「星組退団者」への想い、礼真琴さんおかえりなさい

星組退団者の発表から一夜、昨日はまだ気持ちが落ち着かなくて、しっかり退団者の皆さんのことを書けませんでした…。どこかで「もしかしたら…」と思っていたものの、やっぱり実際に退団のお知らせがあるとツラいものがありますね。

でも、4名ともご自分のタイミングで意志で、よくよく考えたうえで決断されたのだと思います。これまでもそうだったように、星組の退団者の皆さんが元気に幸せに舞台に立てるように…とエールを送りたいと思います。

目次

2024年4月6日(星組 東京宝塚劇場公演千秋楽)付で退団発表済 

大輝 真琴
天華 えま
彩園 ひな
侑蘭 粋

一夜明けて落ち着いたので、改めて退団者の皆さんへの想いを書きたいと思います。

大輝 真琴【91期】

兵庫県出身、91期生の愛称「まいける」。宝塚OGでは、天寿光希さん、音波みのりさん、愛加あゆさん、野々すみ花さんなど、現役では専科の紫門ゆりやさん、白雪さち花さんなど錚々たるメンバーが同期にいらっしゃいますね。

可愛らしくコミカルなお芝居も持ち味のまいける。学年が上がるにつれ、最近では渋い大人の男性役や、「父親役」を演じることが増えていました。どのようなお役を演じても「クスッ」と笑えるようなユーモアセンスを感じさせて、親しみを覚える役作りをされていました。

私がまいけるのお役で印象に残っているのは、この2役です。

マノン:愛月ひかるさん演じる「ロドリゴ」の父上「オリベイラ伯爵」

大好きな愛月ひかるさんが主演した「マノン」。当時、こんな感想を書いていました。

可愛らしい風貌、キュートなお役が似合うイメージのあった大輝さん。上級生としての存在感をとても感じたのがロドリゴの父上役。正直、老け役というイメージがなかったので愛月さんの父上に無理があるのでは…と思っていました。でも、全力で撤回!!!もうね、大輝さんの父上役が物凄く良かったんですよ。父親としての威厳、伯爵としての威厳、わからずやな息子への憤りと持っていきようのない切なさ、無力さを迫力のお芝居で魅せてくださいました。大輝さんの新たな魅力が花開いた!そう思いました。もっと出番が多かったら…と思うほど、お芝居に引き込まれました。

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そうなんです。ユーモアセンスや可愛らしさを抑え、威厳のある父親を無理なく演じられていて…。「大輝真琴ここにあり!」を凄く感じた。まいけるのこういうお役をまた観れたら…と思ってしまうほど、本当によかったです。

ザ・ジェントルライアー:執事「フィプス」

瀬央ゆりあさん主演「ザ・ジェントルライアー」で、執事役を演じたまいける。ご自身の好きやお役のひとつとしても挙げられていましたね。私もこのお役の印象が強く残っています。

年配で落ち着いた雰囲気の執事…かと思いきや、いきなり爆踊りで楽しませてくれたり、せおっち演じるアーサーに褒められてほくほくしていたり…^^持ち味である可愛らしさやコミカルさが生きた、まいけるならではの執事でした。

これまで長い間星組で頑張ってこられたまいける。博多座ミーマイでも、白妙副組長とともに舞台上に居てくれるだけでビシっと締まり安心できる…そんな域に達している存在でした。

退団公演でも、その魅力を存分に発揮されて素晴らしい花道となりますように願っています。

天華 えま【98期】

滋賀県出身、98期生で愛称は「ぴーすけ」。

ぴーちゃんについては、もう何度も熱く語ってきましたが、本当に退団は惜しい方です…。以前も書きましたが、ぴーちゃんは数少ない「星男のなかの星男」。

柚希礼音さんトップスター時代から星組で鍛えられてきた、紅ゆずるさんの背中を追ってきた、礼真琴さんに導かれた天華えまさんの「星男魂」

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星組では暁千星さん、有沙瞳さん、澪乃桜季さん、夕渚りょうさん、天希ほまれさんと同期であり、2023年現在で研12になりますね。北翔海莉・妃海風トップコンビ退団公演となる「桜華に舞え」で新人公演初主演。

『THE SCARLET PIMPERNEL(スカーレット ピンパーネル)』『ANOTHER WORLD』と、星組で3度の新人公演主演を務めたぴーちゃん。

スカイステージ番組にも、何度も登場されその素顔にも魅力を感じていました。真面目さ、温かさ、宝塚や芸事、人への真摯な姿勢、そして何より確かな実力…。

気遣いができ、ウィットに富んだ会話も魅力的で、これからの星組でかつての天寿光希さんのように「守護神」となって活躍される方だと思っていました…。

ぴーちゃんで印象的なお役はありすぎて書ききれません。

でもやっぱり「龍の宮物語」の山彦かなぁ…。ちょっともう、異次元によすぎました…。

先日観劇した博多座「ミー&マイガール」のジェラルドも、やっぱり忘れられません。ぴーちゃんがずっと愛してきた作品。そのミーマイへの敬愛が溢れているジェラルドでした。

そして、ぴーちゃんが真ん中に立ったあの舞台。天華えまさん主演の星組Bow Workshop『Stella Voice』

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もう言葉にならないくらい、感動しました。ぴーちゃんはまぎれもなく大切な星の王子様で輝くスターだと思いました。

でも、ぴーちゃんが決めたタイミング。きっと、目指す男役像を体現できたと『Stella Voice』や近年のお役で感じられたのでしょう。退団のその日まで進化する「男役天華えま」を、楽しみにしたいと思います。

