衝撃的な発表がありました。
星組の中堅として、存在感を増す蒼舞咲歩さんが、星組公演『RRR × TAKA”R”AZUKA ~√Bheem~(アールアールアール バイ タカラヅカ ~ルートビーム~)』『VIOLETOPIA(ヴィオレトピア)』の全日程を休演することがわかりました…。
宝塚大劇場公演:2024年1月1日(月・祝)〜2月4日(日)
東京宝塚劇場公演:2024年2月23日(金・祝)〜4月6日(土)
現時点でこんなにも長い期間の休演発表があったということは、大きな怪我なのか、それともご自身の意思によるものなのか…。いずれにしても、舞台に立てる状況ではないということでしょう…。
花組でも休演者の発表…。
5組どの組も、休演者が続出している昨今ですね…。
「非常に不安定な状況のなかで何とか成り立っている舞台」であることをひしひしと感じます。
さきっぽは、博多座のミーマイでも本当に大活躍で、さきっぽの可愛らしいお爺ちゃんジャスパー・トリング卿がほんっとーーーーーーーーーーーに良すぎて、そのお芝居に心から感動したんです。
ゆっくりと、でも着実に存在感を増しているさきっぽ。
星組では有名なエンターテイナーで面白くて場を(舞台を)盛り上げる天才ですが、昨年の全国ツアーでは天華えまさんの休演でルイジ・ヴァンパの代役を務め、本当にカッコよくてこういうお芝居もできるんだ!!ってその魅力を多くの人たちが認知したところでした。
ジャックスパロウみたいなさきっぽ、ちらっと(映像か何かで)観ることができたのですが一瞬で心奪われるカッコ良さでした。
こちらは本役である天華えまさんバージョン。さきっぽは、コミカルなムハンマド役です。
そして、今回のミーマイでは新境地を開いたさきっぽ。
お爺ちゃんのお芝居が本当に可愛くて自然で温もりに溢れていた。でもフィナーレでは「誰ですかっ???」ってくらいバッキバキに決めてカッコよくてもう最高すぎたさきっぽ。泣きそうなくらい、彼女の休演が残念で寂しいです…。
先ほども書きましたが、さきっぽはこれまでずっと星のエンターテイナーだった。
いつも人を笑わせてくれて明るいオーラを振り撒いていた。
でも、妹さんである亜音有星さんが休演されてからでしょうか…。
勝手にそういう風に思えただけかもしれませんが、スカイステージのどの番組でもどこかいつも心の奥に何かひっかかっているような…そんな元気のなさを感じてた。
無理して笑っているような、辛そうな…。
そんな時、読み返していた宝塚GRAPH2023年10月号。生まれてから宝塚歌劇団に合格するまでをコミカルに漫画化した「波瀾爆笑!?我が人生」というコーナーの第189回は、さきっぽの妹さんである亜音有星さんでした。
佐賀県佐賀市出身のキョロちゃん。大好きなお姉さんであるさきっぽが出演した全国ツアーで、礼真琴さんを観て「なんて素敵な世界なんだ!」と宝塚を意識するようになったそう。
自然溢れる地で育ったキョロちゃんは、取り繕うことなくそのままの自分で勝負し、見事合格!宝塚のことを何も知らずに入ったというキョロちゃんは、入学後驚きの連続だったそうです。
偶然ですが、昨日記事でご紹介した夢乃聖夏さんも佐賀県出身。
そして彼女が居たから宝塚を目指したという朝夏まなとさん、そして最近ではさきっぽとキョロちゃん。皆さんに共通するのは、とても素朴で真っ直ぐで、天真爛漫というイメージ。
でもだからこそ、宝塚歌劇団という特殊な環境で苦しむことも多かったんじゃないかなと思う。
同じ九州である佐賀県は私も何度も訪れていますが、本当に自然が豊かでゆったりとした雰囲気が魅力。大らかで真っすぐな彼女たちのイメージに重なる、とてものどかな土地柄だと思います。そのような土地で伸び伸びと育った姉妹が目指した宝塚歌劇団は、どんな場所だったのでしょうか…。
端正ですっとクールな顔立ちのさきっぽ、華やかで舞台映えするキョロちゃん、どちらも素敵なタカラジェンヌさんで、これからが楽しみな姉妹。だからこそ、宝塚歌劇団からの期待も大きいのかもしれません。
お2人の休演理由はわかりませんが、今回の一連のことで、さきっぽもキョロちゃんもどんなに辛い気持ちでいるのだろうか…と思うと言葉になりません。
何も詮索したくないし、休演理由は言わなくていいと思う。
でもお2人がまた戻りたい、そう思える夢見た宝塚歌劇に生まれ変わりますように…。
そして、心身を休めて快復しますように願っています。
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