ただただ、やるせない気持ちになりました。
本日開かれた、宝塚歌劇団の記者会見。(ご遺族側の記者会見が同時に行われていたそうですが、視聴できていません)
物凄く覚悟を決めて視聴したんです。
たとえ、どのような結果になろうとも受け止める、見届ける、と…。
でも、本当に宝塚歌劇団をこれからどう思っていけばいいのか、わからなくなりました。
これが、本当に今できる精一杯だったのだろうか…。
調査方法や結果、会見内容諸々に、疑問点が次から次に湧く。
まだ、膨大な調査結果報告書の全てに目を通せてはいません。そのため、記者会見での言葉をもとに感じたことを書きます。
指導方法や慣習については、改善していく必要性は感じられているようでしたが、現時点ではそこにはしっかりと踏み込まれていない印象でした。
生徒たちが、気軽に相談できる先を増やす事が大切なのではない。
「メンタルがしんどくなるような、相談しなければならないような環境をまず是正することが先」だと思うんです。宝塚歌劇団に所属する人たち、生徒さんたちは今、どういう想いなのだろう。
今回の件に関して、全ての根源となったのは「長時間業務」「過密スケジュール」であると考えられているよう。この解決策にフォーカスされていた会見。それはもちろん本当に大切なことで、具体的に公演数などの見直しについても触れられていたので、環境改善への第一歩なのかもしれません。
でも、ご遺族の訴えはそれだけじゃなかったはず。
上級生からのパワハラの件など、ご遺族側のお話とあまりにも食い違う調査結果に、本当にこのまま終結する方向に行ってもいいのか、それで、幕を開けても大丈夫なのか…と感じた。
全ての事柄を咀嚼しきれていませんが、今日の会見を視聴して「真の再生」が期待できるとはまだ思えなかった…。調査結果報告書を全て読んだら、また印象は変わるのかもしれませんが…。
これから、宝塚歌劇団はどこへ向かうのだろう。
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