどにハードであるかを…。トップスター、トップ娘役、2番手はもちろんですが、特に下級生でさまざまな場面に登場している方々はどれほどにハードでしょう。
心から感動した2作品でしたが、観ているだけでもパワーをもらいパワーを使う作品であることは事実なので、舞台に立つ方々の発するエネルギーはどれほどか…!と思いました。
4月6日の千秋楽まで、まだまだ公演は続きます。
どうか、礼真琴さん舞空瞳さん、暁千星さん、そして星組の皆さんが元気に舞台に立ち続けられますよう、大希颯さん、颯香凜さんが早く回復されますように…。
そして、星組「RRR」の新人公演が幻となりませんように…。
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