公演の中止、日程変更のお知らせ…、第一報を聞いてから時間が経つほどに、複雑な思いが入り混じってます。
礼真琴さん、舞空瞳さんが変わらず大好きな気持ちは変わらない。
タカラジェンヌの皆さんが無理をし過ぎないスケジュールになることを、多くの方々と同様にファンのひとりとして望んできたし、これからもそう。少し余裕があるくらいの日程でスケジュールが組まれるといいな、と思っています。
星組公演が中止になった今年の夏にも、もうそのことはずっと気になっていたから熱い思いで書きました…。
だから、そういう意味では始めの一歩を踏み出す形で、2024年の初頭から公演日程の変更を発表されたんだと思います。スケジュールの調整を具体的に示したことは良かったと思う。
でも、でもよ?ここまで引っ張って、チケット販売してしまって、たくさんの方々が劇場に向かうためのさまざまな準備をしているところで中止のお知らせ…。
冷静になってよく考えてみたけれど、やっぱそれはちょっと、違うんやないかと思うんです。お正月公演に関しては、特に発表が遅すぎた。チケットがあるわけじゃない私でも、そう思います。
今日のタイミングでどうしても日程変更を発表しなければならない理由があったのなら(あるんやろうと思う、これまでの流れからして)チケット販売していない公演から調整入れていくとか、やり方はあったと思う。
だからって、無理やりに中止になった宝塚の舞台を開けてほしいということじゃなくって、何て言うのかな…
それだったら、チケット販売時に、公演日程についてもうちょっと慎重になった方が良かった…ということが言いたい。
そもそも、先の見えないこういう状況なのだから、チケット販売の時点で慎重な判断が必要だった。でも、これまで通りにチケット販売はしてしまった。
近年、土壇場になっての中止が多くなっています。
もちろん、タカラジェンヌの皆さんの心身の健やかさを保つために無理はいけない。だから、中止は致し方ない。
でも、運営側のやり方で防げる中止もあったんやないかと思うんです。チケット販売してしまってからの軌道修正が多すぎて、「観客側のリスク」には気を配れていないのは事実。
観客側だってこれじゃ、無理してしまう。何度も何度も遠征するのはやはり負担だし、チケットが取れたからホテルを予約して、あれこれ遠征のためのアイテムを買って、休みや仕事や家庭のあれこれを調整して…と「簡単に劇場に足を運べるわけじゃない」ということが真に分かってない。
「チケット代返金します、申し訳ございません」結局は、こういう対応になることがわかっていても、ファンは望みをかけて劇場に足を運ぶのです。私も、地元の博多座観劇の時ですら、「大丈夫かな、幕開くかな」ってそういう気持ちやった。
タカラジェンヌの皆さんは、咲ちゃんが言ってくれていた「大切なあなたのために」、れいちゃんやひとこちゃんの「舞台から感謝の気持ちをお返ししたい」という熱い想い、舞台姿から精一杯伝えてくれているのに、運営側は「観客」「ファン」に対しての配慮があまりにも欠けているように思う。
運営側は、観客にファンに対して「愛がない」と言われても仕方がないと思うんです。
観客に対して宝塚ファンに対して、「宝塚を共に発展させていく大切な仲間」と思っていれば、こういう対応はできないはず…と思う。互いに支え合っていることを、劇団側は真の意味で理解していない。あくまで『提供している』というスタンスなのかもしれない。
宝塚歌劇をこれからも応援したいし、安心してチケットも取りたい。でもこのままでは、チケット取って大丈夫か、諸々準備を進めて大丈夫かと本気で心配になります。
本屋に行けば、週刊誌の表紙にまだ宝塚への攻撃的な見出しが載っている。ネットを開けば、望まなくても逐一批判的な記事が出てくる。
もうそろそろ、こういうネガティブな記事から内情を推し量るのではなく、宝塚歌劇団側の「本当の想い」を聞かせてほしいです。
宝塚歌劇団を厳しく見守る一ファンとして、宝塚歌劇団が進む方向をしっかりと示してもらいたい、という気持ちです。
方向性を発表できる段階まできていないなら、チケット販売には慎重になるべき。それが、せめてものファンへの誠意だと思います。
トップさんが毎度謝る必要がないように…毎回、映像観てるだけでも辛くなるから…
宝塚歌劇団がどこへ向かっているのか、そろそろ知りたいです。
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