昨日の宝塚歌劇団から公式発表、そして本日10月2日(月)宝塚歌劇団理事長木場健之氏の記名があるコメントが掲載されました。

そして、宙組公演のさらなる公演中止も発表されています。
10月1日(日)~10月8日(日)までの公演を中止。それに伴い、10月8日(日)までの間、宝塚大劇場内のチケットカウンター・レストラン・物販店舗等は以下を除き、全て休業。
「キャトルレーヴ宝塚店」…10時~15時 営業
10月10日(火)以降の公演実施については、10月8日(日)中に案内があるとのことです。
木場理事長の言葉で書かれているこの文面が、現時点で公式に発表できる全てなのでしょう。そう、受け取るしかありません。
また専門家が入り、一人ひとりの心のケアが必要な状態であるということ、宙組公演が約1週間の公演中止となることが決定している…。
それが、全てを物語っていると思います。
舞台に立ち続けている方たち、それを支えるスタッフの方々、さまざまな気持ちを抱えながらも劇場に足を運び心からの拍手を送る方々、そしてその場にいなくても宝塚歌劇に、大好きな人たちに心を寄せている数えきれない人たち…。
私も、どうしたって宝塚のことを考えない時はありません。
心から宝塚歌劇を大切に思い愛する人たちが、誰一人として傷付いて欲しくない。
言葉が見つからないほどの事態が起こった宝塚。
切なくて辛くてどうしようもない…。
どうしてこのようなことが起こったのか、何が原因だったのか、どれ程に複雑に絡み合った事象があるのか、どうして今このような状態になっているのか…、考えても考えても答えは出ない。
きっと明確に答えられる人は、誰一人いないと思います。
それでも、もし宝塚歌劇団の根深い問題があるのなら「清く正しく美しく」のもとに目を背けずに正面から向き合い、正す必要があることはまぎれもない事実。
宝塚歌劇団に在籍するそして関わる全ての人たちが、自身の芸事や仕事に集中することができ、何より一人の人として心身ともに健やかに過ごせることを心から願います。
私はもう、この件に関してそっとしておきたい。
悲しみや苦しみに苛まれている方たちの心が、さらに辛くなるようなことを書きたくない…。
「責められるべき相手」が分からないなかで誰かを、何かを責めることで、必ず人が傷付き追い込まれる。それが正しいかも分からずに、批判だけが強まっていくことが懸念されます。
真実が分からないなかで、憶測や私情などでさまざまな意見が飛び交い、それによって大切な人たちの気持ちが追い込まれたら…と思うと言葉になりません。
私は今、舞台で輝く大好きな人たちの笑顔の写真を観て元気を出しています。
このブログは、立ち上げた当初からずっとこのモットーを掲げています。
「何度読み返しても、幸せな気持ちになれる」そんな、ポジティブな宝塚への愛を日々発信。
これからも宝塚歌劇に夢を見させてもらいたい。そして、大好きな人たちに愛や夢や勇気をもらい、自分も心からのエールと愛を送りたい…。そんな気持ちです。
今も言葉にできないほど苦しく、辛い思いでいる人たちがいる。
そして、笑顔なんて到底つくることができるはずもないこのような状況のなかでも、舞台に立つためにお稽古をしたり、舞台に立つための準備をしたり、宝塚歌劇を運営するために力を尽くしたりしている人もいる。
そのことに、静かに想いを馳せたいと思います。
読んだよ、のしるしに…。
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