雪組公演「ベルサイユのばら」とても好評なようですね!
皆さまの感想を読ませていただくだけで、彩風咲奈さん、夢白あやさん、朝美絢さん、そしてそれぞれのキャストがもうぴったり…!というのが伝わってきます。
令和のベルサイユのばら。フェルゼンとマリーがダンスする姿が映し出されたピンクの華やかなポスターの時点で、期待が高まっていましたが、この番組を観て改めて、ベルサイユのばらの凄さを、そしてそれに関わった方たちの並々ならぬ想いを感じて「やっぱり、ベルばらって凄い…!」と思ったのでした。
宝塚歌劇『ベルサイユのばら』50周年記念 特別番組「宝塚歌劇とベルサイユのばら~半世紀の歩み、そして明日へ~」
『ベルサイユのばら』50周年を記念し、これまでの歩みを振り返ります。初演時からの貴重な映像・資料の他、初演スタッフとして今日に至るまで同作に携わってきた脚本・演出の植田紳爾をはじめ、音楽・吉田優子、振付・尚すみれにそれぞれの視点から見た『ベルサイユのばら』の魅力、公演エピソードなどをインタビュー。また、今年の5~6月に開催された『ベルサイユのばら50』に出演した元トップスター・トップ娘役23名のコメント、同公演に特別出演し、オスカルとアンドレを演じた専科の凪七瑠海と水美舞斗のトークをお届けします。
【出演者】
彩風咲奈、凪七瑠海、水美舞斗/植田紳爾、吉田優子、尚すみれ/初風諄、榛名由梨、鳳蘭、安奈淳、麻実れい、日向薫、紫苑ゆう、安寿ミラ、涼風真世、一路真輝、麻路さき、稔幸、香寿たつき、和央ようか、湖月わたる、星奈優里、彩輝なお、朝海ひかる、水夏希、白羽ゆり、凰稀かなめ、龍真咲、朝夏まなと
この番組が、思った以上に凄くて何気なく観だしたら、止まらなくなりました!
改めて並ばれると、本当に凄いキャストですね…( ゚Д゚)
まず、ご高齢の植田先生のなんと矍鑠とした姿。ベルばらの初演からこの作品に携わってきた植田先生ならではの視点で語られるエピソードは、とても貴重なものでした。
数々の名場面を当時のスタッフやキャストと共に、模索しながら生み出してきたこと。
再演が繰り返される中で、時代に合わせてチャレンジ・進化してきたこと。
そして、「令和のベルばら」のこと。
言わずと知れた宝塚の「重鎮」ですが、周りへの感謝の言葉を何度も述べられ、観客への謙虚な姿勢を示された姿が印象的でした。
そして令和のベルばら、「同じことを繰り返すのではなく、新たなことにチャレンジしたい!」と客席降りのことを思いついたのだそう。
その反応にワクワクされている様子でした。
その客席降り、すごく好評みたいですね…!
ずっとチャレンジャー、植田先生。
これから続いていく演出家にも、ここにきて、チャレンジすることを恐れない姿勢を示されているのだろうなぁと感じます。
さまざまな視点からベルばらに対する熱い気持ちを語ってくれましたが、その中でも特に心に残った言葉があります。
それは、「ベルばらは、宝塚歌劇の宝物の作品」。
活躍した年代も、持ち味もそれぞれ異なる歴代スターたちの共通する想いが、「宝物」という言葉に深くこめられていてジーンとしたなぁ(/_;)
初演から積み上げてきた世界観、様式美、型、そして台詞やストーリー。もちろん、お衣装や舞台装置に至るまで、宝塚歌劇の要素「全て」が詰まっているということでしょう。
なぜそこでその台詞が発せられるのか、なぜこの場面があるのか、然るべきところに然るべき言葉や動き、展開がありストーリーが全てつながっている。
そういう視点で観たことがなかったので、新鮮でした。
私も、何度か映像ではありますがベルばらを観ています。
そして、ずっと前からベルばらを全巻(別冊まで)持っていて何度か読んでいるんですよね。
私が持っているのは、渋い表紙の方ですが(*^^*)
今は化粧ケースが付いていて、レトロ可愛い!
これまで実は「ベルばらが好き!」とハマったことはなかったのですが、やはり漫画のストーリーに惹きこまれ、宝塚の舞台で繰り広げられる劇画の世界の美しさにも特別なものがあるなぁと感じていました。
でも、この特番を観て、その時々で命を懸けて演じてこられたこの作品の歴史、積み重ねた時間とスターたちの凄味をひしひし感じたし、それを令和のこのタイミングで咲ちゃんやあやちゃん、あーさたちが引き継いでいることも、とても感慨深いなぁと…。
この番組を観たうえで雪組公演「ベルサイユのばら」を観ると、余計にその素晴らしさを実感できるだろうと思います!今からライブ配信が、とても楽しみです(*^^*)
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