怪演、快演!天彩峰里の「今」!:宙組『カジノ・ロワイヤル ~我が名はボンド~』千秋楽感想

昔、こんな記事を書いたことがありました。

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この時、メイちゃんに似合いそう!と書いたのが、他でもない「天彩峰里(みねり)さん」。スター揃いの100期生で入団し、星組に配属。キュートでどこか負けん気の強そうな、等身大の「現代的な女子」を演じたら右にでる者はいないのでは?とメイちゃんが似合いそうだなぁと思ったのが懐かしいです。

目次

ヒロイン街道まっしぐら!星組から宙組へ

真風さんのパーソナルブックで、女子高生役で登場したのも納得!

スカイステージで撮影風景を見ても、真風さんの余裕のリードに本当に恥ずかしそうにモジモジしているみねりちゃんが可愛く、素顔も現代的でまだどんな役の方向性にも染まっていない感じで期待したいなぁと思っていました!

こちらのパーソナルブックの撮影風景ですね、みねりちゃんが相手役として登場したのは(*’▽’)たしかDVDに撮影風景が収録されていたような…!

2017年に宙組へ組替え。「天は赤い河のほとり」では新人公演ヒロインもつとめ、これからがますます楽しみに!それからも、幾度も小劇場でヒロインをつとめどんどん大人の魅力も備えていって…。私のイメージであった「現代的な女子高生」はいつしか過ぎ去り、すっかり歌に定評のある可愛いだけじゃない色気のある娘役になっていた天彩峰里さん。

この作品も気になる!みねりちゃんの舞台人としての幅が広がった役じゃないかな。

だからこそ、突如として出た彼女を取り巻く報道には、正直本当に衝撃を受けました。

でも、真実は本人とごく近しい人しかわからない。いち宝塚ファンが、何が本当で何が偽りなのかは判断できません。

だから私自身は、その舞台姿を観ることで彼女の「今」を感じよう、と久しぶりに天彩峰里さんを宙組『カジノ・ロワイヤル ~我が名はボンド~』千秋楽ライブ配信でじっくりと観させてもらいました。

そして、思った。

すごい、いいやん!みねりちゃん!

意識しなくても、ついつい目で追ってしまう!そして、「早く登場しないかな」と舞台上への登場を常に待ってしまう、そんな存在!!これが、私が感じた「今」の舞台人、天彩峰里でした。

彼女にとっては、どうなんだろう?こういう強くて色気があって大人っぽく、でもどこか抜けていてチャーミングで情に厚い…。等身大で演じられたんだろうか?小池修一郎先生は、こういうエンターテイメント性のある作品では「当て書き」するような印象があります。

だから、もしかすると小池先生には、みねりちゃんのことが「こう」映っているのかもしれないね…!

怪演、快演!みねりちゃんの「アナベル」!!

私、今作のみねりちゃんのアナベルすごく好きやったな~!何せ、思いきりがいい!紫の髪、ちょっとキツめのメイク、ハードめな衣装をさらっと着こなし始めは、色気と大人っぽさを前面に押し出した役作りなのかな~、と思っていたら…全然違うやん( *´艸`)

ちょっとドジだったり、情に厚かったり、でもめちゃくちゃドスがきいてて怖かったり急に泣いて弱々しかったり…面白さもきちんと魅せてくれる!

目が離せない、まさに怪演!

次はどんなことしてくれる?アナベルってどんな人?ってものすごく興味の湧くみねりちゃんのお芝居でした。桜木みなとさんのコンビもすごく似合ってたなぁ…!!

ヒロイン続きだったみねりちゃんにとっては、もしかするとアナベルというお役は少し違和感があったのかもしれない。でも、アナベルみたいな役に真正面から真摯に向き合い、きちんと舞台上で役割を果たす生き生きとしたみねりちゃんのお芝居にいつの間にか惹きこまれていました。

まさに快演!

天彩峰里のこれから…

こういうお役を経たみねりちゃんは、これからどんな役でも我が物にできるスキルとメンタルを手に入れたんじゃないかな、それって舞台人としてすごく幅が広がる夢のあることですよね。

伝統的な宝塚の娘役らしく可憐に寄り添うのも素敵だけれど、やっぱり私は「自分でも輝く!」そんな娘役さんが素敵だなと思う!だからこそこれからの彼女の舞台姿も、とても楽しみだなと思いました!

みねりちゃんのこれからの活躍も楽しみにしています!!

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宝塚ファン歴20数年、福岡在住、このブログを運営しているnaomiです。

このブログは、アメブロで2011年に開設した「TAKARA座」を前身として、大好きな宝塚のこと、これまで観劇した作品について語っています。

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