本日、雪組の集合日だったのでしょう。
退団者の発表がありました…。
あまりにも衝撃的で、何度もスマホ画面を観返してしまいました…。
「雪組」を象徴するタカラジェンヌが退団…
彩風咲奈さんは既に卒業を発表されていますが、時を同じくして、たくさんの雪組を象徴する方々も退団されることが発表されました…。
110周年、そして宝塚歌劇を代表する「ベルばら」で退団を決意されることは、タカラジェンヌの鐘が鳴るタイミングとしてあり得ることかもしれません。
でも、あまりにも残念。
これからの雪組で、さらに輝くはずの方々だったと思います。
2024年10月13日(雪組 東京宝塚劇場公演千秋楽)付で退団
彩風 咲奈 -すでに発表済-(93期)
野々花 ひまり(99期)
希良々 うみ(100期)
有栖 妃華(102期)
聖海 由侑(103期)
ひまりちゃん、福岡県出身で勝手に親近感をおぼえていた雪組を代表する娘役さん。先日かちゃさんとの公演でヒロインを生き生きと演じ、存在感をさらに増していました。
ベルばらでは、ロザリーを演じます。数々の娘役トップに匹敵する方々が演じてきた、伝統的な娘役。優しくて素朴で、ひまりちゃんにぴったりです(/_;)
うみちゃんは、パッと目を惹く容姿と芝居巧者ぶりにいつも印象に残る娘役さんだなぁと思っていました。シティハンターでは、彩みちるさんのお役を新人公演で演じ、凄く上手で注目して観ていました。先日の全国ツアーでも、堂々とあーさとお芝居されていましたね。
有栖妃華さん、歌も上手だし均整のとれたクラシカルな美しさが印象的な娘役さん。タカラヅカニュースでも大活躍です。落ち着いた台詞回しや佇まいも、これからの雪組に頼もしい存在だと思っていました。退団が本当に惜しい…。
聖海さん、ぱっと目を惹く華やかさでこれからが楽しみな男役さんでした。
103期だったのですね…。103期、どの組からもどんどん退団されていきます…。
2024年5月21日付で退団
一禾 あお(102期)
清見 ひかり(109期)
一禾あおさん。もう、言葉がありません。もう一度、宝塚の舞台に立つことなく退団されることになりました。
さまざまな覚悟のうえで、あの文章を出されたのでしょう。
大好きな舞空瞳さんと、同じ102期生だった。
102期生は特に、これからの舞台で輝ける逸材がたくさん在籍していると思っています。こういう形で退団しなければならなくなったこと、何というか、もう本当に言葉がありません。
清見さんは、109期生。
初舞台を踏んですぐの男役さんですね。どのような想いで、この時点で退団を決意されたのでしょうか…。
寂しい。110周年「ベルばら」
力強く歩みを進める彩風咲奈さん、夢白あやさん、朝美絢さん。そして、彼らとともに前に進む雪組。
その中でも、中堅で存在感を放つ大きな大きな存在であるタカラジェンヌが、多数退団を発表されました。
時代が、大きく変わろうとしています。
これからを楽しみにしたい方々が、次々に退団していく…。
やはり、宝塚歌劇団という場所は「変わらなければならないこと」が山積みなのだと感じます。
そして、宝塚の長い歴史のなかでも分かっていたことですが、特に娘役さんにとっては「宝塚の娘役として輝ける時間はごくわずか」なのだと感じます。
培ってきた「娘役芸」は、一朝一夕では醸し出せないエレガントさ、美しさ、華やかさ、そして輝きに満ちています。
110周年のベルばらは寂しい気持ちが交錯する作品になりそうです。
それでも、退団者の方々にとって「この公演で退団を決意してよかった」と思えるような、素敵な令和版ベルばらになることを心から期待しています。
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