今日のタカラヅカニュースで、宙組公演の稽古場風景が流れました。
明日は、ついに時計の針が止まっていた宙組公演『Le Grand Escalier -ル・グラン・エスカリエ-』の初日ですね。宝塚大劇場周辺は、初日を控えてどのような状況なのでしょう。
マスク着用、ただならぬ気迫を感じる稽古場風景
トップコンビ、そして組子の皆さんも全員「マスク」を着用され、お稽古に励んでおられました。
黒やグレーなどのマスクを着けたまま、歌い踊る宙組生たち。
マスクが激しく「ぺこぺこ」するくらい、熱唱されていました。
あんなに歌って踊って、マスクをしたままでは息苦しかろう。
そう思いましたが、感染対策という意味合いだけでなく、舞台上以外で素顔を見せるのが怖い、表情を読み取られたくない、そんな精神面からの対策もあったのかもしれません。
笑顔はおろか、表情すらわからない状態でしたが、お稽古場に漂う、ただならぬ気迫だけは、ひしひし感じました。
使われている楽曲は、聴きなじみのあるまさに宝塚歌劇の名曲ばかり…。
私の好きな曲、思い出の曲も歌われていました。
組を越えて(齋藤吉正先生の作品の曲も取り入れながら)構成されている、これまでにない本公演のショー。齋藤先生はどのような気持ちで、楽曲を選び、このショーを構成したのでしょう。
止まっていた時を動かすのは、容易なことではなかったと思います。まだ、くすぶるものもあるでしょう。
稽古場風景からは、さまざまな感情を振り払うように「舞台の幕を開ける」、そのことに集中している組子の皆さんの様子が伝わってきました。
オーソドックス、でも斬新な宙組ポスター
ポスターは、大階段をバックにしたトップコンビの姿。本当に大劇場の大階段で撮影されたのでしょうか、画像のテイストが斬新なポスターです。
真っ直ぐに前を見据える眼差し、目を閉じ胸に寄り添う表情、宝塚歌劇を象徴するような構図。
お衣装もヘアメイクも、とてもオーソドックスなもの。
このポスターが、他組に並び宝塚大劇場や東京宝塚劇場に貼られるのですね。
いつかまた、心から拍手できる日を願って
私が、久しぶりに宝塚歌劇の世界にどっぷりと戻ったのは、宙組の博多座公演「黒い瞳」で愛月ひかるさんに一瞬で魅了されたからでした。
それから、宙組の作品を映像ではありますがたくさん観るように…。
宙組の過去の作品に、涙したり、笑ったり、思い出がたくさんあることも確かです。
愛月さんが星組に組替えになり、ずっと私にとって心の故郷だった星組をまた熱く応援するようになり、大切な大好きな礼真琴さん舞空瞳さん「ことなこトップコンビ」に出会うことができました。
起こったことを受け止め、良き方向へ改革が行われ、前に進む。
言葉で言うのは易し、ですがその道のりは簡単ではないでしょう。
思うことは、その時々でこのブログで語ってきました。
批判も擁護もせず、ただ静かにこれからを「自分なりに」見守りたい気持ちです。
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