なんて幸せな約1ヵ月間だったんだろう…。
星組、博多座公演『ME AND MY GIRL』が、1日も休演することなく無事、大千秋楽を迎えました。
もう本当に言葉にならない…嬉しさと温かさ、そして終わってしまったという何とも言い難い切なさ…。
今日は残念ながら観劇することは叶いませんでしたが、幸運にも役替わりを素晴らしいお席で観劇でき、もう本当に心満たされる素敵な時間を過ごすことができました。
観劇日以外も、皆さまの観劇レポやライブ配信の感想、たとえ博多座を訪れることはできなくても想いを寄せられている方々の発信を読ませていただいて、ほっこりしたり、嬉しくなったり、泣けたり…。あったかい気持ちになれたなぁ。
あぁ、ついに「博多座」の星組公演が終わってしまった…。
開業当時から、ずっと慣れ親しんだ劇場「博多座」。私にとってずっと変わらず大切な場所に、大好きな舞空瞳さんがこんなにも長く立ってくれたこと、このような状況のなかで「奇跡」としか言いようがないです。
なこちゃん、本当に有難う…(;_;)
そして、マイティ、ありちゃん、星組キャストの皆さん有難うございました…!!!!
無事に幕が開くかどうか、ハラハラした初日。スカステの映像で観たマイティと星組の皆さんは、心に重たいものを抱えて、それでも前を向いて頑張るんだ!!という意気込みを感じた。
しばらくして私も生観劇することができ、大好きななこちゃんについに会うことができて(/_;)ありちゃんバージョン、マイティバージョンどちらも本当に感動して…。4年ぶりの観劇が、こんなにも幸せな気持ちをもらえる星組ミーマイで本当によかったと心から思いました。
先ほども、観劇された方たちの千秋楽レポを読んで泣きました。
観劇した時も凄く泣いてしまったけれど、皆さまのレポから千秋楽に想いをはせるだけでホント泣けてきた…。全てが「愛」に包まれていて。
やっぱり、宝塚歌劇はこうでなければ…!そう思わせてくれた。
たくさんの宝塚歌劇を愛する皆さまが、遠路はるばる博多座観劇のために福岡に来てくださって、私が子供の頃からずっと慣れ親しんだ大好きなこの街のことを、「大好きになった!!」とSNSなどでたくさん発信してくださったこと…。
博多や福岡を思いきり楽しんで、「また来たい!」と思ってくださったこと。地元の人間として物凄く嬉しくて、それにも感動しています。
一ファンが知り得る限りで、現時点で宝塚歌劇を取り巻く状況は、何ひとつ変わっていません。
でも、星組博多座公演『ME AND MY GIRL』が宝塚ファンにもたらした幸せ、これはまぎれもなく真実です。誰にも奪えないものです。
心の底から星組キャストから「星組パッション」を感じ、マイティの温かさと熱さを感じました。
そして、宝塚歌劇を愛する方々の目には見えないパワーも感じました。
博多座のまわりに、言葉にするのは難しい熱気とポジティブなパワーが満ちた約1ヵ月でした。
なこちゃん、マイティ、ありちゃん、そして星組キャストは、これから宝塚の街へと帰っていきます。
これからどのようなことが待ち受けているのか、不安な気持ちもあるかもしれません。
でも、この場所で届けてくれた感動はたくさんの人たちの心に確かに残り、それはいつしか宝塚歌劇への大きな大きなエールへと変わる。私はそう信じています。
私が観劇した日も、初めて宝塚を観たと思われる学生さんたちたくさんいたよ。
博多座は、宝塚歌劇だけを上演しているわけじゃないから、今回の星組公演を観劇した人たち全てが宝塚を頻繁に観ている人ばかりではない。
宝塚どころか、舞台を観るのも初めて!という人がたくさんいる。
でもそういう人たちも、幕間や帰りのエントランスでとっても楽しそうだったし、笑顔だったよ。
もし、様々な宝塚にまつわるネガティブな報道を目にしたり耳にしたりしても、「でも、宝塚よかったよ」「ばりカッコよかったよ!」って自分の目で観たこと、耳で聞いたこと、五感で感じたことをきっと発信したり、心で思ってくれたりするんやないかなと思う。
少なくとも、私が観た回でネガティブなことを話したり、劇場周りで不穏な空気を感じたりは全くありませんでした。ただただ、幸せな光景が広がっていた。
今はとにかく、「宝塚歌劇が真に生まれ変わる」のを心から祈りながら待つのみだと思っています。
そしてどうか、マイティ、そして星組生の皆さんは、心身ともにゆっくりと癒してほしい…。特になこちゃん、きっと気が張ってたと思うから…。なこちゃんが本当の「ありのままの姿」を見せられるであろうこっちゃんの前では、これまでの不安や重圧や深い悲しみや公演を無事終えたことの安堵…すべてをさらけ出して泣いてほしい…。きっと、泣く暇すら与えられなかったのかもしれないなって、ずっと気になっています。
星組娘役トップスター舞空瞳さん。
そして専科の水美舞斗さん、そして星組の暁千星さん、星組生の皆さん。
2023年10月9日(月)から11月2日(木)までの博多座全公演の完走、本当におめでとうございます!!!
終わりは、始まり。
ひとつの作品が終われば、また次の作品が始まる。今はまだ不透明だけれど、必ず始まる。
このような状況ではあるけれど、きっとこの公演は素晴らしい「種」をこの場所に撒いてくれたと思います。
この種は、いつか然るべき時に必ず芽吹き、宝塚歌劇の未来につながると信じています。
ずっと忘れられない、心に残る舞台を日々を本当に有難うございました!!
わかっていたけれど、やっぱりこの世界が大好きです!!
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