宝塚歌劇団の公式ホームページにて、花組 東京宝塚劇場公演『鴛鴦歌合戦(おしどりうたがっせん)』『GRAND MIRAGE!』の再開のお知らせがありました。
10月6日(金)より公演を再開するとのこと。
出演者の心身の状況を考慮し、10月3日(火)~10月5日(木)までの公演を中止されていましたが、千秋楽までの残り3日間、幕を上げる方向へと動き出しました。
一ファンである私は、彼女たちが計り知れないくらいの心身のダメージを受けているであろうこの状況にあって、この決定が良かったのか、それとも休養する方がよかったのか…。
ですが、この公演が宝塚での最後の舞台となる、花組退団者3名がいらっしゃることも事実です。
全てはタカラジェンヌの皆さんの心身が「舞台に立てる状態であること」が大前提であり、強行されるようなことがあってはならない。
この再開は、舞台に立つ皆さんの意志だと信じたいです。
そして、私は宝塚に関する詳細な報道には触れていませんが、それでも昨今の状況から目を背けてはならない問題、課題が山積していることは明白だと感じます。
これから、宝塚歌劇団が「向き合わなければならないこと」に、真摯に誠実に向き合う必要があるだろうし、歩み続けるために、決して避けては通れない事柄もあるでしょう。
私は、宝塚ファンとして20数年宝塚を観てきて、今ほど苦しい気持ちになったことはありません。
でも、ひとつだけ言えるのは、これまでもらってきた感動はまぎれもなく本物であるし、これまでたくさんの夢や希望や勇気をくれた大好きなスターさんのことを思い浮かべると泣けてくるくらいです。
このブログを読んでくださっている方にも、それぞれにそんな大好きで応援しているスターさんがいらっしゃることでしょう。
一歩ずつでも踏み出さなければ、何も動き出さない…ということも真実だと思います。
これからも宝塚歌劇が愛される場所であり続けるように、そして大切な人たちの心身の健やかさが守られるよう、心から願っています。
読んだよ、のしるしに…。
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