彩園 ひな【101期】

宮崎県出身、101期生の愛称「かとぴ」。同期には、礼華はるさん、縣千さん、鷹羽千空さん、天紫珠李さんなどがいらっしゃいます。星組同期、碧海さりおさんや夕陽真輝さんなどとともに活躍されている彩園ひなさん。最近では、タカラヅカニュースのスカイナビゲーターにも選ばれ、より親しみを感じるようになりました。

ひなちゃんと言えば、やっぱり印象的なのは全国ツアー公演で、「グランカンタンテ」の『ボニータ』のシーンで、礼真琴さんの相手役として踊られたこと…!音波みのりさんのパートを受け持ち、堂々と踊るひなちゃんは一気に存在感を増しました。

これから、上級生が担っていたお役やパートをどんどん受け持ち、さらに飛躍されると思っていただけにとても残念です…。宮崎県出身ということで、九州出身者だったことも勝手に親近感を覚えていました。タカラヅカニュースでも、卒業前には挨拶などがあるでしょう。退団のその日まで、ひなちゃんらしく輝いて欲しいなと思います。

侑蘭 粋【103期】

石川県出身、103期生の愛称「ゆらんらん」。同期には、雪組トップ娘役夢白あやさん、希波らいとさん、亜音有星さんなど、星組では瑠璃花夏さん、星咲希さんなどがいらっしゃいます。ゆらんらんは、若手スターでありながら、早いうちから落ち着いた女性のお役がとても巧くて、実はずっと注目していた方です。

この方は誰?と初めて思ったのは、「龍の宮物語」で島村家に仕える「お梅」というお役です。お梅さんを演じるゆらんらんは、下級生とは思えない程に落ち着いた深みのあるお芝居をされていた。その声、物腰、ゆったりとした品のある動きなど、どこか芸妓さんを思わせるようなたおやかさがあって、とても印象に残りました。

後から、103期の娘役さんだと知り驚いたのを思い出します。そんなに若手の方だとは思わず、星組の層は厚いなぁと改めて思ったものです。こういうお芝居ができる方は、宝塚歌劇において本当に貴重。少女のような可憐さ…!が持ち味の娘役さんはいらっしゃっても、人生経験を積み大人の魅力を備えた深みのある雰囲気を持つ娘役さん(しかも若手)では、なかなかいない。

ゆらんらんは、その貴重なおひとりだったと思います。これからも、もっとそのお芝居を観ていたいと思っていたタカラジェンヌさんのおひとりでした。でも、ゆらんらんなら、どの世界でもきっと活躍されることと思います。退団公演でも、その卓越したお芝居心がしっかりと活かせるお役でありますように…。

『RRR × TAKA”R”AZUKA ~√Bheem~(アールアールアール バイ タカラヅカ ~ルートビーム~)』に専科出演はなし

ついに、『RRR × TAKA”R”AZUKA ~√Bheem~(アールアールアール バイ タカラヅカ ~ルートビーム~)』のキャストが発表されましたね。

宝塚歌劇公式ホームページ
キャストほか | 星組公演 『RRR × TAKA"R"AZUKA ~√Bheem~(アールアールアール バイ タカラヅカ ~ルート... 星組公演 『RRR × TAKA"R"AZUKA ~√Bheem~(アールアールアール バイ タカラヅカ ~ルートビーム~)』『VIOLETOPIA(ヴィオレトピア)』のキャストをご紹介します。

私はまだ映画の「RRR」を観ていないので、配役だけで役どころはわからないのですが、ちょっと気になったのが「専科出演なし」であること。せおっちもマイティも外部公演のお稽古で大忙しだろうし、まゆぽんは『1789』でご一緒したばかり…、カチャさんは花組全国ツアーにご出演…。超アグレッシブな舞台になりそうな「RRR」には上級生の専科さんに合うお役がないのかも…。久しぶりの、星組生だけの公演になるのですね。

礼真琴さん、おかえりなさい(/_;)

「RRR」の配役が発表されたということは、お稽古が始まるということですよね。

こっちゃんが長期休養を終えて、ついに戻ってきてくれると思っていいんですよね…!

こっちゃん、しっかりと心身を休められたのだろうか、今どんな状況なのだろう…とファンとしては、戻ってきてくれた嬉しさはもちろんですが、そんな気がかりももちろんあります。

充電期間を経て、もしかするとより「頑張らなければ!!」と力が入ってしまうのかもしれません。でもこっちゃんが無理をしてしまわないように、徐々にアクセルを踏んでほしいな…と願うばかりです。

でも、やっぱり戻ってきてくれて嬉しい(;_;)こっちゃん、おかえりなさい!!!ゆっくり休んでほしいという気持ちが一番なので言わないようにしていたけれど、やっぱり心から待ちわびてたよ(/_;)

なこちゃんは博多座千秋楽から集合日まで、ほんの少ししかお休みできなかったかもしれません。パワフルでハイクオリティなサリーを演じ抜いたなこちゃん。なこちゃんも一気にボルテージを上げるのではなく、徐々にギアを上げて元気に過ごしてくれることを願っています。

なこちゃんが一回りも二回りも大きくなって、こっちゃんの元に戻り、次回作でどんな姿を魅せてくれるのか…。やっぱり考えただけで幸せな気持ちになる

礼真琴さん舞空瞳さんトップコンビを中心に、星組生の皆さんの魅力が存分に輝く作品になることを願っています。そして、退団者4名の方々が幸せな気持ちで千秋楽を迎えられますように…。

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宝塚ファン歴20数年、福岡在住、このブログを運営しているnaomiです。

このブログは、アメブロで2011年に開設した「TAKARA座」を前身として、大好きな宝塚のこと、これまで観劇した作品について語っています。

筆者の詳しい自己紹介はこちら→https://takaraza.com/profile

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