宝塚歌劇団が「5組」ある意味

2024年1月号の宝塚GRAPH、ごらんになった方も多いのではないでしょうか。

私も、定期購読している宝塚GRAPH、欠かさず毎号読んでいます!

毎年1月号って、すごく内容が充実していますよね。5組のトップコンビと組の顔となるスターさんたちがたくさん登場してとても見応えがあります。

そのなかでも、トップコンビのジェスチャーゲームのページがとても楽しくて…!

100周年以降の自組の作品や組子たちをジェスチャーで表すというもの。これ、何かほっこりするんですよね(*^-^*)

目次

トップスターはトップ娘役をどう表す?

特にそれぞれのカラーが出てるな~と思ったのが、トップスターがトップ娘役をジェスチャーで表すというもの。どんなジェスチャーだったか、覚えていますか?(*^^*)

【花組】柚香光×星風まどか

れいちゃんはうなずきつつ、優しく微笑みながらまどかちゃんへすっと両手を差し出す。

直球ですが、丁寧なまどかちゃんへの手の差し出し方が、れいちゃんっぽい(*^^*)

【月組】月城かなと×海乃美月

れいこさんが立っていて、その横に人の形をジェスチャーで表し無言で「あなたよ」って感じで表現。

「私の隣はあなたよ」って当たり前な感じでジェスチャーするの、キュンとするやん( *´艸`)

【雪組】彩風咲奈×夢白あや

咲ちゃんは「きゃはっ!」って感じで楽しそうに愉快なポーズを繰り出す( *´艸`)

普段のあやちゃんも明るい人なんだな~って思わせてくれる、咲ちゃんの可愛いジェスチャーいい!!

【星組】礼真琴×舞空瞳

こっちゃんは、足を爪先立ちにして細くて長~い脚を手で表現…、からの望遠鏡をのぞくくらいのちっささで手を丸くして、なこちゃんを覗きつつ、なこちゃんの小顔を表現!!(≧▽≦)

限りなく顔をなくして、足を伸ばすっていう、こっちゃんの表現力よ( *´艸`)

【宙組】芹香斗亜×春乃さくら

芹香さんが春乃さんを、シンプルに真っ直ぐに指さす

とてもはしゃげる状況ではない、誌面からもそれが伝わってきました。それでも、1月号の誌面にはやはり5組載るもの。誌面を見て複雑な心境。

2ショットも、組カラーやトップコンビの雰囲気がいい

5組トップコンビの2ショット写真も、ポーズにそれぞれのカラーがあるな~と思いました。

花組は、れいちゃんが柔らかく微笑む肩に、まどかちゃんが両手を重ねて微笑む!

月組はうみちゃんに、れいこさんが顔を寄せて大人な表情(*^^*)

雪組は余裕の表情で微笑む咲ちゃんの肩に、あやちゃんが手を添えながらキリっとした表情でこちらを見据える!

星組はこっちゃんとなこちゃんが背中合わせで寄り添い、同じ方向を(こちらを)見て優しく微笑む(*^^*)

宙組は抑えた表情の芹香さんの肩を、優しく抱くように春乃さんが微笑む。

ポーズはきっと、カメラマンさんからのアドバイスもあるだろうけれど、トップコンビで決めることもあるんじゃないかなぁと思います。

それぞれに、関係性やその時の気持ち、組のカラーが出ていて…。

それを110周年スペシャルポートレートでも感じたのでした。

宝塚歌劇団が5組・専科がある意味とは…

宝塚歌劇団が5組ある意味、それは「それぞれの個性」を最大限輝かせるため。

私はやっぱり、結局そこに想いが至ります。

もちろん年間を通してクオリティの高い舞台を興行するため、商業演劇として成立させるために5組必要だという視点もあると思います。

でも、やはり宝塚歌劇団の伝統を守りながら、新たなチャレンジをして可能性を広げるため。やっぱり4組ではなく5組、そして少数先鋭「専科」が必要なのでしょう。

次々に生まれるスターたちが、個性を活かして舞台で輝くために。

5組、そして専科に分かれることで、それが実現しやすくなるかもしれない、と思います。

私が宝塚歌劇の存在を知り、宝塚ファンになったのが1999年。

宙組が生まれたのが1998年。

私が宝塚を知った時には、すでにもう5組と専科でした。

その時のイメージは、こんな感じ。

花組:華やかで熱い!(愛華みれ×大鳥れい)

月組:現代的で先進的!(真琴つばさ×檀れい)

雪組:クラシカルで端正(轟悠×月影瞳)

星組:ノーブルで美しい、ダンスも素敵(稔幸×星奈優里)

宙組:歌が巧すぎる、未知数でフレッシュ!(姿月あさと×花總まり)

一般的に言われている組カラーとはイメージが異なっていましたが、その時代のトップコンビやスターさんたちの持ち味が重なって、こんなイメージをもっていたんですよね。

宝塚ファンなりたての私は、この時「5組のなかで、特に好き!というお気に入りの組ができそう」と…。そしてそれが宝塚の楽しいところだなぁと思いました。

東京宝塚劇場の外観に、5つの星

2001年にリニューアルし開場した、東京宝塚劇場。

今年の6月観劇旅で東京宝塚劇場を訪れた時、初めてしっかりとその外観を眺めました。

その時、見つけてしまった。

「5つの星」を…。

それを観た時、あぁ、宝塚歌劇団はやっぱり5組でひとつなんだと…。

物言わぬ、東京宝塚劇場が私にそっと語りかけてくるようでした。

宝塚歌劇団には、5組と専科の「良い」伝統とカラーを「真の意味」で守り、魅力を開花できる環境づくりに尽力したもらいたい。その時改めて、心から思いました。

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宝塚ファン歴20数年、福岡在住、このブログを運営しているnaomiです。

このブログは、アメブロで2011年に開設した「TAKARA座」を前身として、大好きな宝塚のこと、これまで観劇した作品について語っています。

筆者の詳しい自己紹介はこちら→https://takaraza.com/profile

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