『宝塚歌劇団』が、生まれ変わるために…

宝塚歌劇は、止まらずに進み続けています。

今日から始まる星組博多座公演『ME AND MY GIRL』昨日の記事で書いたように、なこちゃん(舞空瞳さん)をはじめ、マイティや星組メンバーが、博多の地で舞台に立ってくれることは心から嬉しい。

その気持ちは、全く変わりません。

一方で、宝塚歌劇団を取り巻く現状や進捗からも、やはり離れられずにいます。宝塚ファンの皆様の発信を拝見することもありますが、本当に様々なご意見、ファンとしての姿勢があることを感じます。

宝塚歌劇を観劇する、しない。宝塚関連の映像や発信を観る、観ない。宝塚歌劇団から距離を置く、変わらず応援し続けるなど…。そのどれもが、悲しみと辛さを帯びています。

このブログやSNSにもそんな宝塚ファンの皆様の思いをコメントで寄せてくださっています。それを拝見していて思うのは、それぞれに表現の方法は違えど、やはり「宝塚歌劇団が、より良き方向へと生まれ変わってほしい」という願いがあるということです。

先日、このような記事を書きました。

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この記事に書いたことに加え、今はこんなことを考えます。

タカラジェンヌの皆さんが劇団内部ではなく、外に(口外などを心配せず安心して)気持ちを吐き出す場があれば…。悩みが小さいうちに相談でき、解決へとアドバイスをもらったり、尽力してくれたりする第三者が居れば…。

そして、最も大切なことは、その訴えに対して傾聴するだけでなく「迅速に対応」すること。

ここが、大事だと思うのです。

とても難しいことだけれど、訴えている人の言葉だけでなくその裏に隠されているであろう気持ちも汲み取り、必要であれば即座にその渦中から離れられる環境を「劇団や第三者」がつくる手伝いをすること。

そのタイミングが、とても大切だと思います。

学生なら、勉学に。

社会人なら、自身の仕事に。

舞台人なら、芸事に。

まずはこの「本分」を全うできる環境を整えることが、人の人生を預かる場として大前提であり、重要な責務でしょう。宝塚歌劇団が今のままでは、この本分を全うすることさえも危うくなりそうだと感じます。

今は踏ん張って、何とか笑顔を作り舞台を務めているタカラジェンヌさんたちも、どこかでまた躓かないだろうか…と気がかりです。

だからこそ、記者会見で話されていたように、まずは劇団内で2023年10月22日までを目指し、「劇団スタッフは関与しない」ヒアリングを進めるということが第一歩となるのだと思います。

これが、膿を出し切るための第一歩となるでしょう。

宝塚歌劇団が生まれ変わるために、今この時を有耶無耶にせず人の人生を預かる場として相応しい対応を、体制づくりを…と願います。

今はただ、粛々と行われているであろう調査の行方を見守るとともに、「宝塚歌劇が好きなのだ」という気持ち、応援しているタカラジェンヌさんへの愛を、自分なりの方法で届けるしかないと思っています。

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宝塚ファン歴20数年、福岡在住、このブログを運営しているnaomiです。

このブログは、アメブロで2011年に開設した「TAKARA座」を前身として、大好きな宝塚のこと、これまで観劇した作品について語っています。

筆者の詳しい自己紹介はこちら→https://takaraza.com/profile

コメント

コメント一覧 (2件)

  • コメントへの早速のお返事ありがとうございます‼ 宝塚…観たい❣ でも 今までのように 純粋に楽しむ事ができるのか? 日々気持ちが揺れ動いています。ただの1ファンである私ですら こんな感情なのに ジェンヌのみなさんは どんな思いをしているのだろう…と(っω<`。) 会見もネットで見ましたが…宝塚歌劇団は これから変わって行けるのでしょうか?こんな哀しい出来事が 2度と起こらないよう 膿を出し切って ジェンヌのみなさんが 心からの笑顔で舞台に立てるよう…私たちファンが 心から舞台を楽しめるよう…変わって行ってほしいと願います。宝塚が大好きという気持ちは変わらないので 劇団のこれからを 静かに見守りたいと思います❣

    • そうですね。劇団のこれからをファンもある意味厳しく、根底には「よりよく変わってほしい」という願いを込めて見守るしかないですね。私も、歌劇ですらきちんと読めてません…。揺れ動く気持ちは仕方ありませんよね。これからも、宝塚への想いや宝塚が大好きと言うお気持ち、よろしければこちらにコメント残して下さったら嬉しいです。

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