やるせない、「宝塚歌劇団」会見

ただただ、やるせない気持ちになりました。

本日開かれた、宝塚歌劇団の記者会見。(ご遺族側の記者会見が同時に行われていたそうですが、視聴できていません)

物凄く覚悟を決めて視聴したんです。

たとえ、どのような結果になろうとも受け止める、見届ける、と…。

でも、本当に宝塚歌劇団をこれからどう思っていけばいいのか、わからなくなりました。

これが、本当に今できる精一杯だったのだろうか…。

調査方法や結果、会見内容諸々に、疑問点が次から次に湧く。

まだ、膨大な調査結果報告書の全てに目を通せてはいません。そのため、記者会見での言葉をもとに感じたことを書きます。

宝塚歌劇公式ホームページ
外部弁護士からなる調査チームの調査報告・提言を受けた宝塚歌劇団の今後の対応について | ニュース | 宝塚... このたびの宝塚歌劇団宙組生の急逝を受け、謹んで哀悼の意を表しますとともに、ご遺族の皆様には、大切なご家族を守ることができなかったことを心よりお詫び申し上げます。...

指導方法や慣習については、改善していく必要性は感じられているようでしたが、現時点ではそこにはしっかりと踏み込まれていない印象でした。

生徒たちが、気軽に相談できる先を増やす事が大切なのではない。

「メンタルがしんどくなるような、相談しなければならないような環境をまず是正することが先」だと思うんです。宝塚歌劇団に所属する人たち、生徒さんたちは今、どういう想いなのだろう。

今回の件に関して、全ての根源となったのは「長時間業務」「過密スケジュール」であると考えられているよう。この解決策にフォーカスされていた会見。それはもちろん本当に大切なことで、具体的に公演数などの見直しについても触れられていたので、環境改善への第一歩なのかもしれません。

でも、ご遺族の訴えはそれだけじゃなかったはず。

上級生からのパワハラの件など、ご遺族側のお話とあまりにも食い違う調査結果に、本当にこのまま終結する方向に行ってもいいのか、それで、幕を開けても大丈夫なのか…と感じた。

全ての事柄を咀嚼しきれていませんが、今日の会見を視聴して「真の再生」が期待できるとはまだ思えなかった…。調査結果報告書を全て読んだら、また印象は変わるのかもしれませんが…。

これから、宝塚歌劇団はどこへ向かうのだろう。

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宝塚ファン歴20数年、福岡在住、このブログを運営しているnaomiです。

このブログは、アメブロで2011年に開設した「TAKARA座」を前身として、大好きな宝塚のこと、これまで観劇した作品について語っています。

筆者の詳しい自己紹介はこちら→https://takaraza.com/profile

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