満身創痍の「宝塚歌劇」

現在、宝塚大劇場で行われている雪組『ボイルド・ドイル・オンザ・トイル・トレイル』『FROZEN HOLIDAY』11時公演が急遽中止になったそう。

宝塚歌劇公式ホームページ

15時30分公演は予定通り行われるとの知らせがありましたが、幕を開けても本当に大丈夫なのだろうか…。11時公演を体調不良で中止にしたのに、数時間後に回復して舞台に立つなんて無謀なのではないか、と本当に心配になりました。でも、公演の幕が開くという前提で足を運んだ方々にとって、致し方ないとはいえ急遽中止は本当に辛いものでしょう…。

だからこそ、もう、本当に無理をしないでほしいという気持ちでいっぱいです。

前の記事にも書きましたが、今は大きな変化の時。宝塚歌劇に嵐が吹き荒れている今、トップスターを始め舞台に立つタカラジェンヌたちの心身の疲弊は凄まじいことと思います…。

でも、舞台の幕が開くと言われれば、応援するしかない。舞台を止めることは、あらゆることがストップするということ。宝塚歌劇に携わる人たちの仕事もストップする…。でもそれをプレッシャーに感じて、タカラジェンヌの皆さんが心身を壊してほしくない。特に組を背負う立場の方々は本当に、重責を担っていると思います。

状況が本当に落ち着くまで、やはり幕を上げることは難しいのかもしれません。

本当に、ファンとしても複雑で難しい局面です。

スカイステージや、宝塚アプリを通じて、星組公演のお稽古場情報も少しずつ伝わってきました。その発信からは前向きに、落ち着いたお稽古に励んでいることを感じさせますが、やはりかなり大変ななかお稽古をされていることでしょう。大好きな礼真琴さん、舞空瞳さんは、今どんな気持ちで過ごしているのだろう。

星組の皆さんは、どんな状況でお稽古しているのだろう…。

元旦にスカイステージで公演の一部がライブ中継されることも発表され、そのこと自体は本当に嬉しいけれど、本当にこのまま幕を開けることができるのか、またタカラジェンヌの皆さんが矢面に立ち辛い思いをしないのか…と思うと、複雑な気持ちです…。

まさに、満身創痍な宝塚歌劇団。

本日、ご遺族側の弁護士、代理人の会見も行われたと先ほどニュースで知りました。

LINEやり取りなど劇団に提出した証拠公表したとのこと。

幕を上げても公演中止にしても痛みを伴う局面ですが、ご遺族のお気持ちを汲み真摯に対応されること、そしてタカラジェンヌの皆さんの、心身の健康を心から願います。

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宝塚ファン歴20数年、福岡在住、このブログを運営しているnaomiです。

このブログは、アメブロで2011年に開設した「TAKARA座」を前身として、大好きな宝塚のこと、これまで観劇した作品について語っています。

筆者の詳しい自己紹介はこちら→https://takaraza.com/profile

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