『礼真琴』と『和希そら』。最高だった「対談」に感じたこと

こっちゃんが誰か特定の人と対談をする…という形式のスカイステージオリジナル番組は、最近減っていたように思います。こっちゃんがトップ就任後すぐ、同じ組はおろか他組のスター同士が会うこともできなかったご時世ですもんね。トーク番組自体が自粛されていたからというのもあると思います。

こっちゃんが2番手時代、そしてトップスターに就任する!という直前までは、結構こっちゃんのトーク番組が豊富にあったような…。そのなかでも、組を越えた対談でとても印象に残っている番組が、スカイ・ステージ・トーク リクエストDX「礼真琴・和希そら」です。

目次

和希そらさんがトーク番組でリクエストしたのは、礼真琴さん!

和希そらさん(そらくん)が礼真琴さん(こっちゃん)を尊敬している!というのは以前から知っていましたが、「尊敬」という言葉だけでは言い表せない、何かおふたりの間だけにある素敵な空気感が伝わってきたのがこちらの番組。スカイ・ステージ・トーク リクエストDX「礼真琴・和希そら」です(*’▽’)

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この対談では、今ではなかなかこっちゃんが話題にしそうにないような興味深いお話が飛び出す、飛び出す…!録画していたこのスカイステージ番組を久しぶりに観返していると、まぁなんと内容の濃い最高の対談なんだ…!と永久保存版やなと思った(≧▽≦)

私は、タカラヅカスカイステージをスカパーで視聴しています(*’▽’)

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こっちゃんとそらくん、影響し合う関係

音楽学校時代から、95期のこっちゃんと96期のそらくんは1期違いということだけでなく、縁が深いことを感じさせるエピソードがたくさん。そらくんは、こっちゃんの背中を追いかけたくさんの影響を受けて自分を高めていったと話してくれました。

こっちゃんというすべてにおいてハイクオリティなお手本が近くに存在してくれていたからこそ、自分も頑張らねば…!と奮起し、頑張ってきたそらくん。

こっちゃんが下級生の時代から、舞台に立つこっちゃんをどこにいても見つけて、ずっとずっと熱く見つめていたというそらくん。

こっちゃんもその熱い眼差しを感じながら舞台で頑張っていたそう。反対に、こっちゃんもそらくんが舞台に立っているのを「親心」のような気持ちで温かく見つめその活躍を喜ぶのはもちろん、そらくんに刺激を、そして影響を受けていると…。

こっちゃんが、そらくんのことを「しおり」って呼ぶのもすごく親しさを感じさせたよね(*^-^*)

お互いがお互いのよいところを盗みあい、切磋琢磨し、尊敬し合うからこそ生まれる次元の高いパフォーマンス。

歌、ダンス、お芝居、全てがハイクオリティで、なおかつ人の心を動かす「何か」が備わっているのはこっちゃんの真骨頂ですが、そらくんにも「近いもの」を感じるのは、こういう素敵な関係性があるからなのかな、と思いました(;_;)

こちらの記事でも、ずいぶん前にこっちゃんとそらくんの関係性のこと書いてるな…(*^-^*)

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舞台人「礼真琴」にとって、かけがえのない存在

私がこの対談を観て、何でもパーフェクトに巧いクールなそらくんが、こっちゃんのことが大好きで大好きで大尊敬していて目標にしている!と熱弁してくれていることが勝手にすごく嬉しくて、改めてこっちゃんってすごいなぁと思った。

でも、もしかしたらそれよりも嬉しかったのは、「こっちゃんが今の宝塚のなかで、組を越えて学年を越えて、こんなにも舞台人としての喜びや苦悩を分かち合える存在がいたこと」かもしれない。そのことに凄く感動した(;_;)

こっちゃんって、いつも基本的に「何でもできる人でしょ?」って思われていそうで、舞台上でもオフでも素晴らしければ素晴らしいほど弱いところとか、悩みとかを打ち明ける存在が減っていくのではないかな…と勝手に気になってました。

どんどん前の舞台を更新するように素晴らしい舞台姿をみせてくれるから、「孤高の超人」みたいになってしまわないかな…と。

もちろん、こっちゃんファンの私も「こんなに凄い舞台人、観たことない…」くらいに礼真琴さんに感動するし、人として尊敬もするんだけど…。

でもこっちゃんの親しみやすさや人間くさいところも大好きで、だからこそ「素顔のこっちゃん」の悩みや舞台人としての苦悩も、どこかで吐き出してほしいなぁって思ってたんよね(/_;)

もちろん、組や同期の仲間のなかでそういう存在はいるだろうけれど(「もはや自分」のせおっち、夫婦ななこちゃんは別格的に…(*^-^*))、でもこっちゃんとそらくんの関係はそのどれとも違うような気がした。

この対談を聞いていて、こっちゃんが本気でその舞台姿に影響を受けて「自分もこうしてみよう!」ってインスピレーションを受けるほどに卓越した実力と「+αの何か」を持っている稀有な人が、宝塚歌劇団のなかにいてよかったなぁって思った。

たとえば、楽譜を見てばっと歌えてしまう、だからこそ感じる苦悩。歌える、踊れる、そういうことだけではダメだと感じている、観る人を感動させるということの本当の意味…。

そういう「できる人」だからこその、なかなか理解され難い「礼真琴」ならではの悩みを共有し躊躇なく吐露できる存在がきっと「和希そら」なんだと思った。

礼真琴さんと和希そらさんの絆を感じた最高の対談!!

こっちゃんがオフィシャルな場で、「次期トップスター就任決定おめでとうございます」と初めて言われたというこの番組。でも、そらくんからそう言ってもらえたこと本当に嬉しいと、こっちゃんは笑顔でした。

紅ゆずるさんという懐の深いトップスターさんのもとで「スターというものを学んだ」こっちゃんは、この時嬉しさと同時に不安でいっぱいだったことでしょう。

歌やダンスが素晴らしいだけでは人を感動させられない、そう強く感じたのも尊敬する唯一無二のスター性を持つ紅さんの近くでずっと舞台に立っていたからじゃないかな。

あのこっちゃんが、こんなに絶賛するそらくんってやっぱ凄いんだ!!って当たり前やけど改めて思った。和希そらさんを一番に見つけたのは礼真琴さんで、礼真琴さんの大大大ファン第1号は和希そらさんなんだろうなぁ…!!!

そして、これから先そらくんがこっちゃんと同じ苦悩を抱えることがあったら…。

先を走ってくれている道を切り拓いているこっちゃんの姿や経験が、その道を照らす標となる時がきっと来るんだろうなぁと感じました。

雪組と星組に分かれていても、ここにも宝塚ならではの素敵な関係性があった。

こっちゃんが充電期間である今だからこそ、これまでの歩みを振り返ることができて不思議と何だか寂しさを感じないんですよね。こんなに頑張っていたこっちゃんが休めてよかったなぁって、そればっかり思います。

こっちゃんを通して、宝塚の素晴らしい部分を見せてもらえる、そのことに幸せを感じた最高の対談でした(*^^*)

あぁ、このおふたりが今年のタカラヅカスペシャルで同じ舞台に立てたらよかったね…(/_;)こっちゃんとそらくんの歌、ダンス、お芝居の絡みを超絶観たい!!いつかきっと、組を越えてこっちゃんとそらくんがどこかで同じ舞台に立つ時が来る!と信じています( ;∀;)

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宝塚ファン歴20数年、福岡在住、このブログを運営しているnaomiです。

このブログは、アメブロで2011年に開設した「TAKARA座」を前身として、大好きな宝塚のこと、これまで観劇した作品について語っています。

